お菓子作りをする上であると非常に便利なスタンドミキサー(卓上ミキサー)。
ただ、価格や音の問題、置く場所の問題などどれを購入すれば良いか判断が難しいもの。そこで本記事では、パティシエのどらかめが本当におすすめできるスタンドミキサーを家庭用、業務用に分けて7つ紹介します。

ぜひ参考にして、自分にぴったりの一台を見つけてみてください。
それでは、スタンドミキサーの選び方とおすすめ機種を紹介していきましょう。
僕の結論としては、安心の「Kitchen Aid スタンドミキサー KSM150+4.8Lボウル」が最も良いとなりました!
パティシエおすすめの家庭用スタンドミキサー(卓上ミキサー)4選


ここから、パティシエのどらかめがおすすめするスタンドミキサーを紹介していきます。
それぞれスペックや特徴、攪拌力や設置性などに差があるため、ぜひご自身の用途にあったスタンドミキサーを選んでみてくださいね。
そんなわけで、おすすめのスタンドミキサーをいくつかまとめてみました。
製品名 | 容量 | 出力 | 速度段階 | 重量 | 特徴 | パン適性 | お菓子適性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ENRO スタンドミキサー | 6L | 300W | 12段階+タイマー | 16kg | 静音設計/吸盤付き/タイマー機能 | 粉700gまで、家庭用向け | スポンジ18〜20cm型対応、生クリーム1Lまで |
Kitchen in the box スタンドミキサー | 4.5L+5L | 450W | 10段階+パルス | (公式未記載) | 2ボウル付き/コンパクト設計 | 450Wで食パン生地程度なら対応可 | 15cm型まで、少量〜中量向け |
KitchenAid スタンドミキサー KSM150 | 4.8L | 225W | 10段階 | 13.1kg | プラネタリーミキシング/金属構造/拡張アタッチメント多数 | 粉1kg超まで対応、本格パン向け | スポンジ〜パウンド幅広く、少量も可 |
KitchenAid スタンドミキサー 3.5QT | 3.3L | 250W | 10段階 | 7.5kg | コンパクト設計/フードグラインダー付属 | 粉720gまで、日常パン作りに最適 | 少量仕込み◎、卵白や生クリーム泡立てに強み |



業務用でおすすめのスタンドミキサーは下のリンクから!
業務用はこちら:パティシエおすすめの業務用スタンドミキサー
ENRO ピザ窯メーカーが作るスタンドミキサー


- 6L大容量でパンやお菓子を一度に仕込みやすい
- 静音設計で夜間や子どものいる家庭でも使いやすい
- 12段階速度+タイマーで生地やクリームを安定して仕上げられる
- 吸盤付きで安定性が高く、振動による移動が少ない
- 重量が16kgと重く、持ち運びや収納に不向き
- 最大粉量が700gまでと業務用には物足りない
- アタッチメント以外の拡張性は少ない
スペック | 詳細 |
---|---|
基本性能 | 「混ぜる」「こねる」「泡立てる」に対応 |
モーター出力 | 300W |
速度段階 | 12段階+タイマー機能(0〜20分) |
容量(ボウルサイズ) | 6L(最大粉量700g・生クリーム1000ml・卵12個まで) |
アタッチメント | ドゥフック・ビーター・ワイヤーホイップ付属 |
サイズ・静音性 | 幅36.6×奥行23.9×高さ35cm/重量16kg/静音設計(約50dB) |
作れる量の目安(一例)
- スポンジケーキ(4号サイズ):最小1個(100g)、最大約9個(910g)
- 生クリーム:最小0.5パック(100g)、最大約7パック(1370g)
- パウンドケーキ(18cm型):最小1本(320g)、最大約4.5本(1370g)
- ロールパン(強力粉生地):最小5個(200g)、最大約32個(1300g)
音が静かで安定しているので、初心者でも安心して作業できます。大容量を一度に処理できるため、パンとお菓子作りを両立したい方に向いています。


Kitchen in the box スタンドミキサー 4.5L+5Lダブルボウル


- ダブルボウルで用途ごとに使い分け可能
- 10段階+パルスで練り・泡立てを細かく調整できる
- 幅34cmで比較的コンパクト、狭いキッチンでも置きやすい
- 価格が手頃で初心者でも導入しやすい
- 硬めのパン生地を長時間こねると負荷がかかる可能性あり
- 若干安定感に欠けるため、堅い記事などを撹拌するとガタツク
- アタッチメントの拡張性は限定的
スペック | 詳細 |
---|---|
基本性能 | 「混ぜる」「こねる」「泡立てる」に対応 |
モーター出力 | 450W |
速度段階 | 10段階+パルス機能 |
容量(ボウルサイズ) | 64.5L(ステンレス)+5L(ABS樹脂) |
アタッチメント | ドゥフック・ビーター・ホイッパー付属 |
サイズ・静音性 | 幅34×奥行15×高さ32cm/重量(4.25kg) |
作れる量の目安(一例)
- スポンジケーキ(4号サイズ):最大7.2個(730g)
- 生クリーム:最大5.5パック(1100g)
- パウンドケーキ(18cm型):最大3.5本(1100g)
- ロールパン(強力粉生地):最大26個(1040g)
1台でこね・混ぜ・泡立てが揃うので、ハンドミキサーからステップアップしたい人におすすめ。少量から中量まで幅広く対応できるバランス型です。


キッチンエイド(Kitchen Aid) 【国内正規輸入品】 スタンドミキサー KSM150+4.8Lボウル


- プラネタリーミキシングで混ぜムラを抑制
- 卵1個や生クリーム100gから対応でき少量仕込みも安心
- 耐久性のある金属構造で長く使える
- 多彩なアタッチメントで料理の幅が広がる
- 本体重量が重く設置場所を選ぶ
- 価格が中程度で初心者には導入ハードルあり
スペック | 詳細 |
---|---|
基本性能 | 「混ぜる」「こねる」「泡立てる」に対応 |
モーター出力 | 225W |
速度段階 | 10段階調整(低速混ぜから高速泡立てまで対応) |
容量(ボウルサイズ) | 3.3Lステンレスボウル |
アタッチメント | ワイヤーホイップ・平面ビーター・ドゥフック・フードグラインダー付き |
サイズ・静音性 | 31.2×19.8×31.2cm、重量7.5kg/コンパクト設計 |
作れる量の目安(一例)


- スポンジケーキ(4号サイズ):最小1個(100g)、最大7.2個(730g)
- 生クリーム:最小0.5パック(100g)、最大5.5パック(1100g)
- パウンドケーキ(18cm型):最小1本(320g)、最大3.5本(1100g)
- ロールパン(強力粉生地):最小5個(200g)、最大26個(1040g)
初心者からプロまで幅広く支持される定番機種。少量でも失敗しにくく、大量仕込みにも対応できる「万能型」の一台です。



必要な機能を網羅しつつ、価格が4万円台と非常にコスパが良い機種です


キッチンエイド KitchenAid 3.5QTスタンドミキサー+フードグラインダー特別セット


- A4サイズに収まる小型でキッチンに置きやすい
- パン生地200g~720gまで対応し少量から使える
- フードグラインダー付属で肉や野菜加工も可能
- カラー展開が豊富でインテリア性も高い
- 容量3.3Lのため大量調理には不向き
- 本体重量7.5kgで他機種と比べると軽い
- アタッチメントは「Mini」用専用で数が限られる
スペック | 詳細 |
---|---|
基本性能 | 「混ぜる」「こねる」「泡立てる」+ひき肉などが作れるフードグラインダー付き |
モーター出力 | 250W/プラネタリーミキシングで均一な仕上がり |
速度段階 | 10段階調整 |
容量(ボウルサイズ) | 4.8Lステンレスボウル |
アタッチメント | ホイップ・平面ビーター・ドゥーフック・注入カバー・フードグラインダー付属 |
サイズ・静音性 | 幅36×奥行22×高さ35cm/重量約13.1kgで高い安定性 |
作れる量の目安(一例)
- スポンジケーキ(4号サイズ):最小1個(100g)、最大約5個(510g)
- 生クリーム:最小0.5パック(100g)、最大約4パック(770g)
- パウンドケーキ(18cm型):最小1本(320g)、最大約2.5本(770g)
- ロールパン(強力粉生地):最小5個(200g)、最大約18個(730g)
さらに、他のkitchen aidのスタンドミキサーと比較すると、非常に小型のサイズとなっており、場所は取りたくないけどスタンドミキサーが欲しい方にぴったりなスタンドミキサーと言えます。





A4サイズのスペースで設置ができるので、キッチンがあまり大きくない方にもおすすめです♪


製品名 | 容量 | 出力 | 速度段階 | 重量 | 特徴 | パン適性 | お菓子適性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ENRO スタンドミキサー | 6L | 300W | 12段階+タイマー | 16kg | 静音設計/吸盤付き/タイマー機能 | 粉700gまで、家庭用向け | スポンジ18〜20cm型対応、生クリーム1Lまで |
Kitchen in the box スタンドミキサー | 4.5L+5L | 450W | 10段階+パルス | (公式未記載) | 2ボウル付き/コンパクト設計 | 450Wで食パン生地程度なら対応可 | 15cm型まで、少量〜中量向け |
KitchenAid スタンドミキサー KSM150 | 4.8L | 225W | 10段階 | 13.1kg | プラネタリーミキシング/金属構造/拡張アタッチメント多数 | 粉1kg超まで対応、本格パン向け | スポンジ〜パウンド幅広く、少量も可 |
KitchenAid スタンドミキサー 3.5QT | 3.3L | 250W | 10段階 | 7.5kg | コンパクト設計/フードグラインダー付属 | 粉720gまで、日常パン作りに最適 | 少量仕込み◎、卵白や生クリーム泡立てに強み |








パティシエおすすめの業務用スタンドミキサー(卓上ミキサー)3選


業務用で使用する場合は家庭用と比較して大容量のタイプが求められる傾向にあります。
私のおすすめは下記の通りです。
業務用 7L 卓上型 ミキサー PRO-DMX7


- 7L大容量で業務用やイベント用にも対応できる
- オールステンレスのアタッチメントで衛生的&耐久性高い
- DCモーター採用で静音性と省エネ性能あり
- 飛散防止カバー標準装備で粉の飛び散りを防げる
- 12kgと重量があり設置場所を選ぶ
- 連続使用時間は15分までと制限あり
- 家庭用途にはオーバースペック気味
スペック | 詳細 |
---|---|
基本性能 | 「混ぜる」「こねる」「泡立てる」+ひき肉などが作れるフードグラインダー付き |
モーター出力 | 250W/プラネタリーミキシングで均一な仕上がり |
速度段階 | 10段階調整 |
容量(ボウルサイズ) | 4.8Lステンレスボウル |
アタッチメント | ホイップ・平面ビーター・ドゥーフック・注入カバー・フードグラインダー付属 |
サイズ・静音性 | 幅36×奥行22×高さ35cm/重量約13.1kgで高い安定性 |
作れる量の目安(一例)
- ・スポンジケーキ:最大1500g(7号サイズ×3台分)
- ・生クリーム:最小200ml、最大1800ml
- ・パン生地:約700gまで対応
- ・メレンゲ:卵白20〜22個分
業務用としては価格が比較的抑えめで、家庭で本格的にパンやお菓子を大量に仕込みたい人にも選ばれています。据え置き前提で導入を検討すると安心です。



大容量の7Lなので、大量に作る人や仕事でも使いたい人におすすめです


KALELAISU 業務用スタンドミキサー 10L


- 10L大容量で業務用・大量仕込みに対応
- 1200Wモーターでパン生地も力強くこねられる
- 99分タイマー付きで仕上がりを自動管理可能
- 家庭用としても使える価格帯で導入しやすい
- サイズが大きく家庭のキッチンには置きにくい
- アタッチメントは基本3種類のみで拡張性は少ない
- 7段階速度は業務用としては少なめ
スペック | 詳細 |
---|---|
基本性能 | 「混ぜる」「こねる」「泡立てる」+ひき肉などが作れるフードグラインダー付き |
モーター出力 | 250W/プラネタリーミキシングで均一な仕上がり |
速度段階 | 10段階調整 |
容量(ボウルサイズ) | 4.8Lステンレスボウル |
アタッチメント | ホイップ・平面ビーター・ドゥーフック・注入カバー・フードグラインダー付属 |
サイズ・静音性 | 幅36×奥行22×高さ35cm/重量約13.1kgで高い安定性 |
作れる量の目安(一例)
- スポンジケーキ:最大約2kgまで対応(4.8Lの約2.1倍)
- 生クリーム:2000ml以上ホイップ可能
- パン生地:粉量2kg前後までこねられる
「業務用の大容量」と「家庭でも扱える軽量さ」を両立したモデル。イベントやパン教室など、大量生産が必要なシーンに特に向いています。


ケンミックス アイコーシェフ PRO KPL9000S


- ホイップ・メレンゲなど空気を含ませる作業に特化
- 6.7L容量で洋菓子店やホテルでも利用される定番機種
- プラネタリーミキシングで均一な気泡を作れる
- 飛散防止カバーや安全装置付きで衛生的かつ安心
- パン生地や硬いバター、チョコレートなどには非対応
- 業務用ながら保証期間は6ヶ月と短め
- 重量は軽めだが安定性は本格パン向きには不足
スペック | 詳細 |
---|---|
基本性能 | 「混ぜる」「こねる」「泡立てる」+ひき肉などが作れるフードグラインダー付き |
モーター出力 | 250W/プラネタリーミキシングで均一な仕上がり |
速度段階 | 10段階調整 |
容量(ボウルサイズ) | 4.8Lステンレスボウル |
アタッチメント | ホイップ・平面ビーター・ドゥーフック・注入カバー・フードグラインダー付属 |
サイズ・静音性 | 幅36×奥行22×高さ35cm/重量約13.1kgで高い安定性 |
作れる量の目安(一例)
- クッキー生地:最大2100g
- バターケーキ生地:最大2500g
- ハンバーグ種:最大1000g
- 生クリーム:最大1500g
- メレンゲ:最大750g
- スポンジ生地:最大1750g
独自のプラネタリーミキシング技術により、ムラなく均一に攪拌でき、生クリームやメレンゲの仕上がりは抜群。さらに、軽量設計で移動が簡単、安全性を高める飛散防止カバー付きで衛生面も安心。



多くのホテルやパティスリーでも使われている機種だね!


製品名 | 容量 | 出力 | 速度段階 | 重量 | 特徴 | パン適性 | お菓子適性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
KIPROSTAR PRO-DMX7 | 7L | 210W | 10段階 | 12kg | DCモーター/静音/飛散防止カバー/ステンレスアタッチメント | 粉700g程度まで、業務用小型対応 | スポンジ1500g、生クリーム1.8Lまで、卵白20個分 |
KALELAISU 業務用スタンドミキサー | 10L | 1200W | 7段階+99分タイマー | 7kg | 大容量10L/軽量設計/低騒音/タイマー管理 | 粉2kg前後までこね可能 | スポンジ約2kg、生クリーム2L超まで |
ケンミックス アイコーシェフ PRO KPL9000S | 6.7L | 500W | 120〜660rpm | (公式未記載・軽量設計) | 洋菓子専用/プラネタリーミキシング/飛散防止カバー | 非対応(硬いパン生地不可) | クッキー2100g、スポンジ1750g、生クリーム1500g、メレンゲ750g |






スタンドミキサー(卓上ミキサー)とは?その魅力と基本機能


スタンドミキサーは、料理やお菓子作りをサポートしてくれる便利なキッチン家電。
卓上に固定することで、手持ちミキサーのようにずっと手で支える必要がありません。ミキサーを動かしながら他の作業も同時に行えるため、作業効率を上げたい方や店舗のように大量に作成する場合に特に人気があります。



安定したミキシングや”パンこね”ができる機種もあるため、家庭で使うユーザーも多くいますね
そんなスタンドミキサーの基本機能は主に、「混ぜる」「こねる」「泡立てる」の3つです。
混ぜる
ケーキやクッキーの生地作りなど、材料を均一に混ぜる作業を効率化。粉と液体がしっかり混ざることでグルテンの過剰生成を抑え、しっとりとした食感を実現できます。「混ぜすぎによるグルテン形成過剰」が生地を硬くする原因となり、理想的な混ぜ時間は低速で約2分、高速で約1分と言われています。
さらに、アタッチメントを交換できる機種が多く、パスタの成形や肉のミンチなど多彩なレシピにチャレンジ可能です。
家庭用でも業務用並みの性能を持つモデルが増え、静音設計やコンパクトなデザインなども選択肢が広がっています。お菓子作り初心者からベテランまで幅広く支持されている理由は、こうした多機能さと使い勝手の良さにあります。
スタンドミキサーの特徴と利便性
スタンドミキサーの最大の特徴は、そのパワフルなモーターと安定した動作です。
特にパン作りでは、大変な手ごねの作業を機械が均一にこなしてくれるため、出来上がりに差が出にくくなります。
また、手放しで作業できる点も大きなメリットの一つです。ミキサーを動かしながら、他の下ごしらえや洗い物ができるため、お菓子作りやパン作りの作業効率が格段にアップします。



ジェノワーズを撹拌しつつ、型の準備や他の材料の用意もできるので効率的!
さらに、各メーカーから豊富なアタッチメントが提供されており、泡立て器、フック、フラットビーターなどを使い分けることで、様々なレシピに対応できます。
アタッチメント名 | 付属 / オプション | 役割 / 用途 | 主な使用例 |
---|---|---|---|
ホイッパー(泡立て器) | 基本付属が多い | 液体や軽い材料を泡立てたり混ぜたりする。空気を含ませる作業に最適。 | ホイップクリーム、メレンゲ、スポンジケーキ、卵白、ドレッシング |
ビーター(平面ビーター) | 基本付属が多い | バターや砂糖、液体と粉類を均一に混ぜる。やや重めの生地や混合作業に最適。 | クッキー生地、ケーキ生地、マッシュポテト、ブラウニー生地、パン粉作り |
ドゥフック(こねフック) | 基本付属が多い | 重い材料を混ぜたり、こねたりする。生地のグルテンを均一に伸ばす作業に特化。 | パン生地、ピザ生地、ベーグル生地、フォカッチャ |
パスタローラー | オプションのケースが多い | 生地を薄く伸ばし、均一な厚さのパスタシートを作る。 | ラザニアシート、タリアテッレ、ラビオリの生地 |
ミートグラインダー | オプションのケースが多い | 肉や魚を細かく挽く作業に使用。手作業よりも均一でスピーディー。 | ハンバーガーパティ、ミートボール、ソーセージ |
アイスクリームメーカー | オプションのケースが多い | 冷却ボウルを使用してアイスクリームやソルベを作る。 | バニラアイス、フルーツソルベ、ジェラート |
また、おしゃれなカラーバリエーションや曲線的なフォルムを持つスタンドミキサーは、キッチンに置いておくだけで空間を明るくしてくれます。
最近では軽量化やコンパクト化も進み、限られたスペースの家庭でも導入しやすくなったのもポイントです。
卓上ミキサーと手持ちミキサーの違い
スタンドミキサーと手持ちミキサーの大きな違いは、作業効率とパワーです。手持ちミキサーは気軽に使える反面、長時間の使用で腕が疲れてしまいます。



結構ハンドミキサーを持ち続けるのも大変なのよね



スタンドミキサーは卓上に固定して使えるから、力がない女性でも安定して作業することができるよ♪
また、スタンドミキサーは強力なモーターを搭載しており、粘度の高い生地やパン生地でもしっかりこね上げられます。さらにアタッチメントを切り替えるだけでこねる・混ぜる・泡立てるといったお菓子作りに必要な作業を広範囲にカバーできるのも魅力です。
ハンドミキサーとスタンドミキサーの違いをまとめると下記のようになります。
特徴 | スタンドミキサー | ハンドミキサー |
---|---|---|
用途 | パン生地のこね、大量の材料の混合や撹拌に適している | 軽い生地の混合や少量の作業に適している |
パワー(W数) | 一般的に250W〜600W以上 | 100W〜300W程度 |
操作性 | 両手が自由になり、長時間の作業も可能 | 手に持って操作するため、長時間作業は負担がかかる |
重量 | 重量があり、設置場所を取る | 軽量で収納が簡単 |
価格帯 | 高価格帯(2万円以上のモデルが多い) | 比較的低価格(数千円〜1万円程度) |
対象ユーザー | 本格的にパンやお菓子作りをする家庭やプロ向け | 初心者や軽い作業をする方、場所を取らず手軽に使いたい方 |
さらに、ただ混ぜるだけではなく、プラネタリーミキシングという手法で混ぜるため、より効率的に泡だてやパンこねなどを行えます。
プラネタリーミキシングとは?
アタッチメントがボウル内を楕円軌道で動くため、全体を均一に混ぜることができる仕組みです。通常の手混ぜと比べて1.5倍以上の混合効率が得られると言われています。



その他にもパン生地作りでグルテンを均一に形成しやすいので、膨らみやすいなどのメリットも。
卓上型スタンドミキサーが家庭で便利な理由
家庭で卓上型スタンドミキサーを取り入れる最大のメリットは、手間を減らしつつ仕上がりを安定させられる点です。
パンやお菓子作りでは、メレンゲや生クリームの泡立て、パン生地のこねなど時間と力を要する工程が多く、手持ちミキサーや手作業だと均一に仕上げるのが難しいこともあります。
スタンドミキサーなら一定のスピードとパワーで作業を進められるため、泡立てすぎや混ぜ不足といった失敗を防ぎやすく、より理想的な生地へと導いてくれます。
また、調理中に両手が空くので、材料の準備や片付けを並行できるのも大きな利点です。さらに、多くのモデルに過熱防止や滑り止めが備わっており、家庭でも安心して使えます。容量の大きいボウルを搭載した機種なら、家族用やホームパーティーの仕込みにも活躍するでしょう。



お店ではスタンドミキサーがないと仕込みの効率が大幅に変わったなぁ



やっぱり頻繁にお菓子を作ったり、多めに作る人はあると便利だよね
スタンドミキサー(卓上ミキサー)を選ぶポイントとは?


スタンドミキサーはお菓子作りやパン作りに非常に役に立ちますが、2万円台のものから10万円程度するものまでさまざまな種類が販売されています。
そんなスタンドミキサーを選ぶポイントは主に以下の10個あります。
- モーターのパワー(ワット数)
- 最大処理量
- ボウル容量
- ミキシング方式
- スピード調節機能
- アタッチメントの種類
- サイズと重量
- 耐久性と連続使用時間
- ノイズレベル
- メーカーサポート
それでは、一つずつ見ていきましょう。
スタンドミキサーを選ぶポイント①|モーターのパワー
スタンドミキサーを選ぶ際、まずはモーターのパワーを確認しましょう。ワット数が高いほど重たい生地を混ぜる力が強くなります。
設計やギア比の影響もあるため、単純に数値だけでは判断できない場合もありますが、下記も参考にしてみると良いでしょう。
作業内容 | ワット数の目安 | 例 |
---|---|---|
軽作業(ホイップ・軽い生地) | 200~300W程度 | 生クリームのホイップ、スポンジケーキ生地の作成 |
中量作業(クッキー・軽いパン) | 300~500W程度 | クッキー生地、300g程度のパン生地 |
重作業(全粒粉パン・ピザ) | 500W以上 | 全粒粉を使ったパン生地、分量の多いピザ生地 |



キッチンエイドのスタンドミキサーは250Wでもパン作りができるので一概にワット数だけで判断はできないのでご注意を!
ワット数が低くても、モーター設計やギア比によってトルクが強い製品もあります。カタログ値だけでなく、メーカーの公式推奨の作れる用途も確認するようにしましょう。
スタンドミキサーを選ぶポイント②|最大処理量
作りたい生地や量に合った最大処理量かを必ず確認しましょう。メーカーが公表している「パン生地は何gまで」「卵白は何個分まで」などの数値を参考に選ぶと、モーターへの負担や混ざりムラを減らせます。



お菓子作りやパン作りがメインの方は普段作る量よりもやや余裕のあるモデルを選ぶと安心ですね
各生地やクリームの目安は下記の通りです。
メーカー公表の目安例:700g~1kgなど
おすすめ容量(家庭向け)
- 1斤サイズのパンを週1~2回ほど焼くなら、最大700g程度対応のモデルで十分。
- 2斤サイズ(粉量500g前後)やピザ生地もまとめてこねたい場合は、最大1kg対応のモデルを検討すると安心。
スタンドミキサーを選ぶ際に、公式推奨のサイズを確認して余裕のあるモデルを選ぶとより良いと言えます。



自分に合った容量を選ぼう!
スタンドミキサーを選ぶポイント③|ボウル容量
ボウル容量は3~5リットルが家庭用の定番です。
6リットル以上の大容量モデルは、大人数用や業務用に向いていますが、少量調理では混ぜムラが出やすくなることも。お菓子・パン作りで頻度の高い分量と照らし合わせながら選びましょう。
種類 | 容量の目安 | 対象 |
---|---|---|
家庭用 | 3~5リットル | 1~4人分の調理が多い方に最適 |
大容量(業務用) | 6リットル以上 | 5~10人以上の大量調理や業務用におすすめ |
容量を選ぶ際に、少量での調理でも利用することが多い場合は、小さめのサイズを選ぶのがおすすめです。
ケーキ1台分(18~20cmスポンジ)や少量のパン生地がメインなら、3~4リットルほどの容量で十分と言え、大きすぎるボウルだと材料がうまく混ざらない可能性があります。



逆に、大人数や頻繁に作り置きする方は大容量がおすすめね。
「1~4人分の分量が中心か」「たくさんの生地を一度に仕込むか」で最適なボウル容量は変わります。用途に合ったサイズを選べば、混ぜムラのリスクを減らし、快適にお菓子やパン作りを楽しめますよ。
スタンドミキサーを選ぶポイント④|ミキシング方式
スタンドミキサーには、大きく分けて「プラネタリーミキシング」と「シンプルミキシング」の2種類があります。混ぜムラが少ないプラネタリー方式が主流ですが、軽作業がメインならシンプル方式も選択肢になります。
方式 | 特徴 | 向き・メリット | おすすめ度 |
---|---|---|---|
プラネタリーミキシング | アタッチメントが自転+公転するため、ボウル内をくまなく攪拌 | ・混ぜムラが少ない ・高性能モデルが多い | ◎ |
シンプルミキシング | 一般的なハンドミキサーのように軸が回転するだけ | ・軽作業向け ・価格が抑えめ | △(ハンドミキサーで十分) |
プラネタリーミキシングの特徴
- スポンジケーキやパン生地のように、均一に攪拌する必要がある生地に最適。
- 混ぜ残しを極力減らしたい人や、頻繁にお菓子・パン作りをする人向け。
- 高性能モデルが多いため、価格がやや高めの場合がある。
シンプルミキシング
- 軽い生地が中心で、あまり複雑な混ぜ込みが必要ない場合におすすめ。
- 価格が抑えめで、コンパクトなモデルも豊富。
- 重めの生地(全粒粉パンや大量のピザ生地など)では、混ぜムラやモーター負荷に注意。



せっかくスタンドミキサーを選ぶのであれば、プラネタリーミキシングのものを選びましょう!
スタンドミキサーを選ぶポイント⑤|スピード調節機能
生地の種類や目的に合わせてスピード調節ができるかも重要です。特に6~10段階の調節が可能なモデルなら、多様な生地づくりに対応しやすくなります。
各速度別の作業内容は下記の通りです。
- パン生地やクッキー生地のこね・練り込み
- 生地に空気を入れすぎないよう、ゆっくり練りたい場合に便利
スタンドミキサーを選ぶポイント⑥|アタッチメントの種類と用途
スタンドミキサーの魅力は、豊富なアタッチメントによる多用途性です。主なアタッチメントには以下のものがあります。
- 泡立て器:メレンゲや生クリームの泡立てに最適。
- フラットビーター:クッキーやケーキの生地作りに便利。
- こねフック:パンやピザの生地をスムーズにこねる。
また、ブランドによっては専用のアタッチメントを追加購入でき、パスタマシンやフードプロセッサーとしても利用可能です。自分の作りたい料理やお菓子に合わせて選びましょう。
スタンドミキサーを選ぶポイント⑦|サイズ感と収納性
スタンドミキサーは、キッチンのスペースに合ったサイズ感を選ぶことが重要です。一般的に、スタンドミキサーは大きくて重いものが多いため、常にカウンター上に置くのか、使用時だけ取り出すのかを考慮する必要があります。
軽量でコンパクトなモデルは、小さなキッチンでも邪魔にならず、収納しやすいです。一方で、大容量モデルは重量があるため、頻繁に移動させるのには向きません。収納スペースの確保や、設置場所の高さ制限も事前に確認しておくと安心です。
スタンドミキサーを選ぶポイント⑧|コストと長期的なコスパ
スタンドミキサーの価格帯は幅広く、1万円台から10万円以上のものまで存在します。高価格帯のモデルは耐久性が高く、長期間使えるため、結果的にコスパが良い場合があります。一方、初心者や使用頻度が少ない場合は、手頃な価格帯のモデルから試してみるのも良い選択です。
また、保証期間やアフターサービスも重要なポイントです。長期的な視点で考えると、消耗部品の交換が可能なブランドや、サポート体制が充実しているメーカーを選ぶと安心です。
スタンドミキサーは決して安い買い物ではありませんが、用途や頻度に合わせたモデルを選ぶことで、長く満足して使える相棒となるでしょう。
スタンドミキサーで作れるもの
スタンドミキサーは、キッチンの万能選手です。パンやお菓子だけでなく、さまざまな料理に活用できます。手間のかかる作業をスピーディーにこなし、調理の効率を大幅に向上させます。
簡単にクリームを泡立てたり、肉の練りを行ったりと、多用途に使用できる優れものです。さあ、スタンドミキサーを使いこなして、日々の料理をもっと楽しく、もっと美味しくしてみましょう。
パンやお菓子作りに活用
スタンドミキサーは、特にパンやお菓子作りにおいてその実力を発揮します。生地のこね作業は、手作業だと時間と労力を要しますが、スタンドミキサーを使えば均一に練り上げることができます。
さらに、メレンゲやホイップクリームの泡立ても驚くほど簡単に。お菓子作りで大切な気泡をしっかりと保持し、美しい仕上がりのスポンジケーキやシュークリームが楽しめます。これにより、複雑なレシピも手軽に挑戦できるようになります。
パン生地のこね:均一なグルテン形成でふっくらした仕上がりに
メレンゲの泡立て:20°Cで泡立てると効率的(PDF参照)。ふんわりとした仕上がりを実現
スポンジケーキ:混ぜ時間を守ることでグルテン過多を防ぎ、失敗を最小限に
その他の調理アイデア
スタンドミキサーの用途はパンやお菓子に留まりません。
例えば、ハンバーグや餃子のタネを一度に混ぜたり、卵を使ったオムレツの卵液を滑らかに仕上げたりするのにも大変便利です。また、パスタの生地を作ったり、じゃがいもをマッシュしてクリーミーなポテトサラダを作ったり、多岐にわたる調理に使えます。
スタンドミキサーのアクセサリーを追加することで、さらに多くのレシピに対応できるようになり、料理の幅が広がります。
- ハンバーグや餃子のタネ:短時間で均一に練り上げる
- パスタ生地:専用アタッチメントで成形も可能
- マッシュポテトや生地作り:滑らかな食感を実現
スタンドミキサーの口コミや評判をチェック
多くの口コミでは、パンやケーキ作りにおける効率の良さや、均一な仕上がりが高く評価されています。
メリットとして最も多く挙げられるのは、手作業では難しい長時間のこね作業や、均一な泡立てが可能な点です。また、アタッチメントを使い分けることで、多様な料理やスイーツ作りに対応できることも評価されています。
一方で、デメリットとして挙げられるのは、重量やサイズ感です。特にキッチンスペースが限られている場合、収納場所の確保が課題になることがあります。また、初心者には高価格帯のモデルが割高に感じられる場合もあるようです。
人気モデルのリアルな評価(キッチンエイドなど)
人気モデルのスタンドミキサーについて、リアルな評価を見てみましょう。例えば、KitchenAidやバーミックスなどのブランドは、多くの家庭で高い支持を得ています。これらのモデルは、耐久性や使い勝手の良さで定評があります。
KitchenAidのスタンドミキサーは、クラシックなデザインと多彩なカラー展開で人気です。さらに、豊富なアタッチメントが用意されており、用途に応じてカスタマイズが可能です。一方で、重量があるため移動が少し大変との声もあります。
バーミックスのスタンドミキサーは、比較的コンパクトな設計でありながら、高い性能を持つ点が評価されています。初心者でも扱いやすい操作性や、静音設計も魅力です。
これらの口コミや評判を参考に、自分のライフスタイルに合ったモデルを選ぶことで、より満足度の高い買い物ができるでしょう。
スタンドミキサーのメンテナンスとお手入れ方法
スタンドミキサーは、日々の料理作りを助ける便利なキッチンツールですが、定期的なメンテナンスと適切なお手入れを行うことで長持ちさせることができます。まず使用後はすぐに清掃を行うことが肝心です。
また、使わないときにはカバーをかけて埃や汚れから保護しましょう。部品が取り外せるタイプの場合は分解して洗浄し、しっかりと乾燥させることをお勧めします。
長持ちさせるコツ
スタンドミキサーを長く使い続けるためには、日常的なメンテナンスが欠かせません。使用後は必ず各部品を分解し、適切に洗浄しましょう。特に、食材が付着しやすいアタッチメント部分やボウルの縁を念入りに洗うことが重要です。
- 清掃時間の目安
食材残留物が酸化を引き起こすため、使用後**30分以内にぬるま湯(約40°C)**で洗浄するのが理想とされています。 - 潤滑油の補充
モーター部分の寿命を延ばすため、100時間使用ごとに潤滑油を補充すると良いと記載されています。 - 保管場所
湿気の少ない場所で保管し、直射日光を避けることで素材の劣化を防ぎます。
清掃時に注意すべきポイント
- モーター部への水分厳禁:防水仕様ではないため、水をかけたり浸けたりしないこと
- アタッチメントの食器洗い機対応可否を確認:高温洗浄による変形を防ぐ
- 回転軸部分の汚れ:油や食材カスが溜まりやすいので、専用ブラシや爪楊枝で丁寧に落とす
スタンドミキサーの清掃時には、いくつかの注意点があります。まず、モーター部は防水仕様ではないため、水に浸けたり濡れた布で拭くことは避けましょう。汚れがひどい場合は、乾いた布で拭き取った後、軽く湿らせた布で仕上げると安全です。
また、食器洗い機を使用する場合は、対応可能な部品のみを入れるようにしてください。対応外の部品を高温で洗浄すると、変形や劣化の原因となることがあります。
さらに、アタッチメントの接続部分や回転軸には油や汚れが溜まりやすいので、専用のブラシや爪楊枝を使って丁寧に清掃しましょう。これにより、動作不良や錆びを防ぐことができます。
まとめ|自分に合ったスタンドミキサー(卓上ミキサー)を選ぼう
スタンドミキサーは、料理やお菓子作りを効率化し、仕上がりの質を向上させる便利なキッチン家電です。しかし、用途やライフスタイルに合ったモデルを選ぶことが重要です。
モーターのパワーやボウルの容量、アタッチメントの種類といった機能面を考慮するだけでなく、収納スペースや価格帯についても検討しましょう。また、口コミや評判を参考に、実際の使用感をイメージすることも大切です。
適切なメンテナンスを行うことで、スタンドミキサーは長期間にわたって快適に使用できます。ぜひ、自分にぴったりの一台を見つけて、毎日の料理やお菓子作りをより楽しんでください。
製品名 | 容量 | 出力 | 速度段階 | 重量 | 特徴 | パン適性 | お菓子適性 |
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ENRO スタンドミキサー | 6L | 300W | 12段階+タイマー | 16kg | 静音設計/吸盤付き/タイマー機能 | 粉700gまで、家庭用向け | スポンジ18〜20cm型対応、生クリーム1Lまで |
Kitchen in the box スタンドミキサー | 4.5L+5L | 450W | 10段階+パルス | (公式未記載) | 2ボウル付き/コンパクト設計 | 450Wで食パン生地程度なら対応可 | 15cm型まで、少量〜中量向け |
KitchenAid スタンドミキサー KSM150 | 4.8L | 225W | 10段階 | 13.1kg | プラネタリーミキシング/金属構造/拡張アタッチメント多数 | 粉1kg超まで対応、本格パン向け | スポンジ〜パウンド幅広く、少量も可 |
KitchenAid スタンドミキサー 3.5QT | 3.3L | 250W | 10段階 | 7.5kg | コンパクト設計/フードグラインダー付属 | 粉720gまで、日常パン作りに最適 | 少量仕込み◎、卵白や生クリーム泡立てに強み |













