飲食業界から転職はできる?経験を活かせる未経験可の職種・業界を解説

「飲食店で働いてきたけど、他の職種にも転職できるのだろうか」このように悩むことはありませんか?

他業種に転職しようとしたとき、飲食店で得たスキルだけで採用してもらえるのか、不安になってしまいますよね。そこで今回は、以下について解説していきます。

この記事でわかること
  • 飲食業界で身に付けられて転職時にも使えるスキル
  • 飲食業界からの転職するときのポイント
  • 飲食業界からでも転職しやすい職種
目次

正社員はキツい?飲食業界から転職したい理由とは?

飲食業界は離職率が高いことで有名です。

なぜ離職率が高いのか、それには大きく6つの原因があります。

飲食業界からの転職理由
  1. 長時間労働が1番の問題
  2.  飲食業界は休みが少ない
  3. 長時間労働なのに低賃金!
  4.  ホール・キッチンどちらも体力的にキツい
  5. パワハラ・体育会系のノリがあると辛い
  6. 飲食店は店長業務も過酷

もちろん職場によりますが、飲食業界の正社員は、上記の項目のような体力的・精神的に大変な思いをしながら働くことが多いです。

それが積み重なることで、どうしても離職率が高くなってしまいます。転職したくなってしまう理由について、1つずつ詳しく見ていきましょう。

 人手不足による長時間労働が常態化

他業種への転職を考える理由で最初に挙がるのが、長時間労働です。飲食業界は慢性的な人手不足に陥りがちで、どうしても1人あたりの労働時間が増えてしまいます。

飲食業界が人手不足に陥る原因は以下の通りです。

人手不足になる原因
  • 離職率が高く、定着して働く人が少ない
  • そもそもの応募総数が少ない
  • 雇用形態のほとんどがアルバイトで、フルタイムで働ける人がほとんどいない

一度人手不足に陥った店は、なかなかこの問題を解消できず、長時間労働が当たり前になってしまいがちです。

長時間労働が続くとプライベートの時間が取れなくなってしまうため、転職する人が増えてしまいます。

飲食業界は休みが少ない

飲食業界は定休日がない店舗もあるため、休みが少なくなりがちです。そのため、しっかり休みを取りたい人は転職してしてしまいます。

世間では休みになる、「ゴールデンウィーク」「年末年始」が仕事なのはもちろんのこと、「祝日や振替休日」まで仕事である点を考えると年間休日日数が少ないのは間違いありません。

どらかめ

僕が飲食業界で経験した休日はこんな感じです!

スクロールできます
どらかめが経験したお店年間休日月のお休み祝日・年末年始など1日の労働時間
パティスリー(個人店)60日5日全て仕事16時間
カフェ100日8日年末年始休暇あり10~12時間
ショコラトリー726日年末年始のみ休み13時間
どらかめが働いたお店の年間休日日数

世間では休みになる年末年始や祝日も、飲食業界は休みなく営業しているところがほとんどです。

サービス業であるため、連休や長期休暇も取りづらく、精神的にも辛くなってしまいます。

長時間労働なのに低賃金!

飲食業界は長時間労働である上賃金が安く、給料面から転職を考える人も多い傾向にあります。

2018年に「求人@飲食店.COM」で掲載された求人85,638件(正社員・アルバイト)から算出された、東京都・大阪府の平均給与を表にまとめました。

年収・時給東京都(対前年差)大阪府(対前年差)
平均月収258,386円(+5,244円)249,051円(+9,417円)
平均時給1,094円(+26円)1,001円(+28円)
2018年の東京・大阪における飲食店の平均給与

飲食業界でも改革が進み、給与が上がっているにも関わらず、ほかの業種と比べると平均給与は少ない傾向にあります。

さらに飲食店では長時間労働が常態化することも多く、賃金の低さを理由に転職を考える人が多くいます。

実際に「おやつぶ」で飲食店から転職した経験を持つ100人に調査した所、なんと約38%の人が給料面が理由で退職した結果となりました。

飲食店経験者100人に聞いた転職理由

また、同アンケート調査で飲食店経験者の給料は全体の55%が20万円以下である回答があります。

飲食店経験者の給料
飲食店スタッフの給料

このように、飲食店からの転職理由として給料面をネックに感じている人は多いと言え、飲食店の厳しさの要因となっていると言えるでしょう。

どらかめ

僕がパティシエやっていた時は手取り12万円程度でした、、、

ホール・キッチンどちらも体力的にキツい

飲食店で働く人は、ホール・キッチン関係なく、体力的に大変だと感じる人が多い傾向にあります。

以下ではそれぞれのポジションでの大変さをまとめています。

ホールの大変さ
キッチンの大変さ
  • ずっと動き回るため足がパンパンになる
  • お客様から直接クレームを言われる
  • どんな人が相手でも接客する必要がある
  • 夏場は非常に暑くなる
  • レシピや作り方など覚えることが多い
  • 仕込み以外にも在庫や品質管理が必要

ホールでは特にホールを歩き回っていたり、キッチンでは汗をかき続けるなど、それぞれ体力をかなり使う仕事です。

どらかめ

忙しい日にホールをやってて、1万歩以上歩いていたこともありました!

このように飲食店の業務内容は体力に自信がある人でなければ、肉体労働のような大変さがあり、「体力的にキツい」と感じ転職する人も多くいます。

パワハラ・体育会系のノリがあると辛い

飲食業界は体育会系であることが多く、パワハラや体育会系特有のノリが肌にあわず転職を考える人も一定数います。

さらに、パワハラまで起こってしまうと本人の努力とは関係なく働くことが辛くなるため、注意が必要です。

実際に、私もパティシエの頃はパワハラや暴力が多く、周りに話すと引かれるようなことも結構ありました。

体験したパワハラ・暴力
  • 遅刻したら強制坊主
  • 入社したら全員坊主
  • 凍ったクッキー生地で殴られる
  • 仕事が遅いと睨まれる
  • 朝出勤しただけで睨まれる
  • 退勤後に強制的に付き合わされる
  • アルコールでズボンを燃やされる

某有名ホテルでは、面接時に衛生面について何気なく聞くと、嫌味な笑顔で「うちは全員入社したら坊主だからその辺わかっているよね」と言わた経験もあります。

そーた

今時坊主を強制するとか部活でもあんまりないよ、、、

その他にも、アルコールスプレーを下半身に大量にかけられ、その後火を付けられたのは本当に驚きました、、、

特にキツかったパワハラ
当時、5年先輩のUさんは理由もなく睨んでくるような、いわゆる田舎のヤンキーのような先輩でした。「コーヒー奢れ」や「凍ったクッキー生地で殴ってくる」などありましたが、最もありえない!と感じたのがアルコールで足を燃やされたことです。
そんな輩をサブチーフに配置するオーナーにも理解が出来ず退職したことを今でもハッキリと覚えています。

どらかめ

幸いにも火傷などは負いませんでしたが、今でも忘れられないです

パワハラなどが問題視されている現在でも、パワハラを行っている飲食店は一定数存在するのが現実です。

現在パワハラにあっている人は早急に転職することを強くおすすめします。

このように体育会系な環境や、パワハラの中で仕事をさせられることが多く、慣れていない人にとっては体力的にも精神的にも辛いものがあります。

生活習慣の乱れ

飲食業界は生活習慣の乱れも起きやすい業界だと言われ、以下のような項目で生活習慣が不規則になることが多い傾向にあります。

生活習慣の乱れが起きる理由
  • 休憩時間が不規則
  • 食事時間が不規則
  • 就寝・起床時間が不規則
  • 睡眠時間が取れない
  • 温度や環境が悪い

多くの飲食店では、11時〜13時頃のランチ時間帯や、18時〜21時頃のディナーの時間帯は忙しくなります。そのため、休憩を取る時間が夕方や深夜帯になることも多く、食事の時間が不規則になりがちです。

また、お店の忙しさにより休憩時間も大きく変わるため、基本的に定時に食事することは不可能です。

どらかめ

ぼくも14時にお昼を食べて、23時まで続けて仕事をすることは結構ありました⋯⋯

さらに、その反動で夜遅い時間にコッテリした食事をする人も多く、内臓にも負担をかける結果となります。

就寝・起床時間では、シフト制のお店が多く、不規則になりがちです。

実際に、ぼくが飲食店で働いていた時の時間は以下のようになっており、昼食は15:00頃、夕食は24:00を回ってから取ることが非常に多かったです。

内容時刻時間
起床・支度8:00〜1.5時間
通勤9:30〜1時間
開店準備10:30〜1時間
お店オープン11:30〜3.5時間
休憩・食事15:00〜1時間
仕込み・調理16:00〜8時間
退勤23:00〜1時間
帰宅24:00〜1時間
風呂・夕食25:30〜1時間
就寝27:00〜5.5時間

また、曜日や忙しさによっても、食事や出勤・帰宅の時間は変わるため、予想が付けづらい辛さがあったことを非常に覚えています。

飲食店は店長業務も過酷

飲食店は店員だけではなく、店長も非常に大変な役職となります。

実際にどらかめが飲食店の店長・マネージャーとして7年以上経験した中でやっていた店長業務は以下の通りです。

どらかめがやっていた店長業務
  • アルバイトの採用/教育
  • 接客や調理
  • 食材・備品の管理
  • 商品開発
  • イベント企画
  • メニュー構成・作成
  • シフト作成
  • 売上管理
  • 日報・月報
  • 本部会議

上に書いたことは店長の基本業務ですが、会社によっては他にも沢山の業務が発生することもあります。これらの業務を営業時間内で終わらせるのはそもそも難しく、店長は長時間残業を強いられる場合があります。

特に、店長以外の従業員がアルバイトの場合は、残業しなければいけない場面が多くなると覚悟しておくべきでしょう。

どらかめ

アルバイトが風邪をひいてお休みになると、休みでも代わりに出勤することもよくありました!

このように、店長になっても過酷な業務ばかりなので、進んで店長をやりたいという人が少なく、店長に登り詰める前に辞めてしまう人がほとんどです。

傍から見ると店を一任されている「店長」はかっこいいポジションですが、大変さを間近で見ている従業員は、「店長を任されるくらいなら転職しよう」と考えてしまう人も多いでしょう。

飲食業界から転職したきっかけは?

飲食業界から転職したいと思うきっかけは下記のようなものがあります。

飲食業界から転職を考えたきっかけ
  1. 飲食業界の将来が見えない
  2. 結婚・出産
  3. 体力の限界を感じるから

もちろん人によっては他にも転職を考えるきっかけはありますが、これら3つのタイミングが大多数を占めています。

それぞれの項目について、詳しく見ていきましょう。

飲食業界で働く自分の将来が見えない

飲食業界を長く続けているとふと、このまま歳を取っていって大丈夫なのかな?という不安に駆られることがあります。

特に、20代後半から30代にかけて結婚や出産などにより年収や休日日数・労働時間などの多くの面でこのまま飲食業界にいても良いのかと考える機会が多くなります。

どらかめ

ぼくも子供が産まれて凄く不安になりました⋯⋯

飲食業界は給料の低さや労働時間の長さ、昇給もあまりないことで将来に対して不安に思うこともしばしばあります。

■飲食業界の旦那さんを不安に思うHさん

飲食業界でブラックじゃないとこってあるんでしょうか?

旦那の勤めてた職場は、残業代なし、休日出勤手当てなし、ボーナスなし、休みも月4日ほどで手取り25万でした

転職を考えてるようですが、求人広告はどこも嘘ばかりで、また転職してもまたブラックに当たるのでは?と不安です。

旦那は24歳で、今は年収300とかでも全然いいですが、30代なっても、40代なっても年収300万じゃ車も買えないし、家も買えません。一生貧乏暮らしです。(一部抜粋)

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11152751811

この方は旦那さんの給料と休みの少なさから、家族の将来を心配しています。

飲食業界では、誰でもできるようにマニュアル化が進んでいる店も多く、スキルが身に付きにくい傾向にあります。

また、パティシエや料理人のように自分のスキルを磨く職種であっても、そもそも儲かる業界ではないので人件費は上がりにくい傾向にあります。

ただし、管理職やマネジメントがしっかりとできる人であれば、ある程度一定の収入・労働条件で働くことも可能です。

どらかめ

店長やエリアマネージャーがどんな暮らしをしているのかよく見てみると将来の自分の姿が見えてきますよ♪

さらにスキルや資格を身に付けられれば、それを武器に待遇のいい職種に転職できますし、そのまま飲食業界で働くにしても、今よりもいいポジションに付くことができます。

結婚・出産を機に退職する

飲食業界は、肉体労働・低賃金・長時間労働の会社が多いため、結婚や出産のタイミングで飲食業界を離れる人も多くいます。

■飲食店勤務のDさん

結婚を機に転職を考えています。

飲食店勤務26歳です。アルバイト、契約社員を経て、7年になります。

来年度、店長を任せたいといわれたのですが、今の店長(既婚、子ども1人)の生活を見ているととてもやってけそうにありません。

朝8時半出勤、翌2時帰宅、不定休・両家に仕送りをもらっているとのことです。(手取りで20万ちょいだって…)。私自身結婚を考えていて、家族との時間を大切にするために週末休みの仕事に転職をしようと思います。(一部抜粋)

https://jobcatalog.yahoo.co.jp/qa/list/1349000153/

この男性は結婚を機に、低賃金と休みのなさから家族との時間が取れないからと転職を考えています。

やはり上司の姿を自身に照らし合わせて時に、家族との時間や、安定した収入を考えると他業界への転職を視野に入れる人も多いようです。

20代や30代前半であれば、未経験でも応募できる仕事も多くあるため、まずは探してみることから始めてみることがオススメです。

そーた

転職未経験でどうしたらいいか分からない人はサポートの手厚い転職エージェントがオススメだよ♪

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体力の限界を感じる

飲食店での勤務は体力を使う仕事が多く、多くの人が体力の限界を感じて転職を考えます。

飲食店での平均的な労働時間は、200時間以下という人が全体の49%となり、ついで250時間以内が34%と多い結果となりました。

飲食店からの転職者の平均労働時間
飲食店からの転職者の平均労働時間

ここ数年でかなり労働時間については改善されていますが、全体の50%以上は月の残業が40時間~140時間と他の業界と比べて長い傾向にあります。

パティスリーで有名なエスコヤマで50%以上の従業員の労働時間が月に100時間を超えると話題になり、特に職人系の職種では修業という名の長時間労働が常態化しています。

どらかめ

飲食業界は本当に利益が出にくい業界なので、改善したくてもできない会社も多いんじゃないかな

また、長時間の立ち仕事が多い飲食業界は、体力に自信のある人でないとなかなか大変です。

私自身、お休みの日は昼過ぎまで寝ていないと疲れが取れないこともかなり多かったです。

どらかめ

本当に立たないんじゃなくて立てないんですよね

そーた

お休みの日はたくさん遊んで欲しいのに!

家族がいる人や、体力的に限界だと感じている人は転職活動をスタートさせておくことで、チャンスを掴みやすくなります。

そんな忙しい人もに転職エージェントは求人の紹介から履歴書の添削・面接のサポートまでしてくれるのでかなりオススメです。

無料で使えるため、飲食業界で疲れ切っている人はぜひ登録してみましょう。

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飲食店から転職したその他の理由

■10年後を不安に感じるAさん
将来に不安を感じました。若いうちは体力もあるので不規則な時間勤務もできますが、10年後を考えるときついなと思い資格や経験を取得できる仕事をしたいと考えるようになりました。

■情勢の変化を不安に感じるHさん
給料が低く、労働内容の多さや稼働時間の量に合わないのが悩みです。また安定している業種ではないので将来が不安になる事が多いです。コロナ禍でボーナスをカットされてしまいました。

■休日に対する不満
飲食店の販売員と言うだけで下の立場だと決めつけてしまうお客様が多いように感じました。また、土日や長期休暇に休めない事で、友達との休みが合わない事で遊ぶことが難しかったです。連休はかなり少ないです。

■生活習慣の乱れ
食事の時間がバラバラ、もしくは遅くなってしまい生活習慣が乱れてしまう。人手が足りず、休みがなくなり殆どの時間を職場で過ごすことになってしまう。シフト管理が難しく、近隣のイベント(お祭り)によってはかなりの来店人数になり通常通りの勤務時間に退勤する事ができない。

■お客様に対するストレス
苦情を言ってくるお客様に悩んでいました。もともと料理が好きで飲食店で働きだしましたが、実際にやってみると料理よりも接客の方で悩みくるしみました。盛り付け方が違うなど小さな違いでも言うって来る人がいて疲れました。

■油臭くなる
洋服や髪の毛が油臭くなる。
洗ってもまだ臭いが取れてないのではと不安になる。
居酒屋の正社員だと友達と中々時間が合わないので遊んだり出来ない。
同僚とご飯を食べに行ったりする場所も限られてくる。

■年齢による居づらさ
サービス業であることから、年齢が上がれば上がるほど、とにかく居づらくなるなることです。そのため周囲とのコミュニケーションが難しくなり、職場での雰囲気があまりよくなくなると感じました。

どらかめ

油臭くなるのは本当によくわかります⋯⋯あの匂いで電車に乗るの本当に嫌でした!

飲食店から他業界への転職で使える経験者の強みとは?

そーた

飲食業界から転職するとして、これまでの経験って転職の役に立つの?

どらかめ

役に立つことも意外と結構あるよ!僕が転職時に評価されたポイントを解説していくね♪

飲食店から転職しようと考えたとき、飲食店で得たスキルで他業種にも使えるスキルは意外と多くあります。

飲食店経験者の強み
  1. マネジメントスキル
  2. コミュニケーションスキル
  3. マーケティングスキル
  4. 業務改善スキル

多くの人が「飲食店では他業種で応用できるスキルが身に付かない」と考えがちですが、そんなことはありません。

それではここから何が強みになるのか、1つずつ紹介していきましょう。

マネジメントスキル

マネジメントスキルは他業種でも活かせるスキルであり、飲食店では入社後1~2年で後輩の育成や店長業務を任せてもらえるケースもあるため、身につけやすいスキルです。

確かに店長業務はやることも多く大変なのですが、目標達成に向けた数値管理や人材管理などを経験することができます。

どらかめがやっていた店長業務
  • アルバイトの採用/教育
  • 接客や調理
  • 食材・備品の管理
  • 商品開発
  • イベント企画
  • メニュー構成・作成
  • シフト作成
  • 売上管理
  • 日報・月報
  • 本部会議

これは、他の業種でのプロジェクト管理に似た所があり、飲食店経験者の多角的な視点は非常に役に立つスキルとなります。

どらかめ

店舗の売上・新メニュー開発・イベントなどプロジェクトを複数同時進行する力が身に付きますよ♪

また、スタッフクラスであっても人材育成に関わる中で「コーチング」や「ティーチング」など教育に関わる部分でスキルを磨くことができます。

どの業種・業界でもマネジメント層は必要なので、もし人材の指導や管理の経験があるなら、十分アピールできます。

実際に私は「4店舗のマネージャー経験」があったため、転職活動で組織ビルディングの話や経験を具体的に話すことができ、未経験職種・業界であるにもかかわらず、主任として転職することができました。

コミュニケーションスキル

飲食は従業員同士の連携、お客様への接客など、コミュニケーションが必要な職種のため、コミュニケーションスキルが身に付いていることが多い傾向にあります。

この経験は他の販売職や営業職でも役にたつだけでなく、事務やマーケティングなどの一般的な職種であっても社内のコミュニケーション構築に役立ちます。

そーた

実はプログラマーなどもコミュニケーションスキルが高い人が求められているよ♪

マネジメントスキルと合わせて活用することで上司に評価されることも多い立ち位置になれる可能性があります。

どの仕事をするにしても対人関係は必ずあるためコミュニケーションスキルが高いことで転職に有利に働くと考えられますね♪

マーケティングスキル

意外なスキルとして飲食店で働いているとマーケティングスキルが身に付くことがあります。

飲食店で店長や正社員として売上を上げるという目標を追っていく中で、日々以下のようなことを考えた経験はありませんか?

マーケティング力が身に付く経験
  • どうやってお客様に来店してもらうか
  • 利益率の高いメニューを頼んでもらうにはどうしたらいいか
  • 新メニューをどう売り出そうか
  • イベントやキャンペーンを成功させるにはどうしたらいいか
  • お店の付加価値をどうつけるか

このように飲食店で働いているとマーケティングの視点を持つことも少なくありません。多くの仕事では「集客」が必要になるので、マーケティングスキルはどこの業界でも重宝されるものとなります。

あまりマーケティングを意識して働いたことのなかった人は、今からでもマーケティングを意識しながら働くと、スキルが身に付き後々有利です。

どらかめ

ぼくもマーケティングが得意でマーケターとして転職に成功しました!

業務改善スキル

飲食店で働いていると、業務改善を考える機会が多くあります。

業務改善はどの業界でも課題に感じていることが多く、多様な業界で役に立つスキルと言えます。

業務改善スキルの一例
  • どうやったらサービスが向上するか
  • 今日起こったミスはどうすれば無くせるか
  • どうやったら仕事のスピードが上がるのか

このように業務改善に向けて取り組むスキルは、どの仕事でも必要です。

転職活動時に「こんな問題を解決してきた」という具体的な事例を出せれば、採用者からの評価も上がります。

年代別|飲食から転職する時のポイント

飲食業界からの転職するとき、押さえておきたいポイントがあります。

今回は転職時のポイントを、20代・30代・40代と分けて解説していきます!

20代|飲食業界からの転職の場合

20代の場合は若さを理由に、ポテンシャル採用を取り入れている企業も多くあります。

■ポテンシャル採用とは?
ポテンシャル採用は、若手人材(20代後半まで)を対象として経験はなくても「頑張ってくれそう」「素養がありそう」と判断した場合に採用する制度を指します。

20代はポテンシャル採用などもあることから転職の間口は広いため、転職を考えているなら早めに行動しましょう。

20代で転職をするメリット・デメリットを紹介します。

20代転職のメリット
20代転職のデメリット
  • 若さや、やる気を評価してもらえる
  • 将来性を見込まれ、採用されやすい
  • 未経験の業種でも転職しやすい
  • すぐに辞めてしまうのではないかと心配されやすい
  • 即戦力として働けるようなスキルを持っていないことが多い

20代はまだ若いと見られるため、採用担当者に「若いのにしっかりしているな」と思わせられれば、採用されやすい傾向にあります。

注意することとして、若いからと言ってビジネスマナーが身に付いていないのはNGです。

転職を考えるなら、最低限の礼儀や態度は身に付け、誠実な対応はできるようにしましょう。

また、20代の転職では「第二新卒」として別業界に行くことも他の年代に比べて簡単です。ある程度しっかりとした履歴書や職務経歴書を書いてアピールすることができれば通過率は大きく上がります。

初めての転職になる人も多いため、転職エージェントを活用することで若いのにしっかりしていると期待してもらえる確率も高くなります。

おやつぶ|お菓子作りのコツと道具
【人生激変!!】飲食業界におすすめの転職エージェント6選! この記事ではパティシエのぼくが、実際に使ってみておすすめできる飲食業界の転職エージェントをランキング形式でご紹介! さらに、「転職エージェントのメリット」や「ぼ...

30代|飲食業界からの転職の場合

30代が他業種に転職する場合、20代と比べて相応のスキルを求められます。そのため、自身のセールスポイントをあらかじめ作っておく必要があります。

そんな30代転職のメリット・デメリットをまとめると以下の通りになります。

30代転職のメリット
30代転職のデメリット
  • キャリアアップを目指して転職しやすい
  • 20代と比べ、持っているスキルや人脈をそのまま活かしやすい
  • マネジメントスキルなどがあれば、即戦力として迎えられる
  • 社会的地位が低くなる可能性がある
  • 過去の実績がないと転職が難しい
  • 未経験の業種への転職が20代と比べ難しい

30代で転職を考えるなら自分にはどんなスキルや強みがあるのか、しっかり自己分析しましょう。特に、マネジメント経験や店長経験があるかどうかは最低限必要になる項目となります。

ただし、人によっては高いコミュニケーション能力を生かして営業職として開花する人もいるため、自分の適性を知る必要があります。

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40代の飲食業業界からの転職の場合

他の年代と比べ、40代で他業種から転職しようと思ったら、転職活動はかなり大変なものだと覚悟しておきましょう。

40代から転職をするときに押さえておきたいポイントを解説していきます。

40代転職のポイント
  • あらかじめ高い専門的やスキルを培っておく
  • キャリアや年収を意識しすぎない
  • 転職先が決まるまでは絶対に退職しないでおく

他の年代よりも転職の条件が厳しくなる40代は、待遇や年収など、高望みをしていると一向に転職できなくなってしまいます。

そのため、スキルを培っておくことはもちろんのこと、転職先から提示される条件に柔軟に対応できる姿勢を持っておきましょう。

【未経験可】 飲食業界から転職できるおすすめの仕事とは?

飲食業界から転職しようと考えたとき、業界未経験でも応募可能な仕事でないと、なかなか採用してもらえません。

では「未経験可」の仕事にはどういったものがあるのか、また飲食業からでも転職しやすいおすすめの仕事には何があるのか、ご紹介していきます。

飲食店からの転職経験者はどこに転職した?

飲食業界からの転職者に転職先の業界をアンケートした所、以下の結果となりました。

飲食業界からの転職先
飲食業界からの転職先
転職先割合
IT業界15.8%
食品業界14.7%
人材業界10.5%
サービス業9.5%
建築業界8.4%
教育業界7.4%
工場7.4%
医療業界5.3%
介護業界4.2%
運送業4.2%
その他12.6%
飲食業界から転職した人の割合

意外にもIT業界が一位と、近年の需要の高さが見て取れます。

実際に、求人を見てみるとIT業界では若手であれば未経験でもOKという仕事は多く存在します。また、プログラミングを学び、エンジニアに転職する人もいるそうです。

さらに、その中でどのような業種についた人が多いのかをまとめた結果が以下となります。

転職した職種

転職した職種では一般事務が41%・営業職15%・企画マーケティング職7%と、デスクワークに転職した人も多くいる結果となっています。

また、警備員や工場などの肉体労働系に転職した人も多く、体力に自身を持つ人も一定数いることがわかりました。

そーた

ここからは、飲食業界から転職しやすい業種・職種について解説していくね♪

飲食から転職しやすい職業①|一般職・事務職

サポート業務が中心の一般職や事務職は、転職するために必要なスキルや資格がありません。

そのため飲食業界からでも転職しやすい傾向にある上、飲食店で培った手際の良さが活かしやすい職種です。

ただし、30代・40代で事務職に転職するのは困難なので、注意が必要です。若手であれば、募集している企業も多いため、おすすめの職種と言えますね。

飲食から転職しやすい職業②|介護職・医療職

現在の日本は超高齢社会で介護職の需要はかなり高まっており、売り手市場が続いているため飲食業界からでも転職しやすいです。

お年寄りや障害のある人を介護するとても尊い仕事であるため、「人の役にたちたい!」との思いが強い人にとっては非常にやりがいがある職種と言えます。

また、高齢化が進むので将来的にも仕事がなくなる心配はありません。

ただし、介護職は飲食業と同じく、体力をかなり使うので、体力の限界が原因で転職使用と考えている人は注意しましょう。

飲食から転職しやすい職業③|飲食店

前の店で培ったスキルがそのまま活かせるため、別の飲食店への転職もおすすめです。

飲食店の中でも、ブラックではない企業も一部あるため探してみることで解決することもあります。

どらかめ

ぼく自身も個人店からカフェパティシエに転職してかなり楽になりました!

ぼくが実際に転職して起きた変化は以下の通りです。

業界休日日数月間労働時間年収
個人店パティシエ60日400時間200万
カフェパティシエ100日280時間380万
カフェマネージャー100日200時間500万
どらかめの転職後の年収の変化

このように、同じ飲食店でも年収や労働環境など大きく変わることがあります。

ただし、求人サイトや公式サイトから応募すると求人情報がウソであることもあり、ブラック企業に再度入社してしまう可能性があります。

どらかめ

ぼくも面接で言ってた労働条件とかなり違うことがありましたね⋯⋯

飲食業界でホワイトな会社に転職したいと考えている場合は、飲食特化の転職エージェントを使うことでブラック企業を排除しつつ、安全に転職活動をすることができます。

食品業界

食品業界は飲食業界から転職しやすい業種の一つです。同じ食品を取り扱う仕事として、未経験でも受け入れてもらえる可能性が高いため、オススメと言えます。

また、食材の知識や活かしかたを理解しているため、飲食店での経験が無駄にならない点も食品業界としての利点です。

営業職

営業職は飲食店で働いていた人でも転職しやすい職種です。

会社のエンジンとも言われる営業職は、対人での仕事なのでお客様と接することの多い飲食店で鍛えられたコミュニケーションスキルが役に立つことがあります。

さらに、商品を売るためには、売上を上げるためにはと日々考える店長職を経験している人は向いていると言えるでしょう。

飲食店で鍛えられた商品を勧める提案力、お客様に寄り添う対話力のある人は即戦力として活躍できる可能性があります。

教育業界・大学職員

飲食業界から教育業界への転職は一定の学力が必要なものの、大卒などの経験があるのであれば可能性はあります。

基本の学力に加え人材育成・指導をおこなった経験が必要ですので、スタッフの教育経験やマネジメント経験が活かして活躍している人もいます。

もちろん教員になろうとするなら免許が必要になりますが、学習塾の職員なら資格も不要のため、目指してみるのもおすすめです。

また、年収や安定といった意味では大学職員もおすすめです。

大学職員とは?
大学で働く事務職のような職種。学生の諸手続きや学校運営に関わる雑務などをこなす仕事です。

大学職員の特徴は以下の通りとなります。

大学職員の特徴
  • 勤務時間が短い(ほぼ残業なし)
  • 給料が高い(平均600万〜700万)
  • 特別な資格やスキルが不要
  • 離職率が非常に低い

資格が不要で年収も高く、残業があまりない職種として近年人気が高まっています。

しかも30代以降も未経験転職が可能な職種として、別業界へチャレンジしつつも年収や働き方を悪くしたくない人にもおすすめです。

ただし、大学職員は求人数に対して倍率が非常に高いため、転職エージェントに登録して常に最新の求人情報を提供してもらい、対策を重ねることがポイントとなります。

大学職員の転職では、「教育業界の最新情報をいかに集めるか」という点もポイントとなるため、情報収集のためにdodaなどに登録しておきましょう。

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IT業界

IT業界で未経験転職できる職種は主に以下の通りとなります。

IT業界で未経験でも転職できる職種
  • プログラマー
  • Webマーケター
  • カスタマーサクセス
  • コンサルティング営業

どの職種でも特に資格は不要であり、未経験でも転職可能です。

しかし、IT業界は専門的な知識が必要になるため、各スクールなど通うことで経験と転職のサポートを受けることができます。

実際に、私もパティシエからWEBマーケターへの転職を果たし、現在ではSaaS系IT企業で課長を務めています。

どらかめ

今後も伸びる業界なので、求人に対して人が足りていない状態なんです!

自分のポートフォリオを作ることでスキルを提示しやすいので、独学でもひとまずチャレンジしてみることをおすすめします。

人材業界

多くの人と接する機会のある飲食業界は、同じく人を見定める人材業界への転職がしやすいです。

人材業界には以下のような業種があります。

人材業界の業種
  • 職業紹介事業
  • 人材派遣事業
  • 求人広告事業
  • 人材コンサルティング

特に転職系のサポートを行う場合、飲食店で働いているときに従業員面接をしてきた人は、その経験を活かせます。

今は飲食店に特化した人材紹介会社もあるので、採用経験があることで転職できる可能性は高まります。まずはどんなサービスを提供しているか実際に自分の目で確かめることができるのもメリットと言えますね♪ee

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脱ブラック企業!|ホワイト転職におすすめの転職エージェント6選

ホワイト企業への転職とひと言でいっても、「飲食でホワイト企業に転職する」「ホワイトな他業界に転職する」などで活用すべき転職エージェントは変わってきます。

「飲食からホワイト飲食への転職」・「他業界への転職」・「若手向けの転職」でそれぞれおすすめな転職エージェントの特徴は以下の通りです。

スクロールできます
転職サービスエージェントタイプ特徴公式サイト
フーズラボエージェント飲食特化飲食業界満足度No1!公式
itk飲食特化1万件以上の豊富な求人数公式
doda総合エージェント常時8万件以上の求人数と手厚いサポート公式
リクルートエージェント総合エージェント業界大手のエージェント公式
第二新卒エージェントneo若手向け高卒・専門卒に強いエージェント公式
未経験ナビ若手向け未経験職種でも探せるエージェント公式
おすすめの転職エージェント

それでは詳しくみていきましょう。

飲食店からホワイト飲食店へ転職したい人向けの転職エージェント

飲食特化型の転職エージェントは飲食店の求人のみを持っており、良い条件で飲食業界へ転職したいひとにはピッタリ。

パティシエや料理人などの技術職向けの求人から、マネージャー職などの管理系の求人も多数あり、職人を続けながらホワイト企業に転職することも可能です。

■どらかめが見た求人例
パティシエ経験のある人であれば、某有名タルト専門店や大手カフェチェーンでのエリアマネージャー職の求人や、一流店で専門職の求人も出ており、どちらも残業が30時間程度で年収450万以上と、飲食店では割と条件の良い求人も出ていました。

さらに、飲食特化の転職エージェントは、飲食店へのリサーチも欠かさず行っているため、基本的にブラック企業は求人を掲載することができません。

私が利用した際にも、担当者自ら店舗に行き、実際の職場環境や働き方をチェックしてくれるため、安心できます。

飲食特化の転職エージェント詳しい体験談は「【体験談!】フーズラボエージェントで転職できる?登録から面談までの注意点と口コミや評判」で解説していますのでぜひ参考にしてみてください。

また近年では、dodaなどに代表される総合エージェントでも飲食業界の求人が出ていることもあり、履歴書の添削サポートやキャリア相談がより充実している「総合エージェント」でも相談することをおすすめしています。

どらかめ

ぼくは特化型エージェント・総合エージェントで月収35万円以上の求人をいくつか紹介してもらえたよ♪

ただし、たくさん登録してしまうと管理が大変なので、「特化型2社」「総合・若手向け1~2社」くらいで十分だと思いますよ♪

飲食特化型の転職エージェントの中で、実際にぼくが使っておすすめできると思えた転職エージェントは以下の2つです。

スクロールできます
転職サービスエージェントタイプ特徴公式サイト
フーズラボエージェント飲食特化飲食業界満足度No1公式
itk飲食特化1万件以上の豊富な求人数公式
おすすめの転職エージェント
そーた

それでは、ここから詳しく見て行こう!

【飲食特化】おすすめ転職エージェント①|itk inc,

itk
.itk

おすすめ度

公式サイト : 【アイティーケー】

itkは、常時1万件以上の求人を保有する老舗の飲食特化転職エージェント

itkの特徴をまとめると以下の通りです。

itkの特徴
  • 業界求人数No1
  • 経験豊富なキャリアプランナー
  • 履歴書・職務経歴書製作サービス
  • 面接付き添い
  • 内定後のアフターフォロー

飲食特化の転職エージェントとして、まず候補に入れたいエージェントです。

以前までは他の転職エージェントと比べるとサイトが使いづらい印象でしたが、サイトリニューアルによって、とても見やすい検索画面になっています。

さらに、経験豊富なキャリアプランナーの面接の付き添いなど、面接などで何を話したらいいか不安に感じる人にはピッタリです。

どらかめ

自分のアピールポイントをうまく伝えられないと不安な人は安心できるエージェントですね♪

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無料登録で安心サポート!
職人気質なひとにぴったり♪

【飲食特化】おすすめ転職エージェント②| フーズラボエージェント

おすすめ度

公式サイト:フーズラボエージェント

二つ目に紹介するフーズラボエージェントは、飲食特化の中で、最も勢いのある転職エージェントです。

給料が高い求人が多く、ホワイト企業を中心とした求人が多く、安心して転職先を選ぶことができます。

ぼくも転職活動の際に、月収35万円以上の求人を数多く紹介して貰え、職務経歴書の作成までまるっとおまかせもできるほどサポートが充実しています。

そんなフーズラボエージェントをおすすめする理由は以下の4つ。

フーズラボがおすすめな理由
  • 常時5万件を超える業界最大手の全国展開求人
  • 転職サポートが手厚い
  • ブラック企業求人を徹底排除している
  • 技術職や専門職の求人も多い
  • 月収35万円以上の求人が多数ある

登録して使ってみた中で、専門職や管理職の求人バランスが良く、現場を続けたい人にとっては非常におすすめできると感じました。

全国の主要都市で求人検索をかけることもでき、全国から応募可能な点も評価が高いでしょう。

さらに、検索画面も非常にシンプルで使いやすく、紹介意外にも常時5万件以上の求人から自分にピッタリな求人を探すこともでき、色々な条件で求人をチェックしても面白いですよ。

また、求人サイトと比較して給料の高い求人が多いのもおすすめできる点です。

月収35万円を超える求人が多数あり、しっかりと稼ぎたいひとや家族がいるひとにとってはおすすめできる転職エージェントといえます。

そーた

パパは面談当日に遅刻したけど、優しく迎え入れてれたから安心して話せたんだって♪

どらかめ

ちょっ!それはひみつの約束でしょー!!

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異業種・異職種への転職におすすめの転職エージェント2選

飲食業界経験者にとっては、キツい飲食をやめて他の業界や、同じ飲食業界でももっと安定した企業で働きたい!と考える人も多いでしょう。

みいちゃん

確かに将来のことを考えると、家族としても一般企業で働いてくれた方が安心よね。

そんな飲食業界からホワイトな業界に転職したい人におすすめなのが、サポート体制の整った総合転職エージェントや他業界の特化型エージェントです。

総合転職エージェントだけでなく、行きたい業種がある場合、他業界の専門特化型エージェントも使うべきでしょう。総合転職エージェントよりも専門特化なので未経験OKな企業も多く登録しています。

異業種転職でエージェントを使う理由
  • 大手企業からベンチャーまで幅広く求人を見ることができる
  • 異業種転職は情報収集が想像以上に大変なため、転職エージェントで情報を集めるべき
  • 必要なスキルの棚卸しや自分が転職できるのかハッキリと教えてくれる
  • 不安に思うくらいなら専門家に聞いたほうが早い

【サポート充実!】総合転職エージェント|doda

おすすめ度

公式サイト:総合転職エージェントdoda

dodaは大手転職エージェントのひとつで、常時12万件以上の求人を保有している転職エージェントです。

飲食業界から転職したい人にはまず登録してほしい転職エージェントと言えます。

dodaがおすすめな理由は以下の4つ。

dodaがおすすめな理由
  • キャリア面談やサポートが飲食特化型エージェントよりも丁寧
  • 転職市場の流れや転職したい業界の情報を取り入れた転職活動ができる
  • 探しやすい求人検索画面
  • 項目に入力するだけで履歴書や職務経歴書が作れるサービス
  • 企業からスカウトが来るサービス

大手転職エージェントなので、求人数は圧倒的です。

求人検索画面も細かく条件を入れられますので、自分の行きたい業界や、職種にソートをかけて探すことも可能です。

細かい検索条件を入れられる

どらかめは、転職活動の中で「リモートワークができる」「フレックスタイム制である」など細かい条件指定ができる「doda」は非常に便利だと感じました。

まだ飲食から転職しようか迷っている人や、どの業界や職種が自分があっているのかわからない人も、キャリア相談できるので、自分に合った仕事選びが可能となります。

どらかめ

ぼくは、dodaで面談して飲食以外の道も視野に入れることができたよ♪

dodaがおすすめな人
  • 安心の転職サポートを受けたい
  • 他業種も視野に入れた転職活動をしたい
  • 管理職の求人に応募したい
doda
  • 丁寧な面談やアドバイスも高評価
  • 自分の知らない可能性を発見できる♪
12万件以上の求人からぴったりな求人が見つかる!

【サポート充実!】総合転職エージェント|リクルートエージェント

おすすめ度

公式サイト : リクルートエージェント

リクルートエージェントdoda などの大手転職エージェントと同じような役割を果たしてくれますね。

求人数もそこまで差はなく、少しリクルートエージェントの方が多い印象。

飲食店から異業界への転職では、大手エージェントは1社で十分なので、検索の使いやすさや、サイトのデザインなど好みで選んでも良いでしょう。

キャリアアドバイザーにも当たり外れがあるので、doda に登録してみて、イマイチだったらリクルートエージェントという選択肢もありますね♪

そーた

まずは軽く求人を見てみるつもりで登録しても良いかもね!

他業界を目指すなら専門特化エージェントもおすすめ

明確に転職したい業界が決まっている場合は、その業界に特化した転職エージェントを使うことをおすすめします。

飲食特化の転職エージェントが飲食店の転職に強いように、他の業界でも専門特化のエージェントは情報が豊富で相談するだけでも自分の転職する方向性がわかるため、おすすめです。

20代なら若手向け転職エージェントもおすすめ!

20代なら若手むけ転職エージェントもおすすめです。

20代に特化したエージェントのため、未経験OKの職種も多く、飲食から他の業界に転職するときに向いています。

【若手向け】転職エージェント|第二新卒エージェントneo

第二新卒エージェントneo

第二新卒エージェントneoを運営するネオキャリアは、さまざまな業界の就職支援をするサービスです。

中でも第二新卒エージェントneoは、若年層向けの転職エージェントと言われており、離職率の高く若年層が多い飲食業界の転職には最適です。

また、数多くの就職支援サービスを運営しているため、知名度・就職成功ノウハウを共に豊富に持っています。

これまでに2万人を超える若年層の就職支援実績を誇り、利用者1人あたりのサポート時間は8時間と充実した対応実績もあるため、初の転職活動にはおすすめといえます。

しかし、キャリアアップしたい人や年収をあげたいなどの目的がある場合は、おすすめできません。

経験の浅い人向けに特化した転職エージェントですので、キャリアを1から作りたい人に適しているといえます。

どらかめ

専門卒で飲食業界に入った人にとってもおすすめですね♪

登録もチャット形式で8つの設問に答えるだけなので簡単です。

チャット形式で簡単に登録可能

完全無料で使える若手向けの転職エージェントですので、一度ぜひ話を聞いてみることをおすすめします。

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  • 20代で経験がなくても転職できる
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20代ならキャリアも変えられる!

【若手向け】転職エージェント|未経験ナビ

未経験NAVIは、既卒・フリーター・未経験者を含む20代の方におすすめの転職エージェント。

2,000件以上の求人を保有しており、経験はないけれど業界を変えたいと考えている人にはおすすめです。

未経験NAVIのおすすめするポイントを転職者別に以下のようにまとめてみました。

未経験NAVIの評価コメント
飲食業界から転職したい人の
おすすめ度★★★★☆
未経験NAVIは未経験者をターゲットとしていますので、飲食業界から別の業界にチャレンジしたい人にとってはおすすめの転職エージェントと言えます。しかし、求人が都市部に偏っているため、「doda 」などの大手転職エージェントも活用しながら転職活動を進めることをおすすめします。
20代の
おすすめ度★★★★☆
未経験NAVIは若手向け転職エージェントなので、おすすめできます。ただし、求人が様々な業界に渡っているため、飲食業界で転職したいのであれば、より多くの求人をチェックできる「フーズラボエージェント」の利用がおすすめといえます。
女性の
おすすめ度★★★☆☆
未経験NAVIには、特に目立った女性向けサービスは特にありません。女性向けの求人を多く確認するならば、やはり業界大手の「doda」などに登録するのがおすすめです。
未経験ナビの特徴

未経験NAVIは、都市部の未経験者向け求人を探す場合は最適と言えますが、未経験者向け求人はどうしても数が少なく、どうしても選択肢が限られてしまう傾向にあります。

そのため、業界特化の「フーズラボエージェント」や業界大手の「doda」などの大手と併せて利用したり、他の未経験者向けエージェントの求人もフル活用することをおすすめします。

良いキャリアアドバイザーさんに出会えるかどうかも重要ですので、複数登録しておきましょう♪

自分に向いている業界や職種がわからない場合は?

自分に向いている職種がわからないときは、転職エージェントに登録してみましょう。

転職エージェントに登録するメリットの例をご紹介します。

転職エージェントに登録するメリット
  • 自分に合った求人内容を紹介してもらえる
  • 転職未経験でも安心して転職ができるようにサポートをしてくれる
  • 無料で使える

1人で転職活動をするよりも、転職エージェントを使うほうが効率的に転職先を探せますし、サポートも受けられるので安心です。

転職エージェントに関しては、【人生激変!!】飲食業界におすすめの転職エージェント6選!で詳しくご紹介しています。

おやつぶ|お菓子作りのコツと道具
【人生激変!!】飲食業界におすすめの転職エージェント6選! この記事ではパティシエのぼくが、実際に使ってみておすすめできる飲食業界の転職エージェントをランキング形式でご紹介! さらに、「転職エージェントのメリット」や「ぼ...

飲食店から転職する時に気をつけたいポイント

転職することを決めたとき、「とにかく早く転職したい!」と焦って失敗してしまっては元も子もありません。

転職を成功させるためにも、以下の3つのポイントに気を付けましょう。

転職を成功させるポイント
  1. 退職する前に転職活動を始める
  2. 志望動機はポジティブに、自己PRは具体的にする
  3. 引き留めにあった場合は、退職代行サービスを利用する

それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。

退職する前に転職活動を始める

転職するなら、必ず退職前に転職活動を始めましょう。

先に退職してしまうと、もし転職が失敗してしまったときに、収入がゼロになってしまいます。

辞める1ヶ月以上前には職場に退職する旨を伝えなければならないので、それを見越して、余裕を持つなら辞める半年前、遅くても辞める3ヶ月前には転職活動を始めておきましょう。

志望動機はポジティブに、自己PRは具体的にする

志望動機が重要な理由

転職先に履歴書を提出(もしくは面接)するときには、志望動機はポジティブに、自己PRは具体的に記載(回答)できるようにしておきましょう。

間違っても志望動機欄に「前職が体力的にきつかったため」とは書いてはいけません。

また自己PRに関しては、実際のエピソードや数字を入れてアピールすることで具体性が増します。

具体的に飲食業界経験者の志望動機の書き方は「【例文付き】飲食店の志望動機の書き方や履歴書に入れ込むポイントを解説」で解説しています。

また、どらかめが実際にWebマーケターに転職した時の自己PRや職務経歴書の雛形はこちらからダウンロードできます。

引き止めにあった場合は、退職代行サービスを利用する

転職するとき、今の職場から引き止められることがあります。押し切ってでも辞められればいいのですが、問題は退職することを断固として拒否する経営者がいることです。

その場合、退職代行サービスを使ってでも退職した方でいいでしょう。退職希望者に対して、退職を拒否することは法律に違反します。そういった点も理解できない経営者の元に残っても、その先職場環境が改善されることはほぼないでしょう。

退職代行サービスを使って退職するメリットは以下の通りとなります。

退職代行サービスのメリット
  • 即日退社できる可能性がある
  • 上司や経営者とのやり取りをすべて代行してもらえる
  • 転職サポートが付いている退職代行サービスもある

今の職場を一刻も早く辞めたいと思っているなら、退職代行サービスを使えばすぐに辞められます。

なかなか退職させてもらえない場合は、ぜひ頼ってみてください。

飲食業界の労働時間や仕事のきつさ、転職についてのアンケート結果

この記事を書くにあたり、インターネット調査を用いて飲食店から転職経験者100人にアンケートを行いました。

調査概要は下記のような形になります。

種別詳細
対象飲食店経験のある転職者
母数100人
時期2021年10月
調査場所インターネット調査
調査概要
そーた

調査結果を元に、みんながどんな思いで転職したのか見ていこう!

飲食業界では83%の正社員が給与と勤務時間で転職している

飲食店からの転職理由

100人に行った実態調査では、飲食店で働く約83%が給料や労働時間などの条件面で転職を決意しています。

給料面では39%近くの人が転職理由としてあげており、飲食業界が仕事内容と賃金が合っていないことがわかります。

また、労働時間では年々減少傾向にあるものの、まだまだ長時間労働を強いられる会社も多く、「体力的にきつい(13%)」「休みが少ない」と付随して高い結果となりました。

逆に人間関係の悩みが思ったより低いのも面白い結果となりました。

どらかめ

飲食店は「職」という趣味の会う人同士が集まる職場なので、人間関係のストレスが少ないのかもしれません!

飲食業界で働く方の86%が月収25万円以下!

飲食店スタッフの給料

飲食店の正社員の月給についてアンケート結果では、月収が25万円を下回る人が86%と大多数を占めることとなりました。

やはり平均年収ランキングで下位に位置するだけあり、正社員の給料もかなり低い傾向にあるようです。

実際にどらかめがパティシエだった頃は手取りで11万ほどとかなりの低賃金で長時間働いていました。修行の側面があるとは言え、搾取とも言える給与体型だったと感じています。

ただし、その後のカフェでは月収40万円以上も達成していたので、会社選びとスキルも重要ですね!

飲食業界では残業が当たり前?

飲食業界の労働時間を見てみると、月に200時間以内が49%を占め、どらかめの経験則よりも労働時間は少ない傾向があると感じました。

近年は、大手企業も36協定を守る必要があるため、小規模事業者と大手企業で労働時間格差が広がった可能性もありますね。

昔に比べて減ったとはいえ、下の残業時間別の割合を見てみると他の業種に比べて残業時間が長いことが伺えます。

飲食業界の残業時間割合
残業なし9%
40時間以内40%
41時間〜90時間34%
91時間〜140時間12%
141時間以上5%
飲食店正社員の残業時間

飲食業界で完全週休2日制は珍しい?

労働時間とは一転して、月間の休日日数は6日以内という人が59%もおり、非常に高い結果となりました。

やはり、サービス業である飲食業界では休みが取りづらく、大変な思いをしている人も多いようです。

月の休みの少なさに加えて、祝日・お盆・年末年始・ゴールデンウィークなど通常の企業が休みの時に休みがないのは厳しいものがあります。

飲食業界から転職して減給になる可能性は低い!

飲食から転職した人の年収の変化をみると、58%の人が給料が増加し、20%の人が変わらない結果となりました。

私自身は500万円からIT業界に転職することで420万ほどに減給になりましたが、転職して1年ほどで年収500万を超え、休みも多く労働時間も調整できるようになっているため、特に不満はありません。

飲食業界だとどうしても年収の天井が500万〜600万程度だと思いますので、今後の昇給を考えても転職は成功だったと考えています。

どらかめ

飲食は10年働いてやっと500万だったけど、IT業界だと1年で達成しました♪

飲食業界よりも労働時間が長い仕事は少ない!

転職後の労働時間の変化

飲食業界から転職した人の約79%が労働時間が減ったと答えています。

飲食業界の労働時間もかなり改善されてきているとは言え、やはり他の業界に比べると長い傾向にあるため、減ったと答える人が多い傾向にあるのでしょう。

また以下のグラフでわかる通り、休日数が増えることによって、月間の労働時間が減ったと感じている人も多いようです。

転職後の休日日数

実際に私も転職前後で休日日数を比較すると、年間約25日近く増えていることがわかります。

どらかめの転職後の休日日数の推移
業界月間労働時間年間休日日数(有給込み)年収(額面)
パティシエ(3年経験)390時間60日206万
カフェ(10年経験)230時間105日480万
IT企業(1年経験)190時間130日以上500万
転職後の休日の推移
どらかめ

転職して1年で、給与・労働時間・休日日数の全てが解決したのは、本当に驚きです!

飲食業界からの転職満足度は89%!

飲食店からの転職後の満足度

飲食店からの転職後の満足度では、89%の人が「満足」と感じている結果となりました。

やはり、飲食店から転職することで、労働時間や給料面などが改善され、将来への不安がなくなった人が多くいた結果が満足度に現れていると思います。

私自身も、転職したことで家族との時間も増え、将来への不安もなくすことができました。

まとめ|飲食店から他業界への転職は可能!

ここまで、飲食店から転職する人の現状や、転職方法について解説してきました。

飲食業も楽しいことはある反面、辛いことがあるのも事実です。

私自身、転職したことで人生が大きく好転しているため、転職しないまでも一度情報収集も含めて転職エージェントに登録してみることをおすすめします。

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