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【もう失敗しない!】パティシエが教えるシフォンケーキを失敗の原因とは?萎むのはメレンゲや混ぜ方が原因!?

こんにちは!製菓理論大好きなかめ(@kame_okashi)です。

シフォンケーキって少ない材料で作れるので結構家庭でも作られます。しかし、メレンゲを使う生地なので焼きあがった後に潰れてしまったり、大きな穴が開いていたりと失敗は様々です。

そこで、この記事ではシフォンケーキが上手く焼ける様になる為のコツ失敗しない為のポイントをまとめました♪

この記事を読んでもうシフォンケーキの失敗とはおさらばしましょう!

目次

【お菓子作りの基本】シフォンケーキの失敗ってどんな状態?

まず、シフォンケーキの失敗は主に3つの状態に分けられます。

シフォンが失敗した状態
  • 膨らみが弱く底上げしてしまった
  • 生地の中に空洞が出来た
  • 覚めたら生地が萎んでしまった

よくある失敗例でオーブン内では膨らんでいたのに冷めて時に萎んでしまったという話はありがちですね。

これはオーブンで焼かれた生地が一旦膨らんだものの、生地の焼き時間が短く焼き固まらないことが原因です。

また、シフォンの上部が潰れてしまう底上げなどでは、メレンゲの状態が悪く、潰れてしまっている状態となります。

このようにシフォンケーキの失敗の原因は様々ですが、その原因さえしっかりと理解しておくと成功する確率がグッと高くなります。

どらかめ

一つずつ見てきましょう!

【失敗1】シフォンケーキが底上げしてしまった

潰れたシフォンケーキ
そーた

膨らみが悪いし、シフォンケーキの上が潰れているんだけどなんで?

どらかめ

メレンゲの質が悪い可能性があるね!

膨らみが弱かったり、底上げしてしまう原因は主にメレンゲの状態が悪い事や卵黄生地とメレンゲを混ぜすぎた事によって起こります。

まず、シフォンケーキはメレンゲの中に含まれる空気が熱膨張する事で膨らむため、メレンゲの質が低いとうまく空気が膨らむことができず、焼き上がりが低くなったり、気泡が潰れ過ぎると底上げの原因になったりします。

つまり、シフォンを膨らませる為にはいい状態のメレンゲを上手く作れるかが重要なんです。

良いメレンゲの状態
  • 空気をたくさん含んでカサがある
  • ツヤがある
  • ピンとツノが立つ状態

良いメレンゲの状態としては、下の写真のようにピンと角が立ち、艶があるメレンゲが良いでしょう。

ツノが立ちツヤのあるメレンゲを作る事が出来ればシフォンケーキはしっかりと膨らんでふわふわの生地に仕上がる事が出来ます♪

メレンゲの作り方は、どらかめのInstagramで動画で公開しています。参考にしてみてください。

【失敗2】シフォンケーキの生地の中に空洞が出来てしまった

シフォンケーキに空洞が出来てしまうのもよくある失敗の1つです。

せっかく焼いたシフォンケーキに穴が開いてたら悲しいですよね。理由と

穴が開く原因は主に2つです。

穴が開く原因
  1. 生地の水分量が多く、生地が重さを支えきれずに潰れてしまう
  2. 水分量が多いフルーツを入れた場合、フルーツの周りに穴が開いてしまう

この様な時はまずレシピの水分量を調整してみましょう。

レシピにもよりますが、小麦粉100gに対して水分を60gくらいまでに抑えると上手く行く確率が上がります。

さらにフルーツなどを入れる時は最低でも1cm角以下のサイズにきってから入れると水分が多少出ても生地に影響なく焼く事が出来ます。

どうしても大きいサイズで入れたい時は一度オーブンで乾燥焼きしてから水分を飛ばして入れてみてください。

水分が多い時の対策
  • 10~20%ほど水分量を減らしてみる
  • フルーツはオーブンで空焼きしてから使う

【失敗3】シフォンケーキが冷めたら萎んでしまった

シフォンケーキが冷めた後に萎んでしまった場合、逆さにして完全に冷まさなかった事が考えられます。

シフォンケーキは生地を支える力が非常に弱いケーキなので、写真の様に逆さに保存する事で完全に固まるまで生地を支える事が出来ます。

また生地が型に張り付く事で生地が落ちずに支えているのでテフロン加工の型を使ってしまうと生地が剥がれやすくなってしまい失敗の原因になります。

そういった点からもアルミ素材のシフォン型がおすすめと言えますね。

シフォン生地が潰れやすい理由とは?

そーた

シフォンケーキの生地が支える力が弱いのってなんで?

どらかめ

それはシフォンケーキの材料やレシピに関係しているよ

通常、お菓子作りで生地の膨らみを支える役割を果たすのは主に「小麦粉」と「卵」です

シフォンケーキは他のバターケーキやスポンジ生地と比べて粉の量が少なく、卵の量が多いので生地の柱になるのは主に熱凝固した卵のタンパク質です。

しかし、シフォンケーキでは気泡をたくさん抱き込んで膨らませてから焼き固めるので生地を支える壁が薄く広がっている状態なんです。

どらかめ

つまり、気泡を多く含む=生地の壁が薄くなるという事。
自身の重さで潰れてしまわない様に逆さで浮かせているんだ♪

シフォンケーキが底上げしてしまった時の対処法は?

シフォンケーキが綺麗に焼けていざ、型から外すと底の部分の生地が潰れていたなんでことがあります。

これは底上げといってメレンゲが上手く立っていないことや生地の焼き時間が足りないことによって起きてしまうんですね。

底上げの対処法
  • 生地の焼き加減を強くする
  • しっかりと艶のあるメレンゲを作る

底上げしない為にはこの2点が重要です。

どらかめ

焼き上がりの目安は指で押した時にシュワシュワと音がならなければOKだよ

シフォンケーキの型や材料を買うのにおすすめなお店とは?

お菓子作りをしていて結構困るのが特殊な材料や特殊な器具が手に入らない事ってありますよね。

シフォンケーキの型も製菓材料のお店に行かないと買えない事もしばしば⋯⋯

そーた

専門的な材料ってどこで買えるの?ここにテキストを入力

どらかめ

いくつか店舗もあるけど、気軽には買いに行けないことも多いよね。

そんな時はネットで製菓材料を販売している所があるのでおすすめです。

【cotta】お菓子作りの道具から材料までなんでも揃う

cottaはインスタグラムでもよく載せている人も多い大手の製菓材料店です。

このお店は抜き型が可愛かったり、少量のパックもあったりと家庭向けに作りやすさを重視しています。

僕もたまに使うんですが特殊な材料やラッピング素材もあったりするので結構便利なんです♪

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