ハンドミキサーは安い機種から、高性能機種まで特徴が違ってどれを選べばいいかわからないものです。
そこで本記事では、お菓子作りにおすすめのハンドミキサーとその選び方をパティシエのどらかめ(@kame_okashi)が徹底解説しつつ、人気の機種をご紹介します。
今、もっともおすすめのハンドミキサーとは?
ハンドミキサーってピンキリだけど、結局どれを選べばいいの?
「重さ」「回転数」「アタッチメント」「収納&衛生面」の4つのポイントを抑えれば大丈夫だよ♪
それでは、お菓子作りが楽しくなるおすすめのハンドミキサーと選び方を解説して行きましょう。
ぼくの結論としては、「静音性」「ハイパワー」「アタッチメント豊富」な【キッチンエイド KHM928ER】がもっとも良いでした!
気になるところへ読み飛ばす
【比較】お菓子作り用ハンドミキサーの4つ種類とは?
お菓子作りで使うミキサーは、以下の4つに分ける事が出来ます。
- 泡立てるだけの単機能タイプ
- アタッチメント付きの高性能タイプ
- ミキシングボウル付きのハンドミキサー
- 卓上ミキサー
アタッチメントの有無やスタンドタイプなどさまざまですが、手持ちのハンドミキサーは高性能なハンドミキサーとシンプルで安い低価格タイプに分けることができます。
高性能機種と安いハンドミキサーを比較
「単機能タイプ」と「アタッチメント付きの高性能タイプ」で、できることを比較すると以下のようになります。
お菓子作り初心者であれば、単機能タイプでも十分ですが、本格的にお菓子作りをしていくのであれば、高性能タイプや卓上ミキサーも非常におすすめです。
高性能タイプに付属のアタッチメントがあれば、お菓子作りの幅も広がりますよね。
ハンドミキサーとスタンドミキサーを比較
ハンドミキサーと卓上ミキサーの違いを並べると下記の通りとなります。
種別 | 泡立て性能 | 連続運転時間 | 容量 | 作れるもの |
低価格ハンドミキサー | △ | × | △ | ケーキ全般 |
高性能ハンドミキサー | ○ | ○ | △ | ケーキ全般・パン生地 |
スタンドミキサー | ◎ | ○ | ◎ | ケーキ全般・パン生地 |
スタンドミキサーはハンドミキサーと比較すると2~3倍近くの量を作成することが可能です。
モーターのバワーもかなり強く、硬い生地でも簡単に作ることができます。
逆に低価格帯のハンドミキサーはエントリーモデルの印象が強く、長期的に使用する場合は生地作成に時間がかかり失敗する原因になりかねません。
仕事でキッチンエイド使っていましたが、とても使いやすかったです!
ハンドミキサーとハンドブレンダーの比較
ハンドミキサーって、ハンドブレンダーと一体型のものではダメなの?
ハンドブレンダーと一体型のタイプは、お菓子作りには全くおすすめできないので要注意です!
多くのハンドブレンダーと一体型の機種は、「ハンドミキサー」「ハンドブレンダー」「フードプロセッサー」の3種類がセットになっており、お得に感じます。
しかし、全てにおいてパワーが足りず、使っているうちに個別で書い直すことも。
そんなハンドブレンダータイプですが、特徴をまとめると以下の通り。
コンパクトで持ち回りがいいので、たまに生クリームを泡立てるくらいなら十分だと思います。
が、メレンゲやスポンジ生地、クッキー生地などを作りたいならハンドミキサーを購入することをおすすめします。
私も生クリームを泡立てるくらいしか使ってないけど、それなら十分かな。
とは言ったものの、ハンドブレンダーやフードプロセッサーがあるとお菓子作りが劇的に上達したり楽になるので、個別で購入するのも選択肢としてあります。
ハンドミキサー、ハンドブレンダー、フードプロセッサーのそれぞれ出来ることをまとめると以下の通り。
種別 | 作れるお菓子 | 得意なこと | 苦手なこと |
ハンドミキサー | ・スポンジ ・メレンゲ ・シフォン ・チーズケーキなど | 【泡立て全般が得意】 アタッチメントなどがあればパンを作ったりクッキー生地を作ったりも出来ます。 | 【硬い生地作り】 基本的には泡立てで使うので硬い生地作りには向いていません。 |
ハンドブレンダー | ・自家製ピューレ ・チョコのガナッシュ | 【乳化に活躍する】 チョコレートが分離した時にあると安心です。 生地をなめらかな食感にしたい時にも便利。 | 【泡立て・粘り気のある生地】 泡立てはできません。 パンのような粘り気のある生地も下位機種では苦手です。 |
フードプロセッサー | ・スコーン ・クッキー ・ブリゼ生地 | 【スコーン作りに大活躍!】 スコーンやタルトを混ぜる時にあると便利。 ナッツを砕いたり、紅茶を粉砕もできます。 | 【泡立て・粘り気のある生地】 泡立てはできません。 パンのような粘り気のある生地も下位機種では苦手です。 |
このように、使う道具によってできることはかなり変わるので、自分にあった器具選びをしていきましょう♪
お菓子作りにプロがおすすめするハンドミキサーの選び方
お菓子作り用のハンドミキサーを選ぶポイントは、主に以下の4つです。
それでは選ぶポイントを、さらに詳しく解説して行きましょう
1. 片手で持てる重さのハンドミキサーがおすすめ
ハンドミキサー選びで意外と重要なのが、手で軽く持てる重さであるかという事。
ハンドミキサーを持って10分以上動かし続けていると、結構腕が疲れてきます。
共立ての生地をたくさん泡立てる時は大変なんだよね!
そこで、女性の方であれば「重さが1kg前後」「大きさ20cm以内」のものを目安に選ぶととっても楽でおすすめです。
軽いモデルなら子供でも一緒にお菓子作りを楽しめるね♪
ただ、ここで注意が必要なのが、高性能の機種になるほど重量が重くなるという点。
今回ご紹介する機種は1.1kgとなるべく軽いものをチョイスしましたが、ご自身の使う環境などをよく考えて購入してみることをおすすめします。
子供用のものであれば、軽い単機能なハンドミキサーが向いていますね♪
2. 回転数が多いハンドミキサーがおすすめ
ハンドミキサーは回転スピードを3段階まで変更できるものから、10段階まで変更できる機種まであります。
メレンゲを作ったり、生クリームを立てるだけであれば3段階のもので十分と言えます。
しかし、スポンジ生地やムース用クリームの泡立て具合にこだわりたいなら、5段以上変更できるものを選びましょう。
低速の時こそ10段変速のミキサーがとっても活躍しますね♪
さらに、連続運転時間をチェックすることも重要です。
連続運転時間が長い機種は、発熱しにくく壊れにくいので長く使いたいひとは運転時間もチェックしましょう!
連続運転時間とは連続で動かし続けても発熱しない時間のこと。
これは主に「定格時間」と書かれています。
安定した気泡作りのためには、10分以上連続で回し続ける事が出来る機種を目安に選びましょう。
記事内で紹介しているミキサーの定格時間は下記の通りになります。
機種名 | 連続運転時間 |
貝印ハンドミキサー DL0501 | 10分 |
アイリスオーヤマ ハンドミキサー PMK-H01-W | 3分 |
クイジナート スマートパワー 3スピード ハンドミキサー HM-030WJ | 10分 |
クイジナートハンドミキサーHM-060SJ | 30分 |
キッチンエイド 9KHM928ER | 30分以上 |
3. ハンドミキサーにアタッチメントは必要?
高性能ハンドミキサーが優れている点は、複数のアタッチメントがあることです。
ハンドミキサーに付くアタッチメントは主に「ビーター」「ホイッパー」「ニーダー」の3種類に分けられ、用途によって使い分けます。
ハンドミキサーに付くアタッチメントの種類とできることをまとめると以下のようになります。
- ビーター(混ぜる)
➡︎クッキーやバター生地など硬い生地を混ぜられる - ホイッパー(泡立てる)
➡︎大きい羽で生クリーム、メレンゲなどをきめ細かく泡だてます - ニーダー(こねる)
➡︎手でこねるのが大変なパン生地作りに大活躍!
硬い生地を強い力で混ぜることができたり、より細かい気泡のを作ることができる上に、手早く混ぜることで状態の良い生地作りができます。
さらに、アーモンドクリームなどの乳化が重要な生地作りでも、手で混ぜるよりも綺麗に乳化させることが可能です♪
お菓子作りを趣味にしたいなら、高性能ミキサーで楽に作れる環境作りも重要だね!
4. 自立式&収納付きのハンドミキサーがおすすめ
最後のポイントに収納面や自立するのかという点もチェックしましょう。
お菓子作りでは、泡立てながら材料を入れていくことも多いので、自立という点は重要です。
さらに、収納ケースがあると付属品の紛失をふせぐこともできますし、衛生的でもあるので収納ケース付きで自立するタイプを選びましょう!
また、格安なハンドミキサーだとたまに、泡立て部分の着脱ができない機種があるので注意が必要です。
お菓子は生ものですから、なるべく常に衛生的でいれる機種を選びましょう!
泡立ての途中で、粉や砂糖をいれることがあるので自立することは重要ですね♪
プロがおすすめする4つのお菓子作り用ハンドミキサーを比較
これまでの内容をまとめると、ハンドミキサーを選ぶポイントは以下の通りです。
特に、アタッチメントの有無とハンドミキサーの回転数はとても重要なので、ぜひ参考にしてみてください。
そんなわけで、パティシエ歴14年のぼくがおすすめのハンドミキサーを4つにまとめました。
ズバリこんな感じだよ♪
【安さ重視!】貝印(Kai Corporation) 電動ハンドミキサー DL0501
最軽量!
低価格と最軽量を実現したハンドミキサー
低価格帯のハンドミキサーながら、5段階のスピード調節ができるなど最低限必要な機能が揃ったエントリーモデルです。
さらに、貝印ハンドミキサー DL0501は、通常のハンドミキサーでは1kgが平均的な重さである中、730gと大幅に軽量化された機種となっています。
そのため、力のない女性でも気軽に使用することができます。
商品名 | 貝印 ハンドミキサー DL0501 |
---|---|
サイズ | 約幅15×奥行17.8×高さ9.5cm |
重さ | 約 730g(収納ケース、ビーター含む) |
連続運転時間 | 10分 |
静音性 | ○ |
アタッチメント | ホイップするビーターのみ |
とりあえず泡立てられればOKと言う人にはおすすめです♪
アイリスオーヤマ ハンドミキサー PMK-H01-W
安さ重視!
お菓子作り初心者がまず買っておきたいハンドミキサー
アイリスオーヤマ製という安心感と、シンプルで安定したパワーのあるスタンダートモデル。
国内ブランドのサポートの充実さを考えると、1,000円代の格安ハンドミキサーよりも安心感があり、価格もそれなりに安いという点で優れています。
速度変速は5段階で調節ができ、それぞれの用途は下記のようになります。
回転速度 | 作業目安 |
低速 | ・卵をほぐす ・大きな気泡を消す |
中速 | ・バター生地を混ぜ合わせる ・生クリームを泡立てる |
高速 | ・卵を泡立てる |
実際に作っていて驚いたのは消費電力が250wもあり、15cmのジェノワーズ2台が 7分程度で泡立った点です。低価格でもしっかりと泡立ちの良い機種としておすすめです。
基本的なお菓子作りでは十分必要な機能を持ち合わせ、初心者から中級者まで使うことができる安心の一台。
ただし、キッチンエイドなどの高性能ハンドミキサーと比べると、速度の幅の調整がしにくく少し生地の状態を見極める力が必要ですね。
価格が安いので、高コスパであることは間違いなし!
ハンドミキサーの安価な機種では、「自立しない」「ケースがない事から不衛生」という機種も少なくありません。
自立しないと意外とストレスだよね
その点、アイリスオーヤマ ハンドミキサー PMK-H01-Wは自立する上に、専用ケース付きと衛生面でも安心できます。
ただし、一つ注意点があり、定格時間が3分と非常に短いため、5段階とは言いつつ、MAXスピードで泡立て続けるのは非常に厳しいといえます。
機種名 | 連続運転時間 |
貝印ハンドミキサー DL0501 | 10分 |
アイリスオーヤマ ハンドミキサー PMK-H01-W | 3分 |
クイジナート スマートパワー 3スピード ハンドミキサー HM-030WJ | 10分 |
クイジナートハンドミキサーHM-060SJ | 30分 |
キッチンエイド 9KHM928ER | 30分以上 |
ただし、お菓子作りをする上で、常にMAXスピードで回転させることはそうありませんので、泡立て程度であれば、問題ないでしょう。
軽めの生地作りがメイン使用で、自立・ケース付きなどにメリットを感じる人にとってはおすすめの機種と言えますね。
商品名 | アイリスオーヤマ ハンドミキサー PMK-H01-W |
---|---|
サイズ | 収納時:幅約9×奥行約20.5×高さ約20.3 (コード:1.7m) |
重さ | 1.2kg |
連続運転時間 | 3分 |
速度切り替え | 5段切り替え |
静音性 | △ |
アタッチメント | なし |
お菓子作りの入門機としては十分な性能を発揮してくれるでしょう!
クイジナート スマートパワー 3スピード ハンドミキサー HM-030WJ
憧れのクイジナートは使いたいけど、いきなり高級機種は⋯と思う初心者の方に
クイジナートHM-030WJは、ハンドミキサーメーカーの大手クイジナートが発売する初心者向けのエントリーモデルです。
スピード切り替えは3段・5段切り替えの2種類がありますが、個人的には3段階変速の「HM-030WJ」がおすすめです。
モーターこそ、180Wではありますが、定格時間も10分とモーター性能とのバランスも良く、安心してお菓子作りを行えると言えます。
さらに、コードが邪魔にならないよう、180度回転してくれるのも地味に嬉しいポイントです。当然自立もしてくれるため、材料の入れ忘れなどがあっても安心です。
お菓子作りは慌てることも多いからハンドミキサーが扱いやすいのは嬉しいね!
ただし、ハイパワーを売りにしたアメリカのブランドなだけあって、静音性はイマイチですので、注意が必要です。
※従来品よりも静音性が25%向上していますが、それでも大きな音だと思います。(65デジベルと記載がありますが、結構大きいです。)
価格は抑えつつ、ある程度しっかりと長く使える機種が欲しい方はおすすめの機種と言えますね!
商品名 | クイジナート スマートパワー 3スピード ハンドミキサー |
---|---|
サイズ | サイズ:幅 85mm x 奥行210mm x 高さ305mm (コード:1.6m) |
重さ | 1kg |
連続運転時間 | 10分 |
速度切り替え | 3段切り替え |
静音性 | △ |
アタッチメント | なし |
クイジナート ハンドミキサー HM-060SJ
予算を抑えつつもアタッチメントで色々と作りたいひとへ
HM-060SJはミキサーメーカーとして有名なクイジナート社のハンドミキサー。
こちらの機種は、ハイパワーなモーターを積んでいるので、連続運転時間が30分と長めに設定されています。
力強いモーターのおかげで付属の3種類のアタッチメントを楽々使いこなす事が出来るので、お菓子作りがもっと楽しくなります♪
- ビーター(混ぜる)
➡︎クッキーやバター生地などをすり混ぜる - バルーンウィスク(泡立てる)
➡︎大きい羽で生クリーム、メレンゲなどをきめ細かく泡だてます - ニーダー(こねる)
➡︎手でこねるのが大変なパン生地作りに大活躍!
ハイパワーな反面、静音性がイマイチな点と、自立が難しいのが今ひとつ物足りない部分と言えるかもしれません。
しかし、1万円を切るハンドミキサーでアタッチメントが付いているのはだいぶお得なので、音が気にならないひとにはおすすめできます♪
商品名 | クイジナート HM-060SJ |
---|---|
サイズ | 約幅95×奥210×高295mm |
重さ | 1.1kg |
連続運転時間 | 30分*最低速度時(スピード1)は5分 |
速度切り替え | 5段階変速 |
静音性 | △ |
アタッチメント | ビーター/バルーンウィスク/ニーダー(パン用) |
アタッチメントを使って色々と作ってみたいひとにはピッタリだね!
キッチンエイド ハンドミキサー KHM928ER
キッチンエイドは1919年の創業の小型の調理器具メーカーです。
定番のスタンドミキサーからハンドミキサーまで、高品質なキッチン家電メーカーの代名詞とも言えます♪
高品質なだけあって、一度使ったら手放せない機能が十分に備わっている機種だね♪
KitchenAidのハンドミキサー(本体)はメタリックレッドで高級感があり、シンプルながら使い勝手の良さそうなデザインです。
ハンドル上部にはスピード調節機能が付いており、速さは1~9段階と細かく調節できるようになっています。
さらに本体は自立する上、コードは自在に回転させることができるので作業面まで考慮されたハンドミキサーと言えます。
コードに付属されているコードストラップはコードをコンパクトにまとめることができる点も、収納において非常に便利なんですよね♪
さらに「キッチンエイドハンドミキサー 9KHM928ER」は一般的なハンドミキサーで使用しているACモーターではなく、高性能DCモーターを使用しています。
DCモーターは、動力をシャフトに直接伝える為、安心した回転とパワーの両方を備えて、パン生地まで捏ねることができます。
特徴 | DCモーター | ACモータ |
安定度 | 直流なので 回転が安定 | +/-に変化する ので回転が不安定 |
速度 | 低速から高速まで 細かく設定可能 | 細かく調整不可 |
パワー | パワーが強い | パワーが弱い |
経済性 | 効率的で電気代が安い | 電気代がDCの10倍 |
また、ご自宅でミキサーを使用するとモーター音が気になることも多いですが、キッチンエイドのハンドミキサーは振動が少なくパイパワーながら音が静かな点も高評価できます。
一般的なハンドミキサーに比べて消費電力が低い点もポイントですね!
このDCモーターのおかげで、「キッチンエイド 9KHM928ER」は一般的なハンドミキサーが3~5段階変速なのに対し、9段階に変更することができます。
ジェノワーズの生地のキメを整えたり、生クリームが飛び散りにくくなるなど低速ならではのメリットがあります。
持ちやすさの面では、サイズは16.35×8.8×19.05(cm)と、他のハンドミキサーとそこまで変わらない大きさとなっています。
また、重さは1.1kgと平均的な重さですが、片手で数分持つ分には気にあまり気になりません。
さらに、ハンドル部分は持ち手の柔らかいソフトハンドル仕様となっているため、使用感は問題なく機能と使いやすさを兼ね備えた機種と言えますね♪
細部のグリップまでこだわっているんだね!
高性能ミキサーといえばアタッチメントも重要だけどどうなの?
キッチンエイドはアタッチメントも抜かりない作りになっているよ♪
「キッチンエイド 9KHM928ER」の付属品は、以下の内容となっています。
- ホイッパー
- 生地用フック
- ターボビーター
- リキッドブレンダー
- 保存パック
写真の左から順に、ホイッパー・生地用フック・ターボビーター・リキッドブレンダー・一番上にあるのが保存バッグになります。
それぞれのアタッチメントの特徴をまとめると下の図のようになります。
- ホイッパー(泡立てる)
➡︎大きい羽で生クリーム、メレンゲなどをきめ細かく泡だてます - パン生地用フック(こねる)
➡︎手でこねるのが大変なパン生地作りに大活躍! - ターボビーター(混ぜる)
➡︎クッキーやバター生地など硬い生地を混ぜられる - リキッドブレンダー(攪拌)
➡︎スムージーやスープの攪拌に活躍!
お菓子作りでよく使うもので言うと、やはりホイッパーとターボビーターですね。
通常のハンドミキサーはビーターでメレンゲを泡立てていますが、やはり羽の数や形状が最適化されていないため、泡立ちが荒くなったり時間がかかったりします。
通常のハンドミキサーだと、泡立てるのに15分以上かかりますが、「キッチンエイド 9KHM928ER」では写真のようにもったりと泡立った状態になるまでおよそ9分かかりました。
その間「キッチンエイド 9KHM928ER」の攪拌力が落ちることもなく、改めて内蔵されたモーターのパワフルさを感じられました。
大きめの気泡を無くしキメを整えるため、1分ほど低速の3段階目の速さで混ぜて生地の完成です。
また、気になる音の大きさですが、個人差があると思いますが、最速の9段階目のスピードでもぼくはそこまでうるさく感じませんでした。
他のハンドミキサーと比較し「キッチンエイド 9KHM928ER」を選んだ決め手が「静音性」だったので、実際に使用した上でその性能にとても満足しています。
クイジナートのミキサーと比べるとかなり静音声があります!
詳細レビューは「【使用レビュー】キッチンエイド 9KHM928ERの評判とは?」でより詳しく解説しています♪
商品名 | キッチンエイドKHM928ER |
---|---|
サイズ | 幅88×高さ164×奥行19mm |
重さ | 1.1kg |
連続運転時間 | DC直流モーターで 長時間運転も◯ |
速度切り替え | 9段階変速 |
静音性 | DCモーターで 静音性◎ |
アタッチメン | ダブルターボビーター/ワイヤーホイップ/ ダブルドゥーフック/リキッドブレンダー |
さすがは100年続くミキサーメーカーと言えますね♪
お菓子作りにプロがおすすめするハンドミキサー比較のまとめ
本記事で紹介した「お菓子作りにおすすめのハンドミキサーの選び方」をまとめると以下の4つがポイント。
特にアタッチメントの有無や、回転数が自分合っているのかは重要なポイントになります。
これからお菓子作りを頻繁にしていきたいなら、高性能の機種を買っておけば後悔することはありません。
しかし、たまにしかお菓子作りをしないのであれば、パナソニックMK-H4-Wで十分活躍してくれるといえます。
お菓子作りをどれくらい本気でやりたいかで、選ぶ機種は変わりますね♪
比較検討用の表は以下の通り。
商品名 | 貝印 ハンドミキサー DL0501 | アイリスオーヤマ ハンドミキサー PMK-H01-W | クイジナート スマートパワー 3スピード ハンドミキサー HM-030WJ | クイジナート ハンドミキサー HM-060SJ | キッチンエイド ハンドミキサー KHM928ER |
---|---|---|---|---|---|
サイズ | 約幅15×奥行17.8×高さ9.5cm | 収納時:幅約9×奥行約20.5×高さ約20.3 (コード:1.7m) | サイズ:幅 85mm x 奥行210mm x 高さ305mm (コード:1.6m) | 約幅95×奥210×高295mm | 幅88×高さ164×奥行19mm |
重さ | 約 730g | 1.2kg | 1kg | 1.1kg | 1.1kg |
連続運転時間 | 10分 | 3分 | 10分 | 30分*最低速度時(スピード1)は5分 | DC直流モーターで長時間運転も◯ |
速度切り替え | 5段階 | 3段切り替え | 3段切り替え | 5段切り替え | 9段切り替え |
静音性 | ○ | △ | △ | △ | ◎ |
アタッチメント | なし | なし | なし | ビーター/バルーンウィスク/ニーダー(パン用) | ダブルターボビーター/ワイヤーホイップ ダブルドゥーフック/リキッドブレンダー |
ハンドミキサーにもピンからキリまであるので、是非ご自身のお菓子作りライフにあったハンドミキサーを選んでみてください。
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