この記事ではパティシエのぼく(@kame_okashi)が、実際に使ってみておすすめできる飲食業界の転職エージェントをランキング形式でご紹介! さらに、「転職エージェントのメリット」や「ぼく自身の体験談」「飲食業界・パティシエ転職のコツ」も一緒にお伝えします。
最後まで読めば、自分にピッタリな転職の仕方が見つかること間違いなしです!
飲食専門の転職エージェントってどんなサービスなの?
無料で求人の紹介から内定まで、一貫して転職支援してくれるサービスだよ♪
他業種では一般的になりつつある転職エージェントですが、飲食業界ではまだまだ利用者数は多くなく、転職エージェントを有効活用することで転職活動が有利に進む可能性が上がります。
気になるところへ読み飛ばす
いまだに社会情勢の変化による不況で、有効求人倍率は低下し続けており、転職の難易度は日ごとに増してきています。
飲食店にとって向かい風の社会情勢の今、有効求人倍率は下がり続けいまだに回復していません。
つまり人で不足ですぐに採用されていた昨年の3月までとは違い、採用基準がかなり高くなり応募者の数も増加している傾向にあります。
これまでの転職活動は大きく違うことを意識し、転職エージェントなどを積極的に活用していきましょう!
飲食業界歴14年のぼくが転職して変わったこと
今から14年前、ひとりの若者が憧れのパティシエとして就職しました。
そこで待っていた現実は「休みのない毎日」と「1食100円しか使えない日々」
毎日レトルトカレー食べていたなぁ!
それは健康にも悪そうだね
ふと気付くと、あんなにお菓子作りが好きだったのに毎日仕事に行くのがイヤになり、お菓子作りも嫌いになっていました。
辞めたら脱落者という思い込みに縛られていて辞められなかったんです⋯⋯
そこから3年間「修行中だから」と心に言い聞かせ、ひたすら我慢し続ける日々を送る中、「バイク事故を起こせば休めるかも」と考えるようになっている自分に気付きます⋯⋯
その出来事をきっかけに自分の人生について真剣に考え、誰かに期待するのではなく、自分の力で環境を変えていくことを決意した日のことを今でもハッキリと覚えています。
もっと、お菓子作りを楽しめる環境はあるはず!と色々と仕事の情報を調べまくり、結果として転職することとなるのです。
飲食業界で転職して変わった3つのこと
転職して1番大きく変わったことは、「年収」「家族との時間」「自分の趣味」を大切にできる様になったこと。
転職をして今ではありがたいことに、妻と子供2人を養うくらいの収入は得ることができています。
さらに、趣味のブログを書いたり、インスタグラムで1万人のフォロワーさんとお菓子作りについて楽しく話すこともできました。
なにも考えず個人店でパティシエを続けていたら達成できなかったことばかり。本当に人生変わったなぁ
不思議なもので、自分を大切にすると家族も大切にできて、年収まで上がってくるんです。
ほんと不思議ですよね。
過去の自分がそうであったように、世の中の飲食業界で働く人がひとりでも幸せになってほしいと思ってこの記事を書きました。
飲食業界は意外と狭い業界なので、なかなか転職しづらいかもしれません。
しかし、狭い業界だからと諦めずに一度、転職活動をチャレンジしてみて欲しいと思います。
それでは具体的な転職エージェントの活用法をみていきましょう!
飲食業界で転職エージェントがおすすめな理由
それではここからは転職サイトだけでなく、転職エージェントも併用するべき理由について解説していきましょう
ブラック企業の多い「飲食業界・パティシエ職」で転職エージェントを活用するメリットを解説すると、以下の4つに分けられます。
転職エージェントでは、書類の添削から面接のサポート、年収の交渉まで、徹底的に求職者を無料でサポートします。
さらに、ブラック企業を選ぶ確率もグッと低くなる点も飲食業界では重要なことでしょう。
厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、などと言われています。
引用:厚生労働省
このような企業に就職してしまった場合の対応としては、第一義的には会社に対して問題点の改善を求めていくことが考えられます。
一方、求人サイトでは担当のキャリアアドバイザーはつかず、応募や交渉など全て自分で進める必要があります。
残業時間が100〜250時間なんて状態で、ひとり転職活動を全部するなんて無理ですわ!
それでは転職エージェントと転職サイトの違いを解説しつつ、一つ一つ詳しく解説していきましょう。
転職サイトと転職エージェントの違い
転職を希望しているひとの多くは、「飲食店.com」や「sweets net job」などの求人サイトを使うことが多いですよね。
確かに求人サイトは求人数も多く、掲載料が安価なことから個人店も求人を出しているのが魅力的です。
しかし、求人サイトにはブラック企業が一定数含まれているのも現実。 求人サイトと転職エージェントのメリット・デメリットを比較すると以下のようになります。
サービス | メリット | デメリット |
---|---|---|
求人サイト | ・大量の求人を比較検討できる ・24時間気軽に利用できる ・求人数が多い | ・自分に合う求人か判断しにくい ・書類や面接対策のサポートなし ・日程調整・年収交渉などは自分 |
転職エージェント | ・面談で自分に合う求人が見つかる ・エージェントが調整や交渉まで対応 ・書類添削や面接付き添いのサポート | ・営業時間内のみの対応 (求人検索は可) ・担当者によって質が変わる |
求人サイトのみで行う転職活動ももちろん良いのですが、労働時間の長い飲食業界の転職では疲れて妥協した職場に決めてしまうこともしばしば⋯⋯
そういった点から飲食業界では特に転職エージェント・転職サイト両方活用して転職活動していくことが最もおすすめといえます。
転職エージェントのメリット①|そもそもブラック企業を候補に入れない
まず、1つ目の転職エージェントのメリットはブラック企業を候補からなくすことです。
パティシエの求人を探す場合、求人サイトがよく使われており、そのメリットは多くの求人を一度に見れる点。
しかし、求人サイトはブラック企業が混在していることも多く「求人の質」が問題となっています。
飲食業界はブラック企業率が非常に高く、求人を見ただけではなかなか判断できず、転職後に後悔する可能性があります。
反対に、転職エージェントでは徹底した調査やインタビューが行われ、ブラック企業が求人から除外されています。
飲食業界の転職において「求人の情報」はブラック企業に転職して後悔しないために重要といえます。
飲食店のブラック企業は全てリストアップして閉店して欲しいぐらいですね
ブラックな飲食店の特徴や、すでに働いてしまっている人は「【体験談!】ブラック飲食店の7つの見極めポイントと入社した場合の対処法」をチェックしてみてください。
転職エージェントのメリット②|自分に合った企業を紹介してもらえる
2つ目のメリットは、キャリアアドバイザーと面談をし、あなたにピッタリなキャリアや求人を紹介してくれる点です。
ぼくは転職相談で「家族との関わり方」や「希望年収」「意義を感じる仕事」などさまざまな要素を伝え、相談してみました。
「好きな仕事だから年収低くていいや」とは言ってられないから、希望はしっかり伝えました!
キャリアアドバイザーとの90分におよぶ面談を通して、やりたいことと掛け合わせながら、「残業の少ない会社」や「年収の良い会社」を紹介して頂けました。
こういった生きた求人紹介は求人サイトにはない大きなメリットのひとつと言えます。
人生設計を含めた転職相談は、「リクルートエージェント」や「doda」などの大手転職エージェントがより細かいケアをしてくれるイメージでしたので希望される方は大手転職エージェントに登録してもいいでしょう。
転職相談でわかったぼくのやりたい事は、人の役に立つことを考えて形にすることでした。
まさに、今のブログやインスタがその役目を果たしているみたいです♪
転職エージェントのメリット③|書類審査・面接の通過率が上がる
3つ目のメリットは書類審査や面接の通過率が上がる点です。
履歴書や職務経歴書の添削サポートによって、書類審査の通過率が大幅にあがります。
面倒な書類作成の手間も省けるうえ、文章力に自信のないひとでも「良い職務経歴書」が作れるので使わない理由がないですよね。
さらに、面接対策や面接への同行などを行うエージェントもあり、面接での通過率もグッと上がる仕組みになっています。
面談に同行してくれる転職エージェントは、人前で話すのが苦手なひとには安心できるサービスですよね♪
また、年収の交渉や面接の日程調整もしてくれるので、忙しいパティシエでも簡単に転職活動できる点もポイントです。
転職エージェントのメリット④|無料で使える
ここまで紹介した転職エージェントのサービスは無料で使用できます。
転職エージェントサービスは、求職者が企業に内定が決まったタイミングで企業が転職エージェントに報酬を支払う形となっています。
そのため、利用者はこれらのサービスを全て無料で使えるので、登録しておいて損はないと言えます。
ここからは飲食業界の転職におすすめの完全無料で使える転職エージェントを5つ紹介していくよ♪
あなたの経験・年齢・希望に合った転職エージェントを選べば、転職が成功する確率がグッとあがりますよ。
飲食業界におすすめの転職エージェントおすすめ6選
飲食業界・パティシエの転職で使える転職サービスは以下の6つです。
転職サービス | エージェントタイプ | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|
フーズラボエージェント | 飲食特化 | 飲食業界満足度No1 | 公式 |
itk | 飲食特化 | 1万件以上の豊富な求人数 | 公式 |
doda | 総合エージェント | 常時8万件以上の求人数と手厚いサポート | 公式 |
リクルートエージェント | 総合エージェント | 業界大手のエージェント | 公式 |
第二新卒エージェントneo | 若手向け | 高卒・専門卒に強いエージェント | 公式 |
未経験ナビ | 若手向け | 未経験職種でも探せるエージェント | 公式 |
飲食特化型の転職エージェントは飲食店の求人のみを持っており、飲食業界へ良い条件で転職したいひとにはピッタリ。
パティシエなどの技術職向けの求人が多数あり、店舗やセントラルキッチンで働きたいひとにおすすめできますね。
また、総合転職エージェントでも飲食店の求人が増えてきている傾向にあります。
ぼくは特化型エージェント・総合エージェントで月収35万円以上の求人をいくつか紹介してもらえたよ♪
ただし、たくさん登録してしまうと管理が大変なので、「特化型2社」「総合・若手向け1~2社」くらいで十分だと思いますよ♪
それでは、実際にぼくが使っておすすめできると言える転職エージェントをご紹介していきます。
飲食業界特化の転職エージェントは下記の通りです。
転職サービス | エージェントタイプ | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|
フーズラボエージェント | 飲食特化 | 飲食業界満足度No1 | 公式 |
itk | 飲食特化 | 1万件以上の豊富な求人数 | 公式 |
それぞれ、特徴が違い複数登録しておくことをおすすめします。
それでは、ここから詳しく見て行こう!
【飲食特化】おすすめ転職エージェント①|itk inc,
おすすめ度
公式サイト : 【アイティーケー】
そんな
- 業界求人数No1
- 経験豊富なキャリアプランナー
- 履歴書・職務経歴書製作サービス
- 面接付き添い
- 内定後のアフターフォロー
飲食特化の転職エージェントとして、まず候補に入れたいエージェントです。
以前までは他の転職サイトと比べるとサイトが使いづらい印象でしたが、サイトリニューアルによって、とても見やすい検索画面になっています。
飲食業界で転職先を探しているなら、必ず登録したいエージェントですね!
\飲食店の転職に最適/
無料登録で安心サポート!
職人気質なひとにぴったり♪
【飲食特化】おすすめ転職エージェント②| フーズラボエージェント
おすすめ度
公式サイト:二つ目に紹介するフーズラボエージェントは、飲食特化の中でも最大手の勢いのある転職エージェントです。
実際にぼくも転職活動の際に活用し、月収35万円以上の求人を数多く紹介して貰えました。面接の同行から、職務経歴書の作成までまるっとおまかせもできるほどサポートも充実しています。
そんなフーズラボエージェントをおすすめする理由は以下の4つ。
- 常時5万件を超える業界最大手の全国展開求人
- 転職サポートが手厚い
- ブラック企業求人を徹底排除している
- 技術職や専門職の求人も多い
- 月収35万円以上の求人が多数ある
ぼくも実際登録して使ってみましたが、専門職の求人が非常に多く、現場を続けたい人にとっては非常におすすめできます。
全国の主要都市で求人検索をかけることもでき、全国から応募可能な点も評価が高いでしょう。
さらに、検索画面も非常にシンプルで使いやすく、常時5万件以上の求人から自分にピッタリな求人を探すこともでき、色々な条件で求人をチェックしても面白いですよ。
また、求人サイトと比較して給料の高い求人が多いのもおすすめできる点です。
月収35万円を超える求人が多数あり、しっかりと稼ぎたいひとや家族がいるひとにとってはおすすめできる転職エージェントといえます。
パパは面談当日に遅刻したけど、優しく迎え入れてれたから安心して話せたんだって♪
ちょっ!それはひみつの約束でしょー!!
食店特化エージェントに続き、サポート体制の整った総合転職エージェントも活用していきましょう。
総合転職エージェントを使うべき理由は以下の通りです。
- 管理職求人も多数
- 登録されている飲食業界はどこも大手で安心
- キャリアチェンジするなら登録必須
- 各種サポート体制が素晴らしい
飲食業界経験者にとっては、キツい飲食をやめて他の業界や、同じ飲食業界でももっと安定した企業で働きたい!と考える人も多いでしょう。
確かに将来のことを考えると、一般企業で働いてくれたら安心よね。
飲食業界にずっといると、周りの一般的な職種との違いや価値観の違いに悩むこともあるかと思います。
そういった時には思い切って職種を変えてしまうのも一つの手と言えますね。
【サポート充実!】総合転職エージェント|doda
おすすめ度
公式サイト:dodaは大手転職エージェントのひとつで、飲食業界以外にも12万件以上の求人を保有している転職エージェントです。
飲食業界から転職したい人には最もおすすめと言えます。
dodaがおすすめな理由は以下の4つ。
- キャリア面談やサポートが飲食特化型エージェントよりも丁寧
- 転職市場の流れや飲食以外の情報も取り入れた転職活動ができる
- 探しやすい求人検索画面
- 項目に入力するだけで履歴書や職務経歴書が作れるサービス
大手転職エージェントともあって求人数は圧倒的です。
モンサンクレールで有名な辻口シェフの「ルショコラドゥアッシュ」も求人が載っていましたので、有名店の求人も少なからずある印象ですね。
求人検索画面も細かく条件を入れられますので、非常に使いやすいです。
ただ、技術職の求人数では【特化型エージェント】に負けますので、安心の転職サポートやキャリア相談、他業種にもチャレンジしたいひと向けのエージェントと言えます。
ぼくは、dodaで面談して飲食以外の道も視野に入れることができたよ♪
- 安心の転職サポートを受けたい
- 他業種も視野に入れた転職活動をしたい
- 管理職の求人に応募したい
【サポート充実!】総合転職エージェント|リクルートエージェント
おすすめ度
公式サイト : リクルートエージェント
リクルートエージェントはdoda
求人数もそこまで差はなく、少しリクルートエージェントの方が多い印象。
パティシエ転職においては特化型2社と大手1社で十分なので、検索の使いやすさや、サイトのデザインなど好みで選んでも良いでしょう。
キャリアアドバイザーにも当たり外れがあるので、doda
まずは軽く求人を見てみるつもりで登録しても良いかもね!
【若手向け】転職エージェント|第二新卒エージェントneo
第二新卒エージェントneoを運営するネオキャリアは、さまざまな業界の就職支援をするサービスです。
中でも第二新卒エージェントneoは、若年層向けの転職エージェントと言われており、離職率の高く若年層が多い飲食業界の転職には最適です。
また、数多くの就職支援サービスを運営しているため、知名度・就職成功ノウハウを共に豊富に持っています。
これまでに2万人を超える若年層の就職支援実績を誇り、利用者1人あたりのサポート時間は8時間と充実した対応実績もあるため、初の転職活動にはおすすめといえます。
しかし、キャリアアップしたい人や年収をあげたいなどの目的がある場合は、おすすめできません。
経験の浅い人向けに特化した転職エージェントですので、キャリアを1から作りたい人に適しているといえます。
専門卒で飲食業界に入った人にとってもおすすめですね♪
登録もチャット形式で8つの設問に答えるだけなので簡単です。
完全無料で使える若手向けの転職エージェントですので、一度ぜひ話を聞いてみることをおすすめします。
【若手向け】転職エージェント|未経験ナビ
未経験NAVIは、既卒・フリーター・未経験者を含む20代の方におすすめの転職エージェント。
2,000件以上の求人を保有しており、経験はないけれど業界を変えたいと考えている人にはおすすめです。
未経験NAVIのおすすめするポイントを転職者別に以下のようにまとめてみました。
未経験NAVIの評価 | コメント |
---|---|
飲食業界から転職したい人の おすすめ度★★★★☆ | 未経験NAVIは未経験者をターゲットとしていますので、飲食業界から別の業界にチャレンジしたい人にとってはおすすめの転職エージェントと言えます。しかし、求人が都市部に偏っているため、「doda
|
20代の おすすめ度★★★★☆ | 未経験NAVIは若手向け転職エージェントなので、おすすめできます。ただし、求人が様々な業界に渡っているため、飲食業界で転職したいのであれば、より多くの求人をチェックできる「 |
女性の おすすめ度★★★☆☆ | 未経験NAVIには、特に目立った女性向けサービスは特にありません。女性向けの求人を多く確認するならば、やはり業界大手の「doda |
未経験NAVIは、都市部の未経験者向け求人を探す場合は最適と言えますが、未経験者向け求人はどうしても数が少なく、どうしても選択肢が限られてしまう傾向にあります。
そのため、業界特化の「フーズラボエージェント」や業界大手の「doda」などの大手と併せて利用したり、他の未経験者向けエージェントの求人もフル活用することをおすすめします。
飲食業界におすすめの転職エージェント6選のまとめ
飲食業界・パティシエにおすすめの転職エージェントを使うメリットをおさらいしましょう。
ぼく自身、年収200万のパティシエから転職し、好きなパティシエをしながら妻と子供2人を不自由なく養えるまで年収をUPすることが出来ました。
だからこそ転職エージェントを活用し、年収がUPするパティシエや飲食業界の人が1人でも増えれば嬉しいです。
そもそも、飲食業界からブラック企業がなくなればこんなに悩まなくてもいいのにね!
そうだよね⋯⋯でも、そうは言ってもまだまだブラック企業があるから、企業を見極める力がより良い環境で仕事するために必要になってくるよね
以下の転職エージェントは総合的な転職市場の情報や、飲食に特化した優良求人が多数あるのでおすすめできます。
転職サービス | エージェントタイプ | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|
フーズラボエージェント | 飲食特化 | 飲食業界満足度No1 | 公式 |
itk | 飲食特化 | 1万件以上の豊富な求人数 | 公式 |
doda | 総合エージェント | 常時8万件以上の求人数と手厚いサポート | 公式 |
リクルートエージェント | 総合エージェント | 業界大手のエージェント | 公式 |
第二新卒エージェントneo | 若手向け | 高卒・専門卒に強いエージェント | 公式 |
未経験ナビ | 若手向け | 未経験職種でも探せるエージェント | 公式 |
他の業界の求人情報だけでも知っておくと、心にゆとりが持てますし、飲食から他業種の転職も多く、dodaやリクルートエージェントもおすすめですよ。
30代のパティシエでも年収500万は確実に目指せますので、ぜひ自分の市場価値を視野に入れた転職活動をしてみてください♪
飲食業界転職のコツと進め方
飲食業界で転職をする上で、転職活動の進め方とコツを理解しておくことは非常に重要なポイントです。
転職活動の進め方や面接・職務経歴書の書き方など理解していない場合、正しく評価して貰えず、転職後に収入面や業務面で苦労することが考えられます。
パティシエが転職を成功させるために必要なことは以下の3つです。
- 転職する理由の整理
- スキル・経験の棚卸しと自己分析
- 企業の情報収集(転職先選び)
そもそも、「なぜ転職をするのか?」を本質的に理解していないと、労働環境や年収のみで企業を選んでしまい後悔することもあります。
せっかく転職したのに、会社に馴染めず仕事が辛いとなってしまっては本末転倒なので、「理由の整理」「経験の棚卸し」「企業の情報収集」は必ずしておきましょう。
思い描いていた業務とは違うと悩む人は本当に多いから注意が必要です
転職する理由の整理
同じ飲食業界でも、業種や会社によって得られる環境や経験が大きく違います。
さらに他業種への転職ともなれば、より想像と違うこともあるため、自身の転職理由を明確にしておくことは非常に重要です。
飲食業界の転職でよく聞く理由をまとめると以下のような意見が多くみられます。
- もっとスキルを磨ける環境で働きたい
- 独立のための知識を学びたい
- 給料や労働時間を改善したい
- 自由な生活を送りたい
- 体力的に現場はきつくなってきた
例えば給与を上げたい人や、労働時間を減らしたいひとが個人経営の店舗を選ぶと転職に失敗する可能性が高い傾向にあります。
個人経営の店舗は「低賃金&激務」「経営者の近くで店舗の運営を学べる」などの特徴があるため、労働環境はあまり良くないケースがあります。
しかし、スキルUPや独立への近道になるのであなたのキャリアプランによっては選択肢としてありだと言えます。
転職先の会社で得られるモノと、自分がなりたい姿を合わせることがコツですね♪
「自分が将来どうなっていたいのか」を考えることで、転職の理由が明確になる上に最適な会社選びの基準になってきますね。
ぼくが個人店のパティスリーから、カフェパティシエに転職した理由は以下のような感じでした。
- 作るだけでなく、お客さんの笑顔に触れたい
- そもそも職人気質ではなかった
- 給料や休みがもっと欲しい
- 違うジャンル(コーヒーや料理)などにチャレンジしたい
新卒でパティスリーに入社して、職人の厳しさや、愚直さが自分とは合わないという現実に打ち当たりました。
そもそも、飽きっぽくて新しいモノが好きなぼくにとって、同じケーキを100個200個作る仕事は向いていなかったんですよね。
入社3ヶ月で気付きましたがズルズルと約3年も働いてしまいました
カフェパティシエに転職してからは、新しい仕事やひととの出会いが本当に楽しくて、夢中で商品開発したりスキルを磨いていきました。
こういった経験から転職理由をハッキリさせて、転職活動することをおすすめします!
自分の強みや向いている業種がわからなければ、【適性診断】も作ってみましたので、ぜひ活用してみてください。
スキル・経験の棚卸しと自己分析
転職理由がハッキリしたら次は「スキル・経験の棚卸し」と「自己分析」をしましょう。
スキル・経験の棚卸しは、今まで自分が仕事を通して経験してきたことを職務経歴書や面接でわかりやすく伝えるのにも役に立ちます。
スキル・経験の棚卸しを実際にやってみると以下のような感じになります。
- ナッペや仕込みの技術は職人気質なひとより低い(スキル・経験)
- ひとに教えることやマネジメントが得意(スキル・経験)
- 売れる商品開発はめちゃくちゃ得意(自己分析)
- 論理的な思考やビジネス思考で仕事ができる(自己分析)
と、こんな感じになるわけですが、自己分析するとアピールすべきポイントや狙う企業が決まってきますよね。
ここでのポイントは「スキル・経験」と「自己分析」を項目わけすること。
スキルや経験は誰でもできることになりがちですが、自己分析はあなたの「個性」なのであなたしか出来ない仕事をアピールすることができます。
ぼくの場合は、大手企業や商品開発チームのマネジメントクラスの求人を探せば自分の強みをいかせて、内定率もあがると予想できます。
技術面では、現場にずっと立っていたひとより劣るのでシェフクラスの求人には怖くて応募できないです(笑)
棚卸しや自己分析が大切とはいえ、まだ経験の浅いひとや考えてもわからないってひとは、転職エージェントのキャリア相談を利用するのもひとつの手だと思います。
職人気質なひとは【特化型の転職エージェント】、ぼくみたいにビジネスよりのひとは【大手転職エージェント】でのキャリア相談がおすすめですね!
企業の情報収集(企業選び)
転職の目的、棚卸しときて3つ目は企業の情報収集です。
情報収集は「企業の求人状況」や「求められるスキル・経験」などを知り、自分が働いていて楽しいと思える企業を見つけることが目的です。
志望動機を作成する際にも、企業研究はとても重要となります。
情報収集をするためにすべきことは主に以下の3つ。
- 飲食店.comなどの求人サイトをみて主体的に探す
- 転職エージェントで紹介してもらう
- 企業の口コミサイトで生の情報を集める
情報収集をする上で気をつけたいのが、情報の信憑性です。
飲食業界では、求人と実際の雇用体系が違うことが良くあり、個人店やレストランなどの求人にはとくに注意が必要なことも。
求人サイトで情報収集する場合は、必ず「
でも、小さい会社はそもそも情報がネット上にほとんど無いんだよね⋯⋯
そこで活躍するのが、現場の生の情報を知れる転職エージェントなんだよ♪
転職エージェントでは、キャリアアドバイザーが直接企業に出向いて調査しているので、現場の雰囲気や仕事のスタンスなども知ることができます。
求人サイトには載っていない情報を知ることができるので、企業選びの悩みが軽減されるので活用することで転職が成功しやすくなるんですね♪
転職エージェントでの体験談は【フーズラボエージェントは転職できる?】でまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
未経験でも飲食転職を目指すひとに伝えたいこと
最後に未経験でパティシエを目指すひとに伝えたいことは、情熱と情報を活用してうまくパティシエとしてのキャリアを積んでほしいということ。
まず、前提として飲食業界やパティシエはけっして楽ではないですが、本当に「やりがい」はある業界だとぼくは思います。
- 自分の作ったケーキでお客さんの幸せの時間を作った時
- 技術が上がって作れるものが増えた時
- クリスマスを乗り越えた時
- シェフに認められた時
「やりがい」をあげたらキリがありませんが、パティシエという仕事を誇りに思っていますし、これからどんどん目指すひとが増えてほしいと思っています。
ただ、楽な業界ではないのでパティシエの現実も知っておくべきです。
「平均年収」「パティシエの1日の流れ」や、「業種別の労働時間」がわかるとよりイメージしやすいと思いますのでぜひ参考にしてみてください。
その上で、求人サイトや転職エージェントをうまく活用してあなたにピッタリな企業を探してみることをおすすめします。