飲食業界に勤めて10年以上になるどらかめですが、これまでブラック企業と言える飲食店にいくつも出会ってきました。
月の残業が200時間を超えるパティスリーや、面接時とは程遠い休日・給与など、入社後にブラックだったと気づく経験をした人も多いはずです。
そこで本記事では、ブラック飲食店の特徴や避けるためにやるべきことを徹底解説していきます。
飲食店への就職を目指している人や、既にブラック飲食店で働いていて、どうにかしたいと考えている人に向けた記事となっています。
一緒にブラックな環境から脱出しましょう!
厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、などと言われています。
引用:厚生労働省
このような企業に就職してしまった場合の対応としては、第一義的には会社に対して問題点の改善を求めていくことが考えられます。
ブラックすぎる飲食店の7つの特徴
まずは、ブラックな飲食店で見かける特徴を7つ解説していきます。
ブラックと言われる飲食店の特徴は様々ですが、多くの人にとってブラックと感じるシーンは以下の通りです。
これから詳しく紹介する7つの特徴にあてはまる飲食店には入社しないように気を付けましょう!
長時間勤務・深夜勤務
飲食業界が「ブラック」と評される理由の一つとして、特に長時間の労働や深夜勤務が挙げられます。
この業界では、多くの飲食店が仕込み作業などにより営業時間外も労働時間が長くなることが常態化しており、労働者にとって過酷な環境が続いています。これにより、労働者は身体的にも精神的にも大きな負担を強いられています。
特に、睡眠不足やストレスが蔓延する環境では、安全衛生管理の欠如やサービスの質の低下といった問題が生じやすく、企業としての信頼性もおのずと低下します。こうした状況は、結果的に飲食店経営にとって大きなリスクとなり得ます。
パティスリーの営業時間は10:00~19:00でしたが、勤務時間は6:00~22:00と16時間近くありました
このように、一概に営業時間だけではわからないのが現実です。
どらかめが経験したお店 | 営業時間 | 勤務時間(休憩1時間) |
---|---|---|
パティスリー(個人店) | 10:00~19:00(8時間) | 6:00~22:00(16時間) |
ショコラトリー(有名店) | 10:00~20:00(9時間) | 6:00~21:00(15時間) |
レストラン(有名店) | 11:00~23:00(12時間) | 8:00~21:00(12時間) |
カフェ(改善前) | 12:00~24:00(12時間) | 11:00~24:30(12.5時間) |
カフェ(改善後) | 11:30~22:00(10.5時間) | 10:30~20:00(8.5時間) |
ぼくの場合は、カフェではマネージャーという立場もあり、会社に働きかけて最終的には労働時間を減らすことができました。
しかし大手企業などでは、なかなか体制を変えることは難しく、ある程度は長時間労働になると覚悟してから入社する必要があると言えますね。
長時間労働がイヤなら環境を変えるという点が最も重要です!
また、居酒屋などの深夜に営業している飲食店では深夜勤務になる確率も高く、当たり前のように規則正しい生活を送ることさえ難しい状況になってしまいます。
深夜に行われる仕込み作業は比較的少ないため、深夜営業がいやな場合は営業時間をよく確認しましょう。自分に合った働き方を見つけることが、より充実した職場環境を築くための第一歩です。
給料が低い・残業代が未払い
飲食店は他の業界に比べて労働時間が長いにも関わらず、給料が低い傾向にあり、高収入を目指すのは難しいのが現状です。
帝国データバンクの2024年9月のデータ(最低賃金と採用時の最低時給に関する企業の実態調査(2024年9月))では、採用時の最低時給が全体の平均と比較すると¥116低く、飲食業界の給料が低い傾向にあることがわかります。
さらに、2024年の最低時給と比較しても4円低くなる結果となり、最低時給はかなり低い業界となることがわかります。
また、正社員の数値では、大手転職エージェントdodaによる業態別に平均年収調査の結果は以下のようになっています。
業界 | 平均年収 |
---|---|
メーカー | 466万円 |
金融 | 469万円 |
総合商社 | 464万円 |
IT/通信 | 446万円 |
メディカル | 408万円 |
建設/プラント/不動産 | 432万円 |
インターネット/広告/メディア | 423万円 |
専門商社 | 424万円 |
サービス | 377万円 |
飲食 | 353万円 |
企業によって給料は異なりますが、飲食店は難しいスキルや能力は必要ないと考えられることが多く、アルバイトでも回せるように仕組み化されているため、人も集まりやすくわざわざ高い給料を払う必要はありません。
また、「厚生労働省 令和5年賃金構造基本統計調査」から飲食業界での年齢別平均年収を見ても、他業界と比べて、年齢を重ねても給料が上がらない傾向にあります。
年齢 | 宿泊業,飲食サービス業 | 製造業 | 情報通信業 | 運輸業,郵便業 | 卸売業,小売業 | 不動産業,物品賃貸業 | 生活関連サービス業,娯楽業 | 教育,学習支援業 | 医療,福祉 | |
賃金(月収) | ~19歳 | ¥187,500 | ¥189,600 | ¥201,000 | ¥200,500 | ¥185,100 | ¥182,700 | ¥187,200 | ¥180,300 | ¥178,300 |
20~24歳 | ¥211,000 | ¥214,400 | ¥241,700 | ¥229,100 | ¥243,400 | ¥237,000 | ¥216,200 | ¥233,900 | ¥236,800 | |
25~29歳 | ¥238,900 | ¥247,200 | ¥293,100 | ¥253,800 | ¥276,100 | ¥281,700 | ¥252,500 | ¥276,900 | ¥273,500 | |
30~34歳 | ¥261,100 | ¥281,700 | ¥345,600 | ¥281,800 | ¥302,100 | ¥323,400 | ¥288,600 | ¥342,800 | ¥299,000 | |
35~39歳 | ¥296,800 | ¥321,800 | ¥403,300 | ¥302,100 | ¥329,700 | ¥382,500 | ¥313,400 | ¥383,600 | ¥330,700 | |
40~44歳 | ¥314,700 | ¥351,000 | ¥441,400 | ¥326,200 | ¥374,200 | ¥408,600 | ¥347,400 | ¥439,500 | ¥366,800 | |
45~49歳 | ¥325,600 | ¥377,900 | ¥487,200 | ¥332,700 | ¥408,100 | ¥452,100 | ¥360,700 | ¥476,400 | ¥378,200 | |
50~54歳 | ¥339,600 | ¥406,500 | ¥493,400 | ¥330,800 | ¥425,300 | ¥482,600 | ¥375,200 | ¥511,300 | ¥418,000 | |
55~59歳 | ¥328,700 | ¥426,500 | ¥519,900 | ¥329,200 | ¥435,700 | ¥493,100 | ¥377,500 | ¥533,900 | ¥447,700 | |
60~64歳 | ¥281,300 | ¥310,900 | ¥382,500 | ¥280,700 | ¥326,400 | ¥338,200 | ¥282,500 | ¥493,200 | ¥431,900 | |
65~69歳 | ¥249,000 | ¥258,000 | ¥286,300 | ¥240,100 | ¥330,600 | ¥240,900 | ¥227,200 | ¥438,600 | ¥433,300 |
最も平均値が伸びる金融・保険業と比較すると年齢の変化に応じて収入格差が明確になることがわかりますね。
パティシエや料理人のような技術を必要とする仕事でも、そもそも飲食店の利益率が低すぎるため給料を多く払うことは難しいと言えます。
また、飲食店は来店状況や従業員の欠員などで残業をする機会が多いですが、残業という概念すらない企業も多く、問題となっています。
ぼくがパティシエの時には残業200時間で残業代が0円でした、、そもそも残業という考え方がない所も多いですね。
店長の長時間のサービス残業
飲食店の店長は業務量が多く、長時間のサービス残業を強いられるケースは珍しくありません。
実際にどらかめも店長・マネージャーとして飲食店を7年以上経験してきました。
- アルバイトの採用/教育
- 接客や調理
- 食材・備品の管理
- 商品開発
- イベント企画
- メニュー構成・作成
- シフト作成
- 売上管理
- 日報・月報
- 本部会議
上に書いたことは店長の基本業務ですが、会社によっては他にも沢山の業務が発生することもあります。
これらの業務を営業時間内で終わらせるのはそもそも難しく、店長は長時間残業を強いられる場合があります。
特に、店長以外の従業員がアルバイトの場合は、残業しなければいけない場面が多くなると覚悟しておくべきでしょう。
こんなに多い仕事をどうこなしていたの?
メニュー開発や教育は暇な時間に終わらせて、事務作業系は別で時間をとってやっていたかな、、
パワハラ・暴力が横行している
パワハラや暴力が横行している飲食店は少なからず存在するので、入社しないように注意しましょう。
実際に、パティシエの頃はパワハラや暴力が多く、周りに話すと引かれるようなことも結構ありました。
- 遅刻したら強制坊主
- 入社したら全員坊主
- 凍ったクッキー生地で殴られる
- 仕事が遅いと睨まれる
- 朝出勤しただけで睨まれる
- 退勤後に強制的に付き合わされる
- アルコールでズボンを燃やされる
某有名ホテルでは、面接時に衛生面について何気なく聞くと、嫌味な笑顔で「うちは全員入社したら坊主だからその辺わかっているよね」と言わた経験もあります。
今時坊主を強制するとか部活でもあんまりないよ、、、
その他にも、アルコールスプレーを下半身に大量にかけられ、その後火を付けられたのは本当に驚きました、、、
特にキツかったパワハラ
当時、5年先輩のUさんは理由もなく睨んでくるような、いわゆる田舎のヤンキーのような先輩でした。「コーヒー奢れ」や「凍ったクッキー生地で殴ってくる」などありましたが、最もありえない!と感じたのがアルコールで足を燃やされたことです。
そんな輩をサブチーフに配置するオーナーにも理解が出来ず退職したことを今でもハッキリと覚えています。
幸いにも火傷などは負いませんでしたが、今でも忘れられないです
パワハラなどが問題視されている現在でも、パワハラを行っている飲食店は一定数存在するのが現実です。
現在パワハラにあっている人は早急に転職することを強くおすすめします。
休みが取れない
飲食店の多くは定休日が無い企業が大半で毎日のように営業する為、休みが取れない業態として有名です。
実際に、平成30年に厚生労働省が行った調査によると、全職種の平均休日数は107.9日にも拘らず、飲食サービス業は97.1日という結果が出ました。
土日祝が完全に休みの企業は年間120日程度の休日があるので、飲食業界は他の職種に比べて休みが取れないと言えるでしょう。
洗脳に近い研修がある
飲食店の中には洗脳に近い研修を行っている企業も少なくありません。
- 残業が当たり前と教えられる
- ここ以外の職場で働けないとののしられる
- 勤務開始時間より早く出社して掃除をさせられる
- 大声を永遠に出す朝礼をやる
- 会社の経営理念などを叩き込まれる
- 頻繁に膨大なレシピ、接客のテストが実施
上記のような研修を行っている飲食店もあるので、絶対に入社しないようにしましょう。
研修に関しての不安があるのであれば、面接の際にどのような内容の研修を行うのか確認しておくことをおすすめします。
外国人労働者数が増加している
帝国データバンクの調査では、外国人を採用している企業の比率が飲食店では44%となっており、最も高い結果となりました。
最近ではコンビニなどでも採用が増えていますが、飲食店がダントツで増えていることがわかります。
特に飲食業界は他の職業と比べて重労働であり、学生アルバイトなどの労働力が減少しています。そのため、企業は人手不足を補うために外国人労働者を多く雇用しています。
外国人の方でも真面目に働く方も多くいらっしゃいますが、文化的なコミュニケーションで苦労する日本の従業員も少なくありません。
なぜブラックすぎる飲食店になってしまうのか?
それでは、飲食店がブラック企業のような働き方になってしまうのか解説していきます。
それでは一つずつ見ていきましょう。
営業時間外の業務量が多い
営業時間内の業務と営業時間外の業務を分けると主に以下のようになります。
このように、営業時間内はお客様の接客が主な業務になりますが、飲食店は他にもやることが多く、営業時間終了後すぐに退社することは難しいのが現状です。
お店が暇であれば他の業務を進めることもできますが、忙しい店舗では休憩時間や営業時間外を使って仕事を終わらせる必要がある場合が多く、
営業時間外の業務が多いことで、残業が増えてブラック企業化する飲食店が多いんです
混雑具合で業務量が大きく変わる
飲食店では、客足が多くなると業務量が急激に増加する特徴があります。特に、一部のメニューが予想を超えて注文されると、急遽追加の仕込みを行ったり、他の食材で代替することも珍しくありません。
さらに、食器を洗う量が増加したり、食材の在庫管理や発注作業も手間が倍増し、これらの業務は基本的に来店客数に比例して忙しさが増す仕組みです。
土日や祝日といった繁忙期には、業務の負荷が特に高まり、スタッフにとっては重労働となります。その結果、肉体的・精神的な疲労が重なり、かなり疲弊してしまいます。
カフェで働いていた時は土日は戦場のような忙しさでした、、、
人手不足になりやすい
飲食店は従業員を採用したとしても、離職率が高いので、蔓延的な人手不足になる傾向があります。
実際に令和2年に厚生労働省が行った「産業別入職・離職状況」の調査によると、飲食・小売サービスの離職率は15.6%と他の業界を差し置いて、No1の離職率となりました。
業界 | 離職率 | 入職率 |
---|---|---|
飲食業界 | 15.6% | 12.4% |
その他業界平均 | 7.7% | 8.2% |
また、離職率の15.6%に対して、入職率は「12.4%」と低く、飲食業界の人口がどんどん減っていることがわかります。
5人に1人が離職している飲食業界は、従業員が長く働くことができないだけでなく、新しく目指す人も減っているため、今後従業員の人手不足はますます深刻化すると言えます。
これから飲食店へ就職を考えているのであれば、従業員の勤続状態などを確認しておくことをおすすめします。
ブラック企業が多いからこそ、勤続年数が長いスタッフが多い職場を選ぼう!
利益の出にくいビジネスモデル
飲食店は他の業種・業態に比べて利益が出ないビジネスモデルになっていて、給料も低く抑えられている企業が多いです。
食品の原材料だけでなく人件費や物件費、水道光熱費など飲食店は必要な経費が非常に多く、利益率は10%あれば安定していると言われています。
飲食店の利益計算は主に以下の項目で考えられています。
- 食材費⋯⋯売上の30%~50%
- 人件費⋯⋯売上の10%~30%
- 家賃などの固定費⋯⋯20%~40%
- 利益⋯⋯5%~10%
飲食店では、FLコストが60%以内であれば、利益が10%程度出ると言われています。
F(食材費)+L(人件費)が売上に対して60%以下とするためには、人件費率・もしくは食材費を下げる必要があります。
F=食材費(キャバクラなどの水商売は極端に低い)
L=人件費(職人が多くいる個人店は極端に低い)
食材費は下げてしまうと味に明確に影響がある上、すでに日本の飲食店は熾烈な価格競争に突入しておりこれ以上下げることができません。
そこで、苦肉の策として人件費を抑えてバランスを保とうとします。
売上をあげようにも、一人で1時間に作れる価値(料理やサービス)には上限があり、一人当たりの利益は決まっているため、労働者に多くの賃金を払うことができないビジネスモデルなんです。
経費が大きく掛かり利益が出ないビジネスモデルの飲食店は、労働環境が悪くても給料が上がりにくく、ブラック化する傾向があると言えるでしょう。
実際に、Webマーケターの求人を見てみると500万~700万なんていう求人もゴロゴロありますね!
ブラック企業で働くリスク
ブラック企業で働くリスクは軽視できず、長時間労働や低賃金、不規則な労働環境が主な原因です。
こうした企業では残業が常態化しており、残業代が支払われないことも少なくありません。労働者は休日が少なく、メンタルヘルスの問題が増加します。
さらに、会社全体のコミュニケーションが不足しており、相談する場所がないことも多いため、自身の労働環境を見直すことが必要になります。
健康への影響
ブラック企業での長時間労働は、肉体的な疲労だけでなく、健康そのものに致命的な影響を与えます。
常に高い業務負荷と低い労働環境は、慢性的なストレスや過労死(いわゆる「過労死」)のリスクを増加させます。特に残業が多い場合、充分な休みを取ることが難しく、体のリカバーが困難になります。
例えば、休日がほとんどない状態では、休息不良からくる健康問題が悪化する可能性があります。したがって、従業員の健康管理が軽視されるブラック企業は見分ける能力が重要です。
メンタルヘルスの悪化
ブラック企業での労働環境は、メンタルヘルスの悪化にも直結し、長時間勤務や不規則な労働時間が続くと、精神的な疲労が蓄積しやすくなります。
さらに、相談しにくい環境や、職場でのハラスメントが多いことも特徴です。これにより、職場での安心感が低下し、精神的なプレッシャーが常に付きまとうことが増えます。
メンタルヘルスの悪化は、仕事のパフォーマンスにも影響を与えるため、最終的には悪循環に陥ることになります。従って、ブラック企業での労働から早期に脱却するためには、職場環境の見直しと適切な相談が必要です。
労働環境の改善が見込めない場合の対処法
もし労働環境の改善が見込めないブラック企業で働いている場合、迅速に行動することが重要です。その上で、労働基準監督署や労働組合といった専門機関に相談することが有効です。
さらに、状況が改善しない場合は、転職を積極的に考えることが賢明です。
新しい職場を選ぶ際には、企業の健康管理やメンタルヘルスケアに対する取り組みを慎重に調査し、良好な労働環境を提供する会社を見極めることが重要です。このようにクロス分析を行うことで、より良い職場を見つけることができるでしょう。
ブラックすぎる飲食店に入社した場合の対処方法
ここからは、過去のぼくのようにブラック飲食店に入社してしまった場合の対処法を3つに厳選して解説していきます。
既にブラック飲食店に入社していて後悔している人は、これから紹介する対処法を実践してみましょう。
労働基準監督署に相談する
最初に考えて欲しいのが労働基準監督署に相談することです。
労働基準監督署とは労働に関する法律を守らない企業を取り締まる機関なので、現在の職場で理不尽な対応を受けているのであれば、労働基準監督署への相談を検討しましょう。
相談方法は、家の近くの労働基準監督に足を運ぶだけで大丈夫です。電話でも相談できるので、足を運ぶ時間がないのであれば、一度電話することも検討してみましょう。
ただし、これからも飲食業界で働きたい人や、会社に対してそういった行動を起こすことが怖い人にはおすすめしません。
精神的にも自分の評判にもダメージがあるし、時間もかかるので、そこまでするよりもさっさと転職してしまう方が早いです。
ぼくも、やっぱり言えなくてすぐに転職活動してしまったなぁ
ホワイトな会社・業界に転職する
二つ目に紹介するのが、ホワイトな会社・業界に転職してしまうことです。
辛いならブラック飲食店で永遠に働き続ける必要はなく、ホワイトな会社や業界に転職するという選択肢も視野に入れましょう。
実際に、飲食業界でもホワイトな会社は多く存在し、「びっくりドンキー」や「スターバックス」などの企業は飲食業界でもホワイトだと言われています。
ホワイトな飲食店を探すのも、思い切って他の業態に転職するのも選択肢としては間違っていないと言えます。
実際に、ぼく自身も転職をすることで年収500万と飲食店の平均年収よりも大きく上回る金額を貰いつつ、残業も月に20時間程度に抑えることができました。
今では、残業20時間でも長いと感じるほどになりました
飲食店の洗脳が解けてよかったね!
「パティシエの平均年収と給料を上げる方法とは?月収45万の現役パティシエが徹底解説!」では具体的に年収を上げた方法について解説しています。
それではここからは、ホワイト飲食店の特徴とホワイトな業界を簡単にまとめておきます。
ホワイトな飲食店の特徴
ホワイトな飲食店の特徴は、下記に当てはまる企業になります。
- 残業代がしっかりと出る
- 従業員の数が足りている
- 職場の人間関係が良い
- 営業時間が長くない
上記の特徴に当てはまる飲食店はブラック化しない可能性が高いので、覚えておきましょう。
ただし、注意点として求人票に書いてある情報が正しいとは限りません。実際にぼくも若い頃には面接とは条件が全く違った経験があります。
条件 | 面接時 | 入社後 |
---|---|---|
勤務時間 | シフト制で1日8時間 | シフト制なし・1日14時間 |
給料 | 手取り22万以上 | 手取り18万 |
休日 | 月に8日間 | 月に6日 |
こういった悪徳なブラックな採用は有名店でも普通にやってきます。
ですので、転職エージェントを利用してブラック企業を徹底排除した転職活動を進めることをおすすめします。
- 転職サイトと転職エージェントの違い
- 確かな「情報」を取り入れ、ブラック企業とサヨナラできる
- 自分にあった企業を探してくれる
- 書類審査、面接の通過率を高めてくれる
- 利用料が無料
かなりメリットがある上に無料で使えるので、転職を考えている人は必ず登録しておきましょう!
詳しく知りたい時は「失敗しない飲食店転職」で解説していますので参考にしてみてください。
ホワイトな業界の例
ホワイトな業界は沢山ありますが、最もおすすめなのは「WEB業界」や「事務」です。
WEB業界は在宅ワークやフレックス出勤制度を導入している企業が多く、自由に働ける環境が整っている場合が多いです。それだけでなく、土日祝は完全に休みになっている企業が大半なので、しっかりと休息を取ることもできます。
Web業界では、未経験転職の場合、年齢が30代を超えるとなかなか難しいですが、20代であればまだまだチャンスはあります。
dodaなどの大手転職エージェントに登録すると、試しに多くの求人検索ができるため、おすすめです。
一度面談をすることで、自身のキャリアの可能性が見えてくるため、ぜひ一度気軽に面談をしてみることを推奨します。
また、事務のお仕事は低収入になる傾向がありますが、残業が少なく定時で帰宅できるというメリットがあります。
少し給料が減ってでも、労働時間を減らして自由な時間を増やした働き方をしたいと考えている人は、事務の業界も選択肢の1つと言えるでしょう。
弁護士に相談するメリット
弁護士に相談すると、有料で費用が発生しますが、会社に損害賠償を求めることができます。
例えば、未消化の有給休暇や不当な扱いに対しての慰謝料などを請求することが可能です。はっきりと会社から金銭的な補償を受けることができる場合は、弁護士に相談することをおすすめします。
有料で弁護士に依頼する価値があるか疑問を抱いている方は、無料のメール相談などを利用してみましょう。弁護士はあなたの権利を守るために全力でサポートしてくれます。
その上、法的な知識や専門的なアドバイスを提供してくれるので、安心して相談できます。大切な権利を守るためにも、ぜひ弁護士に相談することをお勧めします。
ブラックすぎる飲食店を避けるための見分け方
最後に、これから飲食店への就職を考えている人に向けて、ブラック飲食店を避けるための見分けるポイントを5つに厳選して解説していきます。
これから紹介する5つのポイントをしっかりと確認して、就職する飲食店を選定するようにしましょう。
それでは一つずつ解説していくね!
常に求人をかけている
常に求人をかけている飲食店はブラックの可能性が高いので、就職するのであれば注意が必要です。
常に求人をかけている会社は以下のような特徴が見て取れます。
- 業務量が多い
- パワハラが横行している
- 給料が極端に低い
- 従業員の離職率が高い
- ネットでの評判が悪く新しい人が入ってこない
一般的に、会社に問題がなければ、従業員の勤続年数は長くなる傾向にあります。
その点から急成長しているわけでもないのに常に求人をかけている飲食店は、何かしらの問題があると疑うべきです。
もし条件が良くて就職したいにも拘らず、常に求人をかけている状態なのであれば、一度お店に足を運んで問題点がないか確認することをおすすめします。
仕事自体は楽しいけど体力的にキツいなどのパターンもあるので、しっかりと見極めることが大切です!
残業について明確な規定がない
残業や労働時間について明確な表記がない飲食店は、かなり残業がある可能性が高いので注意しておきましょう。
一般的な労働環境の企業では、残業時間を募集要項に掲載している企業がほとんどです。
しかし残業について規定がない企業の場合は、募集要項に残業の内容を明記していないケースが大半です。
とりあえず入社させてしまえば良いと考えている店舗もあるので要注意!
飲食業界では、暗黙の了解として残業時間を記載しないことも多いですが、怪しいと思ったら必ず面接で聞くようにしましょう。
その際に、悪い態度を取られたり、曖昧な回答が返ってきたら絶対に入社しないことをおすすめします。
みなし残業代制での採用
みなし残業制で採用する企業も、ブラックの可能性が高いので注意するようにしましょう。
みなし残業とは、賃金や手当ての中に、あらかじめ一定時間分の残業代を含ませておく制度のことで、一定の残業代を固定して支払う固定残業制度とも言われてます。
例えば「月30時間の残業を含む」などと雇用契約書に記載されている場合には、月30時間までの残業代は賃金とは別に残業代として支給されない賃金体系のことです。
労働問題弁護士ナビ
募集要項を見ると「残業ないでもみなし残業代の給料は発生します」というような記載があることが多く、みなし残業の制度がある場合は、残業が多い可能性が高いと言えます。
そもそも残業が多くない職場では、みなし残業制で採用をしないことが多いよね
みなし残業代制での採用を行っている飲食店に入社すると、指定されている「みなし残業時間」は残業することになると覚えておきましょう。
店長候補としての採用・独立歓迎
店長候補や独立歓迎を記載している飲食店も、ブラックの可能性があるので注意しましょう。
店長候補として採用されると、キャリアプランを理由にブラックな働き方を強いられる可能性があり、店長業務を覚えるために他の人より働き方が過酷になる可能性が高いです。
また、店長になれる保証はなく、店長になったとしても給料は大きく変わらないことも普通にあります。
目的もなく、店長になれるというだけで飲食店を決めるのは、絶対に辞めよう!
独立歓迎などの謳い文句で求人を行っている企業も、他の従業員より過酷に働かされる可能性があるのでおすすめしません。
それだけでなく、独立をする際に出資金を企業から借りて借金を負う状態になるなどの契約もあるので、安易に入社しないようにしましょう。
インターネットの口コミが悪い
働きたいと思った飲食店の口コミを見て、悪い評判が多いと感じるのであれば慎重に検討するようにしましょう。
ネット上には、以前に働いていた人の意見や感想が掲載されていることが多く、情報を収集することでブラック企業に入社してしまうことを防ぐことができます。
口コミが悪い飲食店は、教育や店舗を整える余裕がないほど激務の可能性があるので、入社しないようにしましょう。
ただし、ネットの情報を信じすぎず、転職エージェントなどにも相談することをおすすめします。
よくある質問とその回答
ここでは、ブラック飲食店に勤める人がよく疑問に思うことについて解説していきます。
- 残業代はどうやって請求する?
- 休日が少ない場合の対策は?
- ブラック企業からの脱出方法は?
残業代はどうやって請求する?
残業代の請求には、まず労働時間を正確に記録することが重要です。タイムカードや勤務表などの証拠となる資料を保存しましょう。その上で、会社の給与支給規定や労働契約において残業代の計算方法を確認します。
もし適切な残業代が支払われていない場合は、上司や人事部門にまず相談し、それでも解決しない場合は労働基準監督署に報告することが考えられます。最終手段として、弁護士に相談して労働審判や訴訟を検討することもできます。
休日が少ない場合の対策は?
まず、労働基準法では労働者には最低限の休日が保障されています。休日が少ないと感じる場合は、まず自分の労働契約や会社の規定を確認し、その上で人事部門に相談することをお勧めします。
場合によっては、労働基準監督署に相談して法的なアドバイスを受けることが可能です。また、転職を検討するのも一つの手段です。仕事と生活のバランスを保ち、健康で長く働くためには、適切な休日が非常に重要です。
ブラック企業からの脱出方法は?
ブラック企業に在籍していると感じたら、まずは自分の労働状況を冷静に評価することが重要です。
証拠となる資料やメールを保存しておくと、後々役立つことがあります。次に、信頼できる人(家族や友人、弁護士など)に相談し、支援を受けることが重要です。
また、転職エージェントに登録して新しい職場を探し始めるのも良いでしょう。転職を考える際には、その企業の評判や労働環境をよく調査し、再びブラック企業に入らないように注意することが大切です。
脱ブラック!ホワイト転職におすすめの転職エージェント
ホワイト企業への転職とひと言でいっても、「飲食でホワイト企業に転職する」「ホワイトな他業界に転職する」などで活用すべき転職エージェントは変わってきます。
「飲食からホワイト飲食への転職」・「他業界への転職」・「若手向けの転職」でそれぞれおすすめな転職エージェントの特徴は以下の通りです。
転職サービス | エージェントタイプ | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|
フーズラボエージェント | 飲食特化 | 飲食業界満足度No1! | 公式 |
itk | 飲食特化 | 1万件以上の豊富な求人数 | 公式 |
doda | 総合エージェント | 常時8万件以上の求人数と手厚いサポート | 公式 |
リクルートエージェント | 総合エージェント | 業界大手のエージェント | 公式 |
第二新卒エージェントneo | 若手向け | 高卒・専門卒に強いエージェント | 公式 |
未経験ナビ | 若手向け | 未経験職種でも探せるエージェント | 公式 |
それでは詳しくみていきましょう。
ホワイトな飲食店へ転職したい人向けの転職エージェント
飲食特化型の転職エージェントは飲食店の求人のみを持っており、良い条件で飲食業界へ転職したいひとにはピッタリ。
パティシエや料理人などの技術職向けの求人から、マネージャー職などの管理系の求人も多数あり、職人を続けながらホワイト企業に転職することも可能です。
さらに、飲食特化の転職エージェントは、飲食店へのリサーチも欠かさず行っているため、基本的にブラック企業は求人を掲載することができません。
私が利用した際にも、担当者自ら店舗に行き、実際の職場環境や働き方をチェックしてくれるため、安心できます。
飲食特化の転職エージェント詳しい体験談は「【体験談!】フーズラボエージェントで転職できる?登録から面談までの注意点と口コミや評判」で解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
また近年では、dodaなどに代表される総合エージェントでも飲食業界の求人が出ていることもあり、履歴書の添削サポートやキャリア相談がより充実している「総合エージェント」でも相談することをおすすめしています。
ぼくは特化型エージェント・総合エージェントで月収35万円以上の求人をいくつか紹介してもらえたよ♪
ただし、たくさん登録してしまうと管理が大変なので、「特化型2社」「総合・若手向け1~2社」くらいで十分だと思いますよ♪
飲食特化型の転職エージェントの中で、実際にぼくが使っておすすめできると思えた転職エージェントは以下の2つです。
転職サービス | エージェントタイプ | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|
フーズラボエージェント | 飲食特化 | 飲食業界満足度No1 | 公式 |
itk | 飲食特化 | 1万件以上の豊富な求人数 | 公式 |
それでは、ここから詳しく見て行こう!
【飲食特化】おすすめ転職エージェント①|itk inc,
おすすめ度
公式サイト : 【アイティーケー】
itkは、常時1万件以上の求人を保有する老舗の飲食特化転職エージェント。
itkの特徴をまとめると以下の通りです。
- 業界求人数No1
- 経験豊富なキャリアプランナー
- 履歴書・職務経歴書製作サービス
- 面接付き添い
- 内定後のアフターフォロー
飲食特化の転職エージェントとして、まず候補に入れたいエージェントです。
以前までは他の転職エージェントと比べるとサイトが使いづらい印象でしたが、サイトリニューアルによって、とても見やすい検索画面になっています。
さらに、経験豊富なキャリアプランナーの面接の付き添いなど、面接などで何を話したらいいか不安に感じる人にはピッタリです。
自分のアピールポイントをうまく伝えられないと不安な人は安心できるエージェントですね♪
\飲食店の転職に最適/
無料登録で安心サポート!
職人気質なひとにぴったり♪
【飲食特化】おすすめ転職エージェント②| フーズラボエージェント
おすすめ度
公式サイト:二つ目に紹介するフーズラボエージェントは、飲食特化の中で、最も勢いのある転職エージェントです。
給料が高い求人が多く、ホワイト企業を中心とした求人が多く、安心して転職先を選ぶことができます。
ぼくも転職活動の際に、月収35万円以上の求人を数多く紹介して貰え、職務経歴書の作成までまるっとおまかせもできるほどサポートが充実しています。
そんなフーズラボエージェントをおすすめする理由は以下の4つ。
- 常時5万件を超える業界最大手の全国展開求人
- 転職サポートが手厚い
- ブラック企業求人を徹底排除している
- 技術職や専門職の求人も多い
- 月収35万円以上の求人が多数ある
登録して使ってみた中で、専門職や管理職の求人バランスが良く、現場を続けたい人にとっては非常におすすめできると感じました。
全国の主要都市で求人検索をかけることもでき、全国から応募可能な点も評価が高いでしょう。
さらに、検索画面も非常にシンプルで使いやすく、紹介意外にも常時5万件以上の求人から自分にピッタリな求人を探すこともでき、色々な条件で求人をチェックしても面白いですよ。
また、求人サイトと比較して給料の高い求人が多いのもおすすめできる点です。
月収35万円を超える求人が多数あり、しっかりと稼ぎたいひとや家族がいるひとにとってはおすすめできる転職エージェントといえます。
パパは面談当日に遅刻したけど、優しく迎え入れてれたから安心して話せたんだって♪
ちょっ!それはひみつの約束でしょー!!
異業種・異職種への転職におすすめの転職エージェント2選
飲食業界経験者にとっては、キツい飲食をやめて他の業界や、同じ飲食業界でももっと安定した企業で働きたい!と考える人も多いでしょう。
確かに将来のことを考えると、家族としても一般企業で働いてくれた方が安心よね。
そんな飲食業界からホワイトな業界に転職したい人におすすめなのが、サポート体制の整った総合転職エージェントや他業界の特化型エージェントです。
総合転職エージェントだけでなく、行きたい業種がある場合、他業界の専門特化型エージェントも使うべきでしょう。総合転職エージェントよりも専門特化なので未経験OKな企業も多く登録しています。
- 大手企業からベンチャーまで幅広く求人を見ることができる
- 異業種転職は情報収集が想像以上に大変なため、転職エージェントで情報を集めるべき
- 必要なスキルの棚卸しや自分が転職できるのかハッキリと教えてくれる
- 不安に思うくらいなら専門家に聞いたほうが早い
【サポート充実!】総合転職エージェント|doda
おすすめ度
公式サイト:dodaは大手転職エージェントのひとつで、常時12万件以上の求人を保有している転職エージェントです。
飲食業界から転職したい人にはまず登録してほしい転職エージェントと言えます。
dodaがおすすめな理由は以下の4つ。
- キャリア面談やサポートが飲食特化型エージェントよりも丁寧
- 転職市場の流れや転職したい業界の情報を取り入れた転職活動ができる
- 探しやすい求人検索画面
- 項目に入力するだけで履歴書や職務経歴書が作れるサービス
- 企業からスカウトが来るサービス
大手転職エージェントなので、求人数は圧倒的です。
求人検索画面も細かく条件を入れられますので、自分の行きたい業界や、職種にソートをかけて探すことも可能です。
どらかめは、転職活動の中で「リモートワークができる」「フレックスタイム制である」など細かい条件指定ができる「doda」は非常に便利だと感じました。
まだ飲食から転職しようか迷っている人や、どの業界や職種が自分があっているのかわからない人も、キャリア相談できるので、自分に合った仕事選びが可能となります。
ぼくは、dodaで面談して飲食以外の道も視野に入れることができたよ♪
- 安心の転職サポートを受けたい
- 他業種も視野に入れた転職活動をしたい
- 管理職の求人に応募したい
【サポート充実!】総合転職エージェント|リクルートエージェント
おすすめ度
公式サイト : リクルートエージェント
リクルートエージェントはdoda
求人数もそこまで差はなく、少しリクルートエージェントの方が多い印象。
飲食店から異業界への転職では、大手エージェントは1社で十分なので、検索の使いやすさや、サイトのデザインなど好みで選んでも良いでしょう。
キャリアアドバイザーにも当たり外れがあるので、doda
まずは軽く求人を見てみるつもりで登録しても良いかもね!
他業界を目指すなら専門特化エージェントもおすすめ
明確に転職したい業界が決まっている場合は、その業界に特化した転職エージェントを使うことをおすすめします。
飲食特化の転職エージェントが飲食店の転職に強いように、他の業界でも専門特化のエージェントは情報が豊富で相談するだけでも自分の転職する方向性がわかるため、おすすめです。
20代なら若手向け転職エージェントもおすすめ!
20代なら若手むけ転職エージェントもおすすめです。
20代に特化したエージェントのため、未経験OKの職種も多く、飲食から他の業界に転職するときに向いています。
【若手向け】転職エージェント|第二新卒エージェントneo
第二新卒エージェントneoを運営するネオキャリアは、さまざまな業界の就職支援をするサービスです。
中でも第二新卒エージェントneoは、若年層向けの転職エージェントと言われており、離職率の高く若年層が多い飲食業界の転職には最適です。
また、数多くの就職支援サービスを運営しているため、知名度・就職成功ノウハウを共に豊富に持っています。
これまでに2万人を超える若年層の就職支援実績を誇り、利用者1人あたりのサポート時間は8時間と充実した対応実績もあるため、初の転職活動にはおすすめといえます。
しかし、キャリアアップしたい人や年収をあげたいなどの目的がある場合は、おすすめできません。
経験の浅い人向けに特化した転職エージェントですので、キャリアを1から作りたい人に適しているといえます。
専門卒で飲食業界に入った人にとってもおすすめですね♪
登録もチャット形式で8つの設問に答えるだけなので簡単です。
完全無料で使える若手向けの転職エージェントですので、一度ぜひ話を聞いてみることをおすすめします。
【若手向け】転職エージェント|未経験ナビ
未経験NAVIは、既卒・フリーター・未経験者を含む20代の方におすすめの転職エージェント。
2,000件以上の求人を保有しており、経験はないけれど業界を変えたいと考えている人にはおすすめです。
未経験NAVIのおすすめするポイントを転職者別に以下のようにまとめてみました。
未経験NAVIの評価 | コメント |
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飲食業界から転職したい人の おすすめ度★★★★☆ | 未経験NAVIは未経験者をターゲットとしていますので、飲食業界から別の業界にチャレンジしたい人にとってはおすすめの転職エージェントと言えます。しかし、求人が都市部に偏っているため、「doda
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20代の おすすめ度★★★★☆ | 未経験NAVIは若手向け転職エージェントなので、おすすめできます。ただし、求人が様々な業界に渡っているため、飲食業界で転職したいのであれば、より多くの求人をチェックできる「 |
女性の おすすめ度★★★☆☆ | 未経験NAVIには、特に目立った女性向けサービスは特にありません。女性向けの求人を多く確認するならば、やはり業界大手の「doda |
未経験NAVIは、都市部の未経験者向け求人を探す場合は最適と言えますが、未経験者向け求人はどうしても数が少なく、どうしても選択肢が限られてしまう傾向にあります。
そのため、業界特化の「フーズラボエージェント」や業界大手の「doda」などの大手と併せて利用したり、他の未経験者向けエージェントの求人もフル活用することをおすすめします。
【飲食業界・パティシエにおすすめの転職エージェント6選!】で詳しく解説していますので、こちらもおすすめです♪
良いキャリアアドバイザーさんに出会えるかどうかも重要ですので、複数登録しておきましょう♪
まとめ
本記事では、ブラック飲食店の見極めポイントや、入社してしまった時の対処法などを解説しました。
ブラック企業に勤めてしまうと、心身ともに疲弊してしまいますので、一度退職や転職を考えてみることをおすすめします。
ホワイト転職なら転職エージェントがおすすめ
既にブラック飲食店で働いている人は、ホワイト企業への転職をするようにしましょう。
転職エージェントであれば、自分が希望する労働条件に合う企業をメンターから提示して頂けるので、転職後に長く働ける企業と出会える可能性が高いです。
それだけでなく、転職のために必要な面接やエントリーシートの対策を無料で受けられるので、採用される可能性も高めることができます。
ホワイト企業への転職を考えている人は、転職エージェントの利用を検討してみましょう。
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