こんにちは!
かめ(@kamesancafe)です。
カフェを運営しているとお茶利用ばかりでなかなか売上が上がらない!
もっと食事やアルコールを頼んで欲しいって思うことありませんか?そんな時にオススメなのはコースメニューを作る事なんです。
そこでこの記事ではなぜカフェで利益を上げる為になぜコース料理が向いていているのかを解説しています。
カフェにとってコースメニューが向いている理由とは?
カフェにとってコースメニューが向いている理由をみていきましょう。
皆さんがコースで料理を頼みたい時ってどんな時ですか?
- 誰かの誕生日
- 歓送迎会
- 打ち上げ
- お祝い事
- 多人数での利用で一定の金額に抑えたい時
などなどたくさんありますよね。
こうして見てみると利用したい時というのは基本的に特別な一日である事が多いんです。
つまり日常的に使うのではなく非日常感を味わいたい時にコースを頼む事が多いんですね。
記念日や特別な日はいつもと違う空間でちょっと背伸びして食事したいですよね。
こういった理由からカフェの内装や雰囲気が有利になるんです。
特に音楽や内装など、接客など空間演出がしっかりとできるカフェは非日常感という点で居酒屋などに比べると断然コースメニューに向いてることがわかりますよね。
※非日常感について個人店カフェを繁盛させたいなら非日常感を演出しよう!書いていますので参考にして見てください。
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コースメニューのメリット
なぜコースがカフェに向いているかわかったので次はコースメニューを売るメリットを見て行きましょう♪
コースメニューを売ると単純に利益率が上がります。
なぜならコース料理は値段も高くなる上に、お店側で原価などを制御出来るからなんです。
コースは料理内容が決まっているのでお客さんの意志で利益率が変わることはあまりないですよね。
そうする事で客単価アップ&安定した利益をしっかり確保出来る様になるのでお店の運営がとっても楽になるんです。
さらに予約で埋まってしまえば人件費も抑えられて食材ロスも減るので経費も減らす事が出来るようになります。
客単価でいうと僕のお店のコースの平均単価は5000円くらいです。
僕のお店のディナータイムの平均客単価は2000円前後なので5000円の客単価はかなり嬉しいんですよね。
個人の小さなカフェならお茶でミニマムに稼いで行くっていうのも「アリ」ですが、集客力のある場所にお店を構えたり、従業員を2〜3人雇うようになるとそうもいかなくなります。
そういった場合はコース予約を取れる様になると売上に大きく貢献してくれるのでさらに大切なのがわかりますね♪
- 客単価が高くなる
- 原価を一定に抑える事が出来る
- 人件費や食材ロスも防げる
コースが魅力的だと貸切の予約もどんどん入る様になるんです。
貸切はコース予約以上にカフェにとって魅力的な予約なのでそれもコースをしっかり作る利点になってきます。
※貸切を受ける時のコツはこちらの記事にまとめています。
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コースメニューのデメリット
コースにも一応デメリットと呼べる部分があります。
- お客さんが自由に頼む事が出来ない事
- アラカルトと重なってオーダーが入るとキッチンが多少混乱する事
ただコースを頼むお客さんはコースの安心感を求めて予約してくれているので「自由度が低い」というのはデメリットではないとも言えます。
「アラカルトと一緒にオーダーが入る為にキッチン内が混乱する」という点はキッチン内の準備次第で改善していける問題でもあります。
それよりも飲食店にとって問題なのは売上が低下して利益が出ない事です。
何が1番大切なのかの見極めて営業する事が飲食店を経営していく上で非常に大切な事ですよね。
デメリットは多少ありますがそれを超えるくらいメリットがたくさんあるのがコースメニューなのでしっかりとコース予約を取って売上を安定させる事がカフェ経営で大切な事なんです。
カフェでアラカルト(単品メニュー)を売っていくことが難しい理由

こんな風に思う人もいると思います。
しかしカフェでアラカルト(単品メニュー)を売っていくのって結構難しいんです。
カフェって食事に関してやっぱりレストランなんかより劣ってるって思われることが多いんですよね。
量が少なかったり、見掛け倒しで美味しくなかったり、、、
調べてみると、こんなアンケート結果まである様に、そもそもカフェにがっつりと食事をしに来る人がまず少ないんですよね。
全国の30代の男女300人にガッカリなオシャレカフェの利用経験を調査してみました。すると、「ある」と答えた人は全体の39%という結果に……!
「料理がすごく少なく、しかもまずかった。“これで1,000円なんて最悪だ”と思った」
「メニューの写真と全く違う内容を出された」
「ネットの口コミ評判がいいので入ったら、値段に見合わないボロ料理に唖然。経営者が若い子で、どうやらネットの書き込みも自作自演だった様子」
同じ飲食店をやっている身としては耳が痛いですが確かにこんなお店って結構あるんです。
さらに料理の美味しいカフェにはワンプレートで完結できるコストパフォーマンスの良いメニューがある事が多いのでアラカルトまでいかなくなってしまうんです。
その点コースメニューではがっつり飲み食いしたい層を狙うためにオススメなんです。
食事利用をする人を狙うために必要なことは?
コースメニューがオススメなんですが、店内メニューにコースメニューを差し込むやり方では食事利用のお客さんを増やす事は出来ません。
- お茶のお客さんが多い
- 来店数自体が少ない
こんな状況の事が多いと思います。
そんなときに店内だけの案内では新規のお客さんを増やす事は出来ません。
そもそも、お茶をしにきた人にコースをオススメしても絶対に頼みませんよね。
そこで利用したいのがInstagramなどのSNSや食べログなどのネットツールなんです。
外食しようと思った時にまずネットで情報を仕入れてからお店に行く人って結構多いですよね。
僕のカフェでもInstagramなどでメニュー写真を確認してから頼む人がかなり多いんです。
メニューを決める事にまでネットを使うくらいなので、特別な記念日の予約をする時にはお客さんは必ずネットで調べます。
そんな時にお店のコースメニューをしっかりと写真付きでアピールする事でお店に対して信頼感を持って貰うことができる様になるんです。
僕が実際にコースメニュー食べログでアピールした方法は食べログのコース名を変えただけでディナーのコース予約が10倍になった話に書いてあるのでぜひ読んで見てください。
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まとめ
カフェにとってコースメニューは非常に利点がある上に非日常感を演出し易い空間なのでオススメなんですね。
さらに一度コースを頼んでくれて満足してくれたお客さんはリピーターになってくれる可能性も大いにあるんです。
どんどんアピールして食事利用やアルコールの利用を増やして利益を上げて行きましょう!