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オーブンを予熱する時間や温度は何分がベスト?パティシエが予熱の意味を解説します!

こんにちは!

お菓子作り大好きなどらかめ(@kame_okashi)です。

お菓子作りをする上でオーブンで焼く事ってよくありますが、オーブンの予熱って何分くらいしたらいいかイマイチわからない事もしばしば⋯⋯。

そこでこの記事では、お菓子作り歴15年の僕が最適なオーブンの予熱時間や温度について解説しています

目次

オーブンの予熱完了は何分がベスト?パティシエ的には15分がおすすめ

オーブンを予熱する時間は機種によって多少の誤差はありますが、180度であれば10分〜15分ほどすれば十分でしょう。

この180度という温度はお菓子作りでよく使われる温度帯なので15分を見ておけばだいたいカバー出来る時間になっています。

どらかめ

スポンジ生地など気泡が潰れやすいケーキを作る時は逆算してオーブンを温めて置くといいよ♪

オーブンの予熱完了温度はレシピプラス10度がおすすめ

オーブンを予熱する時に重要なのはレシピの設定温度よりも10度上げておく事です。

家庭用のオーブンは小型な物が多く、生地を入れる際に庫内の温度が下がって上手く焼けない可能性があります。

それを防ぐ為には設定温度を10度高く設定しておく事で温度の低下を防ぎ、上手くお菓子を焼く事が出来ます。

みいちゃん

ケーキを入れたらレシピと同じ設定温度に戻すのを忘れずにね♪

オーブンの予熱温度と時間
  • 180度なら15分が目安
  • 温度設定はレシピの温度プラス10度
  • 予熱が完了したら温度設定を戻す

そもそもお菓子作りでオーブンの予熱って意味あるの?なしではだめ?

そもそも予熱は必要なの?って思う人もいそうですね。

お菓子作りでは予熱をしなかった場合、生地が生焼けになったり上手く膨らまないなど、お菓子作りの失敗の原因になってしまいます。

そーた

お菓子作りでは上手く生地を焼く為にオーブンの予熱は不可欠なんだ!

 ここからはシフォンケーキを例にみていきましょう。

オーブンの予熱時間なしでシフォンケーキを焼いた場合はどうなる?

例えばシフォンケーキをオーブンの予熱時間を取らずに焼いた場合は、どうなるんでしょうか?

シフォンケーキは空気をたくさん含んだメレンゲと油分の塊である卵黄生地を混ぜて生地を作ります。

どらかめ

メレンゲは油分に触れると泡が潰れて消える性質がある上に、気泡が潰れると目がつまってふんわりしないんだよ

つまり、シフォンケーキは生地が出来上がった段階で油分と泡が共存している状況なんです。

そういった状況を長く続けているともちろん泡は壊れて来てしまいます。

その時に予熱が完了していれば、タンパク質の熱凝固を利用して焼き固める事が出来るんですね。

みいちゃん

ここでオーブンの温度が上がっていないと泡が潰れてしまうからオーブンの予熱が重要なのね

どらかめ

バターケーキでもオーブンの温度が低いとバターが溶けて美味しくなくなってしまうよ

オーブンの予熱と余熱の意味と違いとは?

よく間違われやすいのが「予熱」と「余熱」ですよね。

「予熱」はあらかじめ温度をあげておく事で「余熱」は残ったオーブン内の温度でじっくりと火を入れていく時に使われる表現です。

どらかめ

言葉は似てるけど使い所も最初と最後で全く違うんだよ!余熱は焼きメレンゲを作る時なんかに使われたりするね♪

混同しやすいので注意しましょう!

予熱と余熱の違い
  • 予熱⋯⋯あらかじめ温度をあげておくこと
  • 余熱⋯⋯オーブンを消した後に残った庫内の温度を利用して火を入れていく焼き方

【オーブンの予熱完了温度や時間のまとめ】意味はしっかりあるよ♪何分か迷ったら15分がベスト!

予熱の時間や温度についてまとめてきました。

オーブンの扱いはお菓子作りをする上で必ず必要になってくるのでぜひ覚えておきましょう♪

オーブンの予熱の時間と温度のまとめ
  • 予熱は15分
  • 予熱温度は焼く温度プラス10度
  • 予熱はお菓子作りでかなり重要
目次