【もう迷わない!】おすすめのパウンドケーキ型とその選び方をパティシエが徹底紹介!

この記事のまとめ

パウンドケーキの型選びに迷ったあなた!
この記事では、現役パティシエのぼく(@kame_okashi)がパウンド型の選ぶポイントと本当におすすめのパウンドケーキ型をご紹介します。

本当に綺麗に焼けるパウンド型を選んでおいしい楽しいお菓子作りをしましょう♪
パティシエが教えるパウンド型の材質と加工の違いと特徴とは?

そーた

パウンドケーキの型ってどれも同じに見えるけど、どれを使うとおいしく焼けるの?

どらかめ

素材や加工の違いを見ていけば自分にぴったりのパウンド型が見つかるよ♪

それでは、パウンドケーキ型の選び方とぼくがおすすめする型を見ていきましょう。

ぼくの結論としては、型離れと熱伝導性の高い【松永製作所 : 黄金パウンド型】がもっともおすすめ出来る型でした!

  • パティシエ14年目 4人家族 34才
  • 食品衛生責任者の資格取得
  • カフェでの商品開発経験
目次

パウンドケーキ型の材質と加工の違いと選び方

パウンドケーキの型は、主に「5つの材質」と「3つの加工」で以下のように分けることができます。

5つの材料
3つの加工
  • ステンレス
  • ブリキ
  • アルミ
  • シリコン
  • ガラス
  • テフロン(フッ素加工)
  • シリコン加工
  • アルタイト加工

この5つの材質や3つの加工には特徴があります。

例えばステンレスはサビにくく、たまにしか使わない人にとっては便利と言えます。しかし、熱の伝わり方がほかの材質に比べ弱いので、生地の膨らみや焼き上がりに影響が出てくる可能性があるんです。

型はこういった材質や加工を組み合わせて作られるので、商品の特徴がわかりにくく、選ぶのが難しくなってしまいます。

そーた

じゃあ自分にあった素材と加工を知らなきゃいけないってこと?
すごい難しそう⋯⋯

どらかめ

あとで解説するからこんな種類があるんだなってくらいで大丈夫だよ!

材質や加工の違いを知っておくと、美味しく焼けるパウンド型が選べるので見ていきましょう♪

パウンドケーキ型に使われる5つの材質とおすすめの素材とは?

パウンド型で使われる材質をまとめると以下の5つになります。

5つの材料
  • ステンレス
  • ブリキ
  • アルミ
  • シリコン
  • ガラス

それぞれの、材質の特徴は以下の表の通り。

材質名ステンレスブリキアルミシリコン耐熱ガラス
熱の伝わり方
(膨らみ)

焼き色も素晴らしい
型離れの良さ
紙が必要

シリコン加工がおすすめ

テフロン有
サビにくさ
耐久性××
他の用途
生菓子OK

パンなど

スポンジケーキ

料理もOK

料理もOK

こうして見ると、選ぶポイントとしてお菓子を作る頻度や、何に使いたいのかで選ぶ型の素材は変わってくるのがわかりますね。

各材質の詳細については、以下になります。

ステンレスはサビに強く、耐久性が高いことで知られています。ただし、熱伝導率は他の材質に比べて低く、その結果、焼きムラが生じやすくなります。特に、表面が過度に焼けることなく、中心部分が均一に焼けるように調整が必要です 。

さらに、用途や頻度別にまとめると以下の様になります。

あなたにピッタリな素材は?
  • ステンレス
    ➡︎汎用性とサビにくさを重視。普段あまりお菓子作りをしないひと
  • ブリキ
    ➡︎手間がかかっても本格的においしく綺麗に焼きたいひと
  • アルミ
    ➡︎型紙の準備が面倒だけどそれなりに焼きたいひと
  • シリコン
    ➡︎とにかく、洗うのが簡単で使いやすいもの
  • ガラス
    ➡︎料理にも使いたいひと

このように材質の特性を知ると、あまりお菓子を作らないひとは「汎用性」と「サビにくさ」を重視してステンレス。

少し手間がかかっても美味しく焼きたいひとは、熱の伝わり方がいいブリキ型がおすすめ。ということがわかりますね♪

どらかめ

初心者はステンレスが生菓子にも使えておすすめだね♪
でも、ブリキで焼いたパウンドケーキも美味しいんだよなぁ

パウンドケーキ型の加工の意味とおすすめの加工とは?

パウンドケーキの型には加工が施されている商品が多くあります。

もちろん加工なしの商品もありますが、ケーキの外しやすさや、オイルコーティングの手間を考えると加工してあるモノの方が簡単でおすすめと言えます。

というわけで、材質の特徴の次は加工について見ていきましょう。

パウンドケーキ型で使われる主な加工は以下の3種類。

加工の3うの種類
  • テフロン加工(フッ素)
  • シリコン加工
  • アルタイト加工

それぞれの加工の特徴は以下の通り。

スクロールできます
材質名テフロン加工シリコン加工アルタイト加工
素材アルミブリキなど
コーティングフッ素コーティングシリコンコーティングアルミコーティング
熱の伝わり方
型離れ
お手入れ
空焼き不要不要必要
耐久性
糖分に弱いのでパウンドケーキには不向き

水分に弱いので付け置きは禁止

テフロンには糖分に弱いという特性があり、パンの型などに使われる傾向があります

ですので、パウンドケーキ用に購入するのであれば、シリコン加工一択と言えますね♪

各加工の詳細については、以下になります。

テフロン加工は、型からケーキを外しやすくするためのコーティングが施されています。

これにより、焼き上がり後の型離れが非常に良くなりますが、焼き色がやや薄くなる傾向があります。また、糖分が多い生地では焦げやすいことがあります 。

用途別に加工のおすすめは以下の通りです。

パウンドケーキ型の加工はどれを選ぶ?
  • パンも同じ型で焼きたいひと
    ➡︎テフロン加工の型
  • 簡単に上手に焼きたいひと
    ➡︎シリコン加工の型
  • 手間暇かけて自分の型を作っていきたいひと
    ➡︎アルタイト加工、もしくは無加工の型

型の加工がなくても、型紙を敷いたりオイルスプレーをすれば、型離れします。

さらにブリキの型でしたら何度も作るうちに、油分が染み込んでいき、加工なしでも綺麗に焼けるようになりますので、用途や好みで選びましょうね♪

どらかめ

ぼくは、簡単で型離れや焼き色も良い「ブリキ」で「シリコン加工」のものが好きかな♪

パウンドケーキ型のおすすめサイズと選び方とは?

パウンドケーキ型のサイズ選びは、お菓子作りの成功に大きく影響します。以下は、一般的に使用されるパウンドケーキ型のサイズとその特徴です。

パウンドケーキ型のサイズ
  • ミニサイズ
    ➡︎11~12cmのコンパクトなサイズで、火通りが良いため、初心者にも扱いやすいです。小ぶりなサイズ感は、プレゼントや少量のケーキを作りたいときに最適で、短時間で焼き上がるため、失敗が少なく済みます。
  • ミドルサイズ
    ➡︎15~18cmのサイズは、最も一般的なパウンドケーキ型のサイズ。焼き上がりのバランスが良く、家庭での日常的な使用に適しています。このサイズは、初心者から中級者まで幅広く対応できる万能サイズと言えるでしょう。
  • ラージサイズ
    ➡︎20~24cmの大型サイズは、パーティーや多人数向けにケーキを作る際に最適です。ただし、焼き上がりの判断が難しくなるため、オーブンの特性をよく理解している中・上級者向けと言えます。
  • スリムサイズ
    ➡︎スリムでスタイリッシュな形状が特徴のこのサイズは、近年人気が高まっています。松永製作所などのブランドが提供するこの型は、見た目が美しく、特におしゃれなプレゼントやデコレーションに適しています。

最初に購入するなら、ミニサイズかミドルサイズくらいがちょうど良いですね。

ラージサイズになると、焼き上がりの判断が非常に難しくなるのである程度慣れている人向けのものと言えます。

どらかめ

「パウンドケーキが生焼けでした⋯」ってお悩みよく聞くので、サイズ選びは重要です!

長さだけでなく容量も超重要!

パウンドケーキ型を選ぶ際には、長さだけでなく容量が非常に重要です。

多くの人が型の長さに注目しがちですが、実際には横幅や高さ、容量も焼き上がりに大きな影響を与えるため、後悔を防ぐためにも容量を理解しておきましょう。

パウンドケーキ型は、丸デコやシフォン型などと違い、横幅や高さが商品によって大きく変わることがあります。

体積の比較
・長さ18cm×横幅5cm×高さ10cm=体積900ml
・長さ18cm×横幅6cm×高さ12cm=体積1296ml
このように、横幅や高さが少し違うだけでも、1.5倍近い体積となってしまいます!

どらかめ

レシピ本のcm表記だけで作ると体積の違いで薄くなって焦げたり、生焼けになることも⋯⋯

レシピ本では型のサイズが「cm」で表記されていることが多いですが、実際には体積が異なるため、そのままのサイズで作ると生地が薄くなりすぎて焦げたり、生焼けになってしまうことがあります。

自分が作りたいレシピに適した型を選ぶことが非常に重要ですね。

私の経験則としては、パウンドケーキ型の横幅8cm高さ6cmくらいのサイズが最もバランスが良く、様々なレシピに対応しやすいと感じています。

このサイズであれば、焼き上がりの厚さも程よく、ケーキが均一に焼けやすいです。もちろん、作りたいケーキの種類や好みによって調整が必要ですが、この基準を参考に生地の量を調整しながら、最適な焼き上がりを目指しましょう。

トッピングしたい場合も要注意

トッピングをたっぷり乗せたパウンドケーキを作りたい場合は、ケーキ生地が型から溢れたり、焼き上がりにムラが出たりするリスクが高まるため、型の選び方にさらに注意が必要です。

特に、トッピングが多いと上部に重さがかかり、ケーキが中央から沈みやすくなるだけでなく、焼き時間も通常より長くなります。こうした問題を避けるためには、高さのある型を選ぶか、生地の量を調整して余裕を持たせることが大切です。

例えば⋯

例えば、通常のレシピよりも少し少なめの生地を型に流し込み、トッピングを乗せた後でも生地が型の縁を超えないように注意します。また、高さのある型を使うことで、トッピングが加わっても吹きこぼれを防ぎ、均一に焼き上げることができます。

このように、トッピングをたっぷり使う場合は、適切な型選びと生地の調整を行うことで、見た目も味も満足のいくパウンドケーキに仕上げることができますよ。

おすすめのパウンドケーキ型6選

これまでの内容を元に、パウンドケーキ型の選び方を用途別にまとめてみました。

用途別のおすすめは?
  • お菓子作りをあまりしないひと
    ➡︎ステンレス製で加工なしの型(汎用性&耐久性重視)
  • パンも焼きたいひと
    ➡︎アルミ製でテフロン加工型(焼き色&型離れ重視)
  • 最高のパウンドケーキを焼きたいひと
    ➡︎ブリキ製でシリコン加工の型(焼き色&耐久性&型離れ重視)

それでは選ぶポイントをもとに、ぼくがおすすめするパウンドケーキ型を3つご紹介していきましょう。

霜鳥製作所(Shimotori Corporation) パウンドケーキ型 小 18-0ステンレス


霜鳥製作所(Shimotori Corporation) パウンドケーキ型 小 18-0ステンレス 日本製 147

霜鳥製作所(Shimotori Corporation) パウンドケーキ型 小 18-0ステンレス 日本製 147

安さと汎用性重視
パウンド以外にもムースやスポンジもOK

型のメンテナンスもそこまで気にしなくて良い素材なので、たまにしかお菓子を作らないひとにはピッタリなパウンドケーキ型。

汎用性を重視しているので、ブリキに比べると焼き色や火の入り方はイマイチですが、たまに作るくらいなら十分でしょう

ただし、型紙の用意やオイルスプレーは必須となりますので、注意が必要です!

また、サイズ感もちょうどよく、初めての方選びには最適な商品と言えますね。

Screenshot
そーた

なんと言っても安い点が評価できるよね♪

商品名霜鳥製作所(Shimotori Corporation) パウンドケーキ型 小 18-0ステンレス 日本製 147
サイズ80x175x60mm(小・特大もあり)
重さ124g
素材ステンレス
加工加工なし
作れるもの生菓子から焼き菓子まで

貝印 ケーキ型スリムパウンド型(中) フッ素加工

貝印(Kai Corporation) KAI ケーキ型 Kai House Select スリムパウンド型 中 フッ素加工 日本製 お手入れ簡単 DL6155

型はずし楽チン
アルミ製なので焼き色もキレイ♪

特徴
  • テフロンセレクト加工により、型離れが非常に良く、スムーズにケーキを取り出せます。これにより、自分だけのオリジナルケーキ作りが簡単に楽しめます。
  • こびりつきにくさが大きなポイントで、焼き上がり後のお手入れも簡単です。特に忙しい日常の中で、手軽においしいスイーツを作りたい方にぴったりです。
  • 注意: 本製品は焼き型として設計されており、湯せん焼きには対応していません。湯せん焼きで使用すると、ピンホールから水分が侵入し、鉄の素地がサビたり、塗膜が剥がれる可能性がありますので、ご注意ください。

テフロン加工の施されたアルミ素材の型なので、型離れが良いだけでなく焼き色も綺麗に入ります♪

この型は、貝印とCookpadのコラボ商品で、信頼の品質を提供します。アルミ素材の特長として、軽くてサビにくいため、長期間にわたって快適に使い続けられます。また、焼き色が均一に美しく仕上がる点も魅力です。

さらに、サイズ展開も豊富で、15cmと20cmの2種類があります。これにより、作りたいケーキのサイズに応じて使い分けることができ、便利ですね。

どらかめ

型のサイズも15cmと20cmがあるので使い分けも出来て便利です♪

商品名KAI ケーキ型 Kai House Select スリムパウンド型 (小) 
サイズ8.7×17.8×6cm
重さ135g
素材
加工フッ素加工(テフロン)
作れるもの焼き菓子

タイガークラウン パウンド型17cm アルミニウム フッ素コート

タイガークラウン ケーキ型 グレー 80×170×64mm Albridパウンド型17cm アルミニウム フッ素2コート 5237
Scrタイガークラウン ケーキ型 グレー 80×170×64mm Albridパウンド型17cm アルミニウム フッ素2コート 5237

アルミとフッ素加工のいいとこどり

特徴
  • 軽量で扱いやすい: 本体重量はわずか100gのため、取り扱いが簡単で、初心者からプロまで幅広く使いやすい設計です。
  • フッ素樹脂2コート加工: 型離れが良く、お手入れが簡単なフッ素樹脂2コートが施されています。これにより、ケーキが型にくっつきにくく、綺麗に取り出すことができます。
  • オーブン対応: オーブンでの使用が可能で、焼き上がりが均一かつ美しい仕上がりを実現します。アルミニウム製なので、熱伝導が良く、短時間でしっかりと焼き上がります。
  • 信頼の日本製: 日本で製造された高品質なパウンドケーキ型です。細部にまでこだわった作りで、長く愛用できる一品です。

軽量で扱いやすいアルミ製パウンドケーキ型です。フッ素樹脂2コート加工が施されており、型離れが非常に良いため、生地が型にくっつかず、スムーズにケーキを取り出すことができます。

この型は、信頼のタイガークラウンブランドが提供する日本製の高品質な製品です。アルミニウム素材の特長として、軽量で熱伝導が良く、短時間でムラなく焼き上がります。また、サビに強いため、長期間にわたって快適に使用することができます。

さらに、この型はオーブン対応であり、家庭用オーブンでの使用に最適です。ケーキ作りが楽しくなる使い勝手の良さと、美しい焼き色が魅力の一品です。

商品名タイガークラウン パウンド型17cm アルミニウム フッ素コート
サイズ8×17×6.4cm
重さ100g
素材アルミニウム
加工フッ素樹脂2コード
作れるもの焼き菓子

iwaki(イワキ) 耐熱ガラス ケーキ型 パウンドケーキ型 角型 18×8cm用

電子レンジ対応のamazonベストセラーパウンドケーキ型

特徴
  • 耐熱ガラス製:電子レンジやオーブンで使用できる耐熱ガラス製のため、パウンドケーキを焼くのはもちろん、さまざまなメイン料理にも最適。
  • シンプルで使いやすいデザイン:クリアなガラスでシンプルなデザインのため、どんな食材にもマッチし、料理の見栄えが良くなります。焼いたケーキや料理をそのままテーブルウェアとして使用できるのも便利。
  • 長期間の使用でも美しさをキープ: ガラス製のため、焦げ付きや汚れが付きにくく、変色や匂い移りが少なく、食材本来の風味を楽しむことができます。
  • お手入れが簡単: 食洗機対応なので、使用後のお手入れも簡単。忙しい日常でも気軽に使えるのが魅力です。

クリアなガラス素材が美しい、ガラス製のパウンドケーキ型です♪

耐熱ガラスを使用しているので、電子レンジやオーブンでの調理ができ、さまざまな料理に活躍します。シンプルで使いやすいデザインが、どんな食卓にも馴染み、焼き上がったケーキをそのままテーブルに出せるのも嬉しいポイントです。

この型は、信頼のiwakiブランドからの定番アイテム。ガラス素材の特長として、焦げ付きにくく、汚れがつきにくいので、長く綺麗に使い続けることができます。しかも、変色や匂い移りが少ないため、いつでも清潔に保てるのも魅力的ですね。

さらに、このパウンドケーキ型は食洗機対応なので、後片付けもとっても簡単です。

どらかめ

忙しい日々の中でも、手軽に美味しいスイーツを作りたい方にぴったりの一品です!

商品名iwaki(イワキ) 耐熱ガラス ケーキ型 パウンドケーキ型 角型 18×8cm用
サイズ19.5×8.5×6cm
重さ540g
素材ガラス
加工加工なし
作れるもの焼き菓子から料理まで

貝印 紙製 パウンド型 大 5枚入

プレゼントにも最適!紙製なので洗う手間なども省けます

特徴
  • クラフト紙製でそのまま焼ける: 金属型が不要なクラフト紙製パウンド型。耐熱温度200度まで対応し、簡単にスイーツ作りが楽しめます♪
  • ラッピング袋付き: 焼いたケーキをそのまま包める便利なラッピング袋付き。冷凍保存もできるので、作ったケーキを長く楽しめます。
  • シンプルで温かみのあるデザイン: ブラウンカラーのシンプルなデザインで、プレゼントにぴったりなサイズ感(9×20×4.5cm)です。

このクラフト紙製のパウンド型なら、簡単にオリジナルスイーツが作れちゃいます!耐熱温度200度まで対応しているので、安心してオーブンで使えますよ。

貝印ブランドが提供するこのパウンド型は、焼き上げたケーキをそのままプレゼントできる便利なアイテムです。シンプルなブラウンカラーの長方形デザインで、手作りの温かみを感じさせる仕上がりに。サイズも9×20×4.5cmと、ちょうど良い大きさなので、プレゼントにもぴったりですね♪

ラッピング袋もセットになっていて、焼きたてのケーキをすぐに包んで渡すことができます。こちらはポリプロピレン製で、耐冷温度-30度まで対応しているので、冷凍保存もOK!心のこもったオリジナルケーキを、ぜひ大切な人に贈ってみてはいかがでしょうか。

商品名貝印 紙製 パウンド型 大 5枚入
サイズ20×9×4.5cm
重さ
素材
加工加工なし
作れるもの焼き菓子

松永製作所 | 黄金パウンド型

プロパティシエもおすすめ!
圧倒的な焼き上がりの良さと型離れで最高のパウンドケーキを

最後にご紹介するのは、「松永製作所」さんの黄金パウンド型です。

松永製作所とは?

松永製作所はお菓子研究家やパティシエの間では、有名な下町の型制作メーカー。
兄弟2人で作るこだわりの詰まった品質のいい型は、お菓子作り好きなら一つは持っておきたい一生モノです。

材料は全て国産。
東京の下町で職人の手によって1つずつ手作りで作られているので、品質は非常に高いと言えますね

この黄金パウンド型良い点はなんと言っても、「ブリキ」×「シリコン」の良い所取りな所。

ブリキ素材の熱の伝わりやすさを活かして、パウンドケーキの内部までスピーディーに焼き上げることで生地のパサつきをおさえることができます。

焼き色に関しても素晴らしく、一度このパウンド型で焼くと、もう他のパウンド型は使えなくなります。

実際に松永製作所の型使うと綺麗な焼き色に焼き上がります。

もちろん型以外にも、焼き方やオーブン、レシピなどで焼き色は変わるので、型を変えればOKというわけではありませんが、重要なポイントの一つと言えます♪

レシピに関してはcottaさんでもいくつか美味しく焼けるものを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

どらかめ

松永製作所さんとインスタのコメントでお話しした事もありますが、とてもこだわりのある素敵なひとでした♪

商品名松永製作所 | 黄金パウンド型
サイズ180×70×H55mm
重さ
素材ブリキ
加工シリコン加工
作れるもの焼き菓子

パウンドケーキ型の型紙を敷く方法についても解説

パウンドケーキ型は、型紙を敷きこむタイプが主流となっています。

そのため、毎回型紙を敷き込むことが必要になりますが、綺麗に敷き込むのが結構難しくて、パウンドケーキの仕上がりがイマイチになってしまうことがあります。

ここで紹介する方法は、簡単に敷き込む方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

STEP
パウンドケーキ型に合わせて紙をカットする

パウンドケーキ型に合わせて、オーブンシートをカットします。オーブンシートは型の裏側から押し付けて、角で印をつけるようにしましょう。

STEP
切った紙に切り込みを入れる

切った紙の四方の角から切り込みを入れます。この時に奥まで切りすぎないように注意しましょう。

STEP
型に敷き込む

カットができたら、型に敷き込みます。型に敷き込む際には、カットした部分を重ね合わせるようにしましょう。

より詳細な解説はYouTubeで紹介していますので、ぜひご覧ください。

パウンドケーキ型の作り方と敷き込み方

お菓子作り初心者におすすめの人気パウンドケーキレシピ

パウンドケーキを作る時に重要なのはレシピです。

どんなに技術があっても、良い型があってもレシピ選びを間違えると上手く作れません。

そこで本記事では、シンプルで作りやすい基本の4同割りのレシピをほんの少しだけアレンジしたもので解説していきたいと思います。

基本のパウンドケーキレシピ(16cm×8cm×6cmのパウンド型1台分)

バター生地

  • 薄力粉⋯⋯⋯⋯80g
  • アーモンドプードル⋯⋯⋯⋯20g
  • ベーキングパウダー⋯⋯⋯⋯2g
  • 無塩バター⋯⋯⋯⋯100g
  • 卵⋯⋯⋯⋯100g
  • グラニュー糖⋯⋯⋯⋯100g

シロップ

  • 水⋯⋯⋯⋯30g
  • グラニュー糖⋯⋯⋯⋯15g
  • 洋酒⋯⋯⋯⋯30g

このパウンドケーキのレシピは、シンプルで作りやすいレシピなのでぜひチャレンジしてみましょう。

必要な道具一覧

パウンドケーキを作るに当たって必要な道具を一覧でご紹介します。

パウンドケーキ作りに必要な道具一覧
  • ボウル
  • ゴムベラ
  • ミキサー(ビーター機能があると便利)
  • パウンドケーキ型(16cm×8cm×6cmのパウンド型1台分)
  • オーブン
  • パウンドケーキクーラー(網台などでも代用可能)

ボウルは中サイズのボウルであれば問題ありません。ミキサーについては、バターや砂糖をクリーム状にするために、ミキサーや泡立て器が必要です。ミキサーがあれば便利ですが、手動の泡立て器でも代用することができますので、安心してください。

オーブンについては、ご家庭のもので問題ありませんが、オーブンにも特製があり、焼き色が付きにくかったり焼きムラが発生しやすいなどの特徴を持つオーブンも存在します。

おすすめのコスパが良いオーブンについては、「お菓子作りのオーブンレンジおすすめ4選!初心者に人気の機種やその選び方をパティシエが解説」で選び方から、おすすめ機種まで紹介していますので、参考にしてみてください。

どらかめ

もちろん今お持ちのオーブンレンジでも十分に焼くことは可能です!

これらの道具を準備しておけば、パウンドケーキの作り方を始める準備が整います。必要な道具を揃えて、楽しくパウンドケーキ作りに取り組みましょう!

お菓子作り初心者におすすめ | シンプルで人気な定番パウンドケーキの作り方

パウンドケーキの作り方をまとめると下のようになります。

  1. 鍋に水と砂糖を入れてひと煮立ちしたら火からはずし、ラム酒を入れる
  2. 常温に戻したバターにグラニュー糖を入れて、ハンドミキサーで白っぽくなるまで混ぜ合わせる
  3. 2の生地に卵を少しづつ入れて乳化させる
  4. 3の生地にふるっておいた粉類を入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせる
  5. 型紙を引いたパウンド型に4の生地を流し、オーブンで焼く
  6. 170度のオーブンで40〜45分焼く
  7. 焼きあがったパウンドケーキがまだ暖かいうちにシロップをハケで全体にうつ
  8. ラップで包んで一晩置く

このレシピの特徴は基本の4同割りの生地の一部の材料を置き換えてシンプルながらもコクのあるレシピに仕上がっています。

4同割とは?

4同割りとはバター薄力粉砂糖が同じ割合の生地のことをいいます。昔ながらのベーシックな配合なので覚えておきましょう。

詳しくは、「お菓子作り初心者が基本の定番レシピから学ぶパウンドケーキの疑問とコツ」で作り方を詳しく解説していますので、ぜひ見てみてください。

お菓子作りにおすすめのパウンドケーキ型とその選び方をパティシエが徹底紹介!のまとめ

この記事では、パウンドケーキの型の選び方とおすすめの型をご紹介しました。

上でご紹介した型以外でも、ご自身に合った型選びの参考にしてみてください♪

また、パウンドケーキを作るコツや、型紙の作り方も教えていますので、ぜひ参考にしてみてください♪

この記事で紹介したパウンドケーキ型の公式サイト

目次